永野護デザイン展
エルガイムやZガンダム等のロボットデザインやキャラクターデザインを手がけ、代表作でもあるファイブスター物語を描いている永野護の初のデザイン展に行ってきた。
そう。実は俺はF.S.S.が大好きだったりする。1989年の劇場版は勿論当時観に行ったし、MHのガレージキットもいまだに買って作ってる。
▼Read More怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。
エルガイムやZガンダム等のロボットデザインやキャラクターデザインを手がけ、代表作でもあるファイブスター物語を描いている永野護の初のデザイン展に行ってきた。
そう。実は俺はF.S.S.が大好きだったりする。1989年の劇場版は勿論当時観に行ったし、MHのガレージキットもいまだに買って作ってる。
▼Read Moreで、どうせ行くなら同じくF.S.S.好きの千尋とËlminaと一緒に行こう!となって、土日祝日の混雑を避けて有給とって平日朝からいざ東所沢にある角川武蔵野ミュージアムへ!
所沢市のマンホールにはアニメの絵が描いてあって、その中にはF.S.S.も!
角川武蔵野ミュージアムに着くと、開場前にもかかわらず結構な人数の列。えー。平日朝イチなのに。と思いつつ、列が少なくなるまで喫煙所で時間つぶし。列がなくなったところで入場すると、撮影可能なエリアはF.S.S.エリアのみで一眼、ミラーレスカメラは禁止となりますとのアナウンス。マジかよ。気合入れて一眼持ってきちゃったよ。仕方なく以降はスマホで撮影。
展示はサンライズ時代から時系列順に並べられていて、バイファム、ダンバイン、エルガイム、Zガンダム等のスケッチも想像以上に大量に展示。繊細なペン使いや、変形や稼働を強く意識した設定の描き込みに大興奮!世代的に大河原邦男デザインと永野護デザインで育ったから、一気に子供に戻っちゃう。
列に従って観ていくと、やがて大本命、F.S.S.のエリアへ!
もう、興奮して写真撮りまくり。いつもは一眼で写真を撮る俺だけど、多分、人生で一番スマホで写真撮った(笑)
2時間ほど展示を見て、グッズを色々買い込んだ後は、角川食堂の永野護コラボカフェへ。「永野アトリエ賄い飯」という名のF.S.S.オムライス。いやー。注文する時も、受け取る時も恥ずかしかった!一人で行ってたら、絶対に恥ずかしくて頼めなかったね。みんなと行って良かった。
その後は焼き鳥屋さんに移動してお酒を飲みつつ、F.S.S.の話やらゴスの話やらを延々して、本当に楽しい一日だった!いっぱい飲んで、いっぱい笑った!
ピクチャーチケット(クローソー)、クリアファイル(L.E.D. ミラージュ)、下絵リーフレット(チャンダナ)、メッセージ入りメニュー表。
Tシャツ(キュベレイ)、トートバック(カイゼリン)。
ミニアクリルブロック、缶バッジ。
アクリルスタンド(K.O.G.)、オリジナルキーリング、エンブレムチャーム(ミラージュ)。と、おまけで中学生の頃、俺が使っていたミラージュのタイピン(笑)
TOKYO DARK CASTLEにも良く来てくれていた、元ザザクロ、現ALIEN IDOLのクロエが亡くなった。
▼Read More俺がクロエを知ったのは、TOKYO DARK CASTLEだった。デカくて派手な外人の女がいるな、っていうのが最初の印象だった。聞けば、BUCK-TICK好きが高じて日本に来て、ザザクロでヴォーカルをやっているとのことだった。日本で翻訳系の仕事をしているだけあって、日本語は話すのも読むのも書くのもペラペラで大したものだなあ、と思った。
しばらくして、ザザクロを抜けてソロ活動をしていたクロエが、2016年9月22日に西新宿MELODIAでバースデイライブをやるからそれにVJをつけて欲しい、と依頼をしてきた。何度かイメージの擦り合わせをして、当日のVJは本人も気に入ってくれたようでいいライブになったと思う。
その後、クロエは元GaraのKAZZさんとALIEN IDOLを結成して、再びバンド形態でのライブをするようになり、しばらく会うこともなかった。
2017年4月16日。ALIEN IDOLが原宿CROCODILEで主催を打った時、当時PHAIDIAのスタッフもしていた俺は、PHAIDIAのDJ/VJ/カメラマンで久々にクロエに会った。PHAIDIAのライブ写真を撮るついでにALIEN IDOLの写真も撮ったことで、また俺はクロエと一緒につるみだすようになった。
2018年からはALIEN IDOLのオープニングVJ、カメラマン、サイト管理を手伝うようになり、そこからは毎回ずっとスタッフとして手伝うようになった。2019年にALIEN IDOLがアルバム「Universe Full of Sound」をリリースした時には、ジャケット用のアー写を俺が撮った。
クロエは表情や身振り手振り豊かに話をするので、いつも華やかで騒がしかった(笑)ALIEN IDOLのライブ当日にリハが終わって本番前までの間にファミレスにご飯を食べに行くと、毎度クロエのワンマンショーになって、それを見てみんなが笑っている感じになった。
2023.05.06 Beyond the Islands and the Stars Act.14
2024年1月6日。ALIEN IDOLの新年会でみんなで集まった。いつも通りの楽しい一夜だった。でも、それが最後になってしまった。
ALIEN IDOLの活動を開始した頃からクロエはゴス界隈から遠ざかってしまったけど、俺は多分ダーキャ界隈で最後までクロエとつるんだ方だと思う。おやすみ、クロエ。俺がそっちに行くまでに、新曲いっぱい作っておいてくれよ。
元月蝕歌劇団で、function code();やSPEED-iDでもお馴染みの森永理科さんを中心として立ち上げられたPSYCHOSISの演劇、「TSUYAMA30-津山三十人殺し-」を観にザムザ阿佐ヶ谷に行ってきた。
▼Read More「津山三十人殺し」とある通り、横溝正史の『八つ墓村』で知られる凄惨な津山事件がテーマのアングラ劇。しかも音楽はYukinoさんのkrishnablueとSPEED-iDのEUROさんが担当っていうんだから、こりゃ観る前からワクワク。
ザムザに着いたのは開演間際だったので、既に客席はお客さんでいっぱい。出入り口近くの通路前の席に案内された。舞台では目を覆われた女性が二人何やら蠢いていて、劇が始まる前からアングラの香りがむんむんする。この芝居小屋の非日常感ってライヴハウスとはまた違って好きなんだよなあ。
しばらくして客電が落とされ芝居開始。いきなり津山事件のクライマックスである、トイ・ムツオが村人達を殺害していくさまからはじまった。額に懐中電灯を括りつけ、首からライトをぶら下げたムツオが散弾銃を手に怒号を放ちながら俺が座っていた傍から飛び出してきた。ちょっとビックリ。客席の通路を抜け、逃げ惑う女達を追いかけ一人、また一人と殺していく。
不謹慎ではあるけれど、銃を持ったムツオの額に括りつけた懐中電灯と首から下げたライトがスモークの中から舞台や客席を舐めまわすさまは幻想的でゾクゾクする光景だった。
そして舞台はムツオの幼少期へと時を戻し、慕っていた姉の結婚や結核を理由とした徴兵の不合格をきっかけにムツオの心に闇が入り込んでいく様子を史実にそって描いていく。ここでムツオの祖母、イネを白塗りで演ずるのが元万有引力の井内俊一で、コミカルな立ち回りながらも抜群の存在感。
この演劇は月蝕歌劇団の脚本だそうなのだけど、俺は月蝕歌劇団版は未見で、事前情報も完全にシャットアウトしてた。なので、津山事件のムツオの物語と並行して阿部定が登場した時は一瞬頭が混乱。そうか、津山事件は1938年、阿部定事件は1936年だから同時代なんだな。この二つの事件を結びつけるなんて凄い発想だ。
その後もムツオが生み出した虚構の存在の三人組や、未来から来た帝国陸軍の将校らといった、やや突飛な登場人物達が絡みつつ劇は進んでいく。そして最後は時代、環境といったムツオを取り巻く世界への観念的な悲痛な心の叫びで幕を閉じた。
現実の津山事件も遺書から垣間見られる素直さ等、都井睦雄に対する同情の余地を感ずる部分もあり、最後の独白は何か胸にぐっとくるものがあった。破滅的な結末が待ち受けていると分かってはいても、誰もが自身を取り巻く環境を打破できるわけではないものなあ、と妙にしんみり。もっと過激なグランギニョルを想像していたけど、いい意味で色々と裏切ってくる兇魔劇だった。
MADAME EDWARDAのZIN様や、榎本先生、武田律子さんが参加しているグループ展「KONTON VOX vol.2」に阿佐ヶ谷のRED CUBE GALLERYに行ってきた。この日は予約制でZIN様自らによる作品の解説のトークショー付き。
▼Read More美容室Lucky3349の店内を抜け、二階のギャラリーへと階段をのぼると、そこは壁一面が真っ赤に塗られた不思議な空間。
ギャラリーの壁一面に総勢19名の作家さん達の様々な作品が展示されている。
まあ、やっぱりお目当てはZIN様のコラージュ作品。コラージュって様々な紙質や素材の異なるものが組み合わされる面白さと言うか、偶然と必然の狭間の絶妙なバランスと言うか、それが視覚からダイレクトに伝わってくるのがいい。デジタルならば簡単に切り抜きやリサイズ、回転ができることをあえてアナログでやっているからこその独特の味わい。
デジタル合成は俺も普段から良くやるけど、極力違和感がなくなるように、自然に合成することを心掛けてしまう。でも、コラージュってあえて切り抜きの余白や違和感を残すことで、観る側は何故ここにそれを配置したんだろう?とか物と物が重なり合っていることを意識したりとか、観る人の想像力を搔き立てるものがある。デジタルでも同じような手法は使えるけど、やっぱ目の前にそのもの実物があるって説得力の強さが違うなあと思う。
色々と刺激を受けたグループ展だった。そして帰りがけに阿佐ヶ谷の喫煙所でタバコを吸っていたら、偶然にオート・モッド関係の知り合いの方とバッタリ鉢合わせて一緒に飲みに行ったのでした(笑)
遂にこの日がやってきた。待ちに待ったこの日。東京は本日、昼から大雪。これは積もりそうだ。遂に我が家の「あひるちゃん雪玉メーカー」が火を拭く時が来た。試しにベランダの雪で一つ作ってみる。うん、いい感じだ。
そして、夜になるのをじっと待つ。
▼Read Moreそして、ようやく夜になった。闇に乗じてテロをするべく、防寒対策で服を着こみ「あひるちゃん雪玉メーカー」を手に夜の街へと一人くりだした。
そう、街中にあひるちゃんを並べてやるのだ!
街のいたるところであひるちゃんの雪玉をせっせと作って並べては、カメラでその様子をおさめていく。ふふふ、明日の朝、みんなビックリするだろうな。
しばらくすると、警察官に職質された(笑)
「何されているんですか」
「あ、あひるを・・・」
「風邪ひかないようにしてくださいね」
ふっ、何とか逃げ切ったぜ。
というわけで、2年前に買ったもののずっと雪が降らずにできなかった、あひるテロを街中でやってきたのでした。寒かった(笑)
悲しい知らせが届いた。
▼Read More2016.08.06 TOKYO DARK CASTLE 109 at 新宿MARZ
2016.11.25 Carmilla’s Garden at 新宿JAM
2017.07.01 TOKYO DARK CASTLE 114 at 新宿RUIDO K4
2019.10.05 HALLOWEEN DJ CASTLE at 新宿CLUB SCIENCE
2019.10.05 HALLOWEEN DJ CASTLE at 新宿CLUB SCIENCE
2019.11.04 FROM THE BOTTOMS & Xolotl at 中野HEAVYSICK ZERO
俺がWAKANAとはじめてちゃんと話したのは2005年くらいだったろうか。六本木のホラーバーTRICK OR TREATに飲みに行ったら、WAKANAもカウンターで一人で飲んでいた。当時WAKANAはまだダーキャに出演はしていなかったけど、目立つ恰好で遊びに来ていたから面識はあった。
その後WAKANAもダーキャをはじめとした各種イベントでDJをするようになり、ダーキャのハロウィンパレードを先導したり、2018年には原宿にNoble Noireというゴシック系セレクトショップを開いたり、原宿ゴシックウォークを企画したりと精力的に活躍していたのは皆さま御存知の通り。
WAKANAとは焼肉を食べに行ったり、ウチの最寄り駅の焼き鳥屋さんに飲みに行ったりもした。待ち合わせ場所に来ないなと思って座っていたら、声もかけずにいつの間にかこっそり隣に座っていたりして。
寂しがり屋の人懐っこいヤツだった。
悲しい知らせが届いた時、俺は焼き鳥屋さんのカウンターで一人で飲んでいた。信じられない知らせに、俺は人目も憚らずボロボロ泣いた。涙が止まらなかった。
後日、ダーキャの皆でWAKANAの形見分けをした。俺はWAKANAが身につけていたTADACYさんの作ったラスボスネックレスを受け取った。
先日部屋を片付けて仕事部屋を作ったはいいものの、せっかくテレワークで音楽を聴きながら仕事ができるのだから、仕事部屋でも音楽を聴けるようにしたい。そこで、仕事部屋の一角にDJブースを作成した。
▼Read MorePIONEER XDJ-R1と普段現場でも使っているPCDJを並べて、ついでにCDの棚も仕事部屋に移動して、これでいつでもDJをしながら仕事ができる環境の出来上がり!
ちなみに、我が家のCDの棚はCDが約720枚収納できるDISKUNIONのDUCD-720にTOWER RECORDのインデックスプレートを組み合わせたもの。この組み合わせでCDを並べると、ちょっとしたレコード屋さん気分が味わえる。棚を見ているだけで何杯でもお酒が飲めるようになるので、CDコレクターの方はおススメです(笑)
我が家には一部屋「開かずの間」がある。もう6年間足を踏み入れてない。それでも、やっぱりいつかは部屋を使えるようにしないといけないなと思って、今年に入ってからちょこちょこ掃除したり、部屋にあったものを粗大ゴミで処分したりしていた。見たくないものを色々目にして、思い出したくないことを色々思い出して心がズタボロになりつつ。
▼Read Moreそして掃除を続けること数ヶ月。ようやく部屋が空っぽになったので、その部屋を仕事部屋にすることにした。新しくラグや机、椅子を買って部屋の様子もガラリと変わっていい感じ。
コロナ禍で2020年3月から完全テレワークに切り替わってからというもの、ずっとリビングで仕事をしていたのだけど、これで仕事に集中できる環境が整った。後はこの部屋で音楽が聴けるようなれば完璧かな(笑)
焼肉が食べたい!でも、一人焼肉をする勇気はないし。というわけで、音楽仲間を誘って吉祥寺へ焼肉を食べに行くことにした。まずは俺の案内で焼肉いのうえへ。
気取って赤ワインなど。
▼Read More焼肉いのうえはA5ランクの黒毛和牛専門店で、ちょっと贅沢な日にしか行かないお店。ものすごく美味しいけど、その分お高い(笑)
ここに来たら絶対に頼むサーロイン焼きすき。軽くあぶって、といた卵黄とごはんと一緒に口に運ぶとあっという間に口の中で溶ける絶品。
みんなお腹もへっていたので、どんどん注文してどんどん食べて、飲んで。
霜降り炙り握り。
と、ここでこのペースで飲み食いしていると金額が大変なことになるんじゃないかという話になり、お店を移動することに。
移動した先は李朝園。こちらはリーズナブルな焼肉屋さん。そう、まさかの焼肉屋ハシゴ(笑)
そしてこちらでも再び焼肉やホルモンを頼んで、死ぬほどお腹いっぱい焼肉を食べたのでした。
70年代から東京のロックシーンを追い続けてきた写真家、佐藤ジンさんの写真展を観に高円寺のUp Town Koenji Galleryに行ってきた。
▼Read More会場に足を踏み入れると、所狭しと壁や柱一面に貴重な写真が展示されている。もう、貴重な写真の数々に大興奮!ワーストノイズ、マリア023、アックスボンバー(!)、オート・モッドとどの時代にもいるジュネの凄さを改めて実感。G-シュミット、サディ・サッズ、マダムエドワルダ、ソドムも勿論あって大感激。
オート・モッド。これは時の葬列第9夜の時の写真かな?
マダム・エドワルダ。
ソドム。
G-シュミット。
ジル・ド・レイ!
彼らポジパンのオリジネーター達が未だ現役で一線を張っていることの凄まじさを実感する一方で、俺が撮っていてる写真が30年後にこれだけの説得力とインパクトを持って後世に残せることができるのかと、色々刺激を受けた夜だった。