血ぬられた墓標 (1960)
東京国立近代美術館フィルムセンターで行われたイタリア映画大回顧で『血ぬられた墓標』を観てきた。
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この映画、過去にVHSでもDVDでもリリース済。勿論持ってるし、何度も観てる。けど、やっぱり大スクリーンで観たい。何が何でも観たい。大スクリーンで『血ぬられた墓標』を観ることなんて今後そうそうあることじゃない。というわけでチケットを2枚購入。誰かと一緒に行くのかって?違う、違う。俺1人で2度観るだけの話(笑)
そして本日、一回目。大スクリーンに映し出されるモノクロの映像美を満喫。やっぱりこれはハマーの『吸血鬼ドラキュラ』と並ぶ吸血鬼映画の傑作!むしろ個人的にはこっちの方が断然好き。ユニヴァーサルを思わせる雰囲気もいいし、バーバラ・スティールもいい。って言っても頽廃的で怪奇的な美しさなんだけど。
大スクリーンで『血ぬられた墓標』を観たのははじめてだったけど、スクリーンがでかいとインパクトも大きい。冒頭の刺のついた仮面を打ち込むシーンにはじまり、魔女アーサの怖いことと言ったら!もう、大満足。大満足。あーはやくもう一回観たい(笑)
Pride Vision 02
とあるツテからB-PASS別冊の原稿執筆の話が舞い込んできた。ゴスロリさん達のお陰で、本来のゴスも多少はニーズが増えた様子。テーマは「魔術的」。編集者さんと打ち合わせをしてみると、やっぱり読者層は10代の少女達。うーん。彼女達が本格的なゴシックの世界に足を踏み入れるかどうかは疑問。けど、ラヴクラフトをテーマに原稿執筆を請け負う。
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編集者さんは、昔のFool’s Mate的な方向性を希望してるらしい。要は小難しい文体で、と(笑)そこで、毎日会社への行き帰りの電車の中で文章を打っては校正。家に帰ってからまた打っては校正。二足のわらじもまた楽し。無事「青春小説としてのラヴクラフト」と題した5000字の原稿を入稿。
そして本日Pride Vision 02発売。さっそく本屋に行ってみる。あった!!
特集「魔術的」の一発目を飾ってる!!俺の名前が載ってる!!事前にお願いした通り、国書刊行会版ラヴクラフト全集のギーガーの箱絵を挟み怒涛の3ページ!!嬉しさのあまり、編集部からもらえるのに、思わずその場で2冊購入(笑)
忘年会
会社の忘年会でビンゴ大会があった。1位の賞品は豪華に商品券3万円!!どよめく会場。けど、ビンゴの時に複数名いたらじゃんけん勝負。じゃんけんで負けた人はその場で失格という厳しいルール(笑)
1位はもらった!!
▼Read More意気込んでビンゴに参加する。さくっと1位と2位の賞品が持っていかれる。残るは3位の商品券1万円。くそー。ここで当てなきゃ面白くないっ!!気合と共に読み上げられる数字を倒していく。
来たっっ!!ビンゴっっ!!
1万円は頂きだ!!喜び勇んで前に進み出る。おや?もう一人出てきた。じゃんけんだ・・・。しかも、出てきた俺を見て社長が「この闘いは面白そうだから3回勝負にしよう」と残酷な一言。
そして始まる熱きじゃんけん勝負!!
1回目・・・勝った!!
2回目・・・またも勝った!!1万円は目の前だ!!
ラスト・・・負けた。いや、まだまだ!!
4回目・・・また負けた。嫌が上にも高まる周囲の期待(笑)
5回目・・・あいこ。さらに高まる周囲の期待(笑)
6回目・・・
負けたっっ!!負けちゃったよっっ!!
喜ぶ社員達。「お前ならやってくれると信じてたよ」と絶賛を浴びつつその場で失格(笑)
サイパン旅行記 4
思いっきり楽しんだサイパンも今日でお別れ。再び飛行機で日本へ。空港はやっぱり厳戒態勢。うようよ銃を持った軍人がいる。・・・そんな中、またも金属探知機と格闘。アクセサリーは事前に外していたのにブザー鳴りまくり。やべー。軍人睨んでるよ。
結局、原因はブーツ。リングブーツのリングが反応してたらしい。ブーツまで脱がされてその中を調べられる(笑)やれやれ。
▼Read Moreさあ、金属探知機もクリアしたし、飛行機に乗るか!と思いきや、飛行機への通路の途中で再び検問。見てると全員チェックされるわけではなくて、ピックアップされて数名の人がチェックされてる。
あーとっても嫌な予感。
笑顔ですり抜けようとすると、俺だけちょいちょいと突っつかれる。みんながゾクゾク飛行機に乗り込む中、俺だけ捕まった。手荷物の中を調べられ、金属の棒で全身チェック。うがー。
サイパン旅行記 3
ホテルに着いた当日から目をつけていたプールに行く。何がお目当てか・・・それは勿論
▼Read Moreウォータースライダー!!
そう、ここのホテルのプールにはウォータースライダーがついてた。これは滑らなきゃ。早速水着に着替えてプールへGO!!会社の連中とワイワイ滑る。プールに飛び込んではまた滑る。うおー、楽しい。気がつくと俺一人で滑ってた(笑)いい大人はそう何度もウォータースライダーはやらないものらしい。ふん。
サイパン旅行記 2
さて、サイパンについたはいいけど、観光スポットが殆どない。ツアーに参加すれば色々楽しめるようだけど、そんな金はない(笑)仕方なく街を探検すると、レンタルバイク屋を発見。レンタルバイクって言ってもただの原チャリ(笑)
よし、サイパンを一周しよう!
▼Read More仲間数人で原チャリ借りて、観光地図片手にレッツゴー!!道なんてなんとかなるでしょ。まずはサイパン島最北端のバンザイクリフを目指す。空は青いし、風は気持ちいいし、道路も空いてて、原チャリでも充分楽しい!!マッピロードをひた走り、バンザイクリフに到着。・・・なんか慰霊碑だらけなんですが。どうやらここ、第二次世界大戦中に崖から日本軍兵士達が「バンザイ!」と叫びながら飛び降りた場所らしい。ひょえー。でも、景色は最高。
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少し引き返して、そのままマッピ山へ。所詮は原チャリ。山道になると、体重差が如実に現れる(笑)太ったヤツはフルスロットルでもどんどん遅れる。俺だけ何故かさくさく進む(笑)しばらく山道を進むと、野生?のヤギ達に遭遇。避ける様子もなくバッチリ道路の真ん中を歩いてる。
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そして、マッピ山頂上に到着。いやー!!凄い景色!!
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引き続き、南側の道を走って何度も道に迷いながら、今度は南端のアキガン岬へ。途中、第二次世界大戦中の戦車や砲台があったりと、思わぬモノを目にしたりしつつ無事、サイパン一周達成!!大枚はたいてツアーなんかに参加するより、こっちの方が断然楽しかった!!思いつきでやったわりには、メンバー全員大満足なツーリングだった。原チャだけど(笑)
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サイパン旅行記 1
今年も社員旅行の季節がやってきた。でも、今年はちょっと今までと違う。そう、9.11に起こった同時多発テロ。アメリカの国際貿易センターに2台の飛行機が突っ込んだあの衝撃の事件があった。流石にこのテロの直後に海外旅行に行くヤツはいない。社員旅行も取りやめ。・・・かと思ったら、流石はウチの社長。「ん?行くよ?」と何も考えていない模様(笑)しかも、行き先はアメリカ領土サイパン。
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絶対ヤバイって
と周囲に不安が立ち込める中、行ってきましたサイパン(笑)テロの影響か、行きの飛行機はガラガラ。空いてる席で横になったりかなり快適。エコノミー症候群はどこへやら。まあ、死の危険を伴う快適さなんだけど。
そしてサイパンに降り立つと、そこは厳戒態勢。M-16ライフルを構えた軍人さんが空港にはうようよ。すごい緊張感。その中に着ぐるみが混じって手を振ってる。パンダの鼻に角がついてる着ぐるみ。
サイパンダ!?
・・・激しく脱力(笑)
栗ごはん
いきなり友人が家に来た。「栗ごはん作ろうぜ!」と、大量に栗を持って。聞くと公園に栗の木があったので、バイクのメットをかぶって幹をガンガン蹴ったらしい。バカだ(笑)
▼Read Moreでも、大量にある栗と好意を無駄にするわけにもいかない。そこで作り方は知らないけれど、男二人で栗ごはんを作ることにした。「どーすればいいんだろ?」「とりあえず剥くんじゃない?」という話になって
男二人で栗の皮をむく・・・むく・・・むく・・・・
「音楽かけない?」「おぉ、作業に没頭してた」
音楽ききつつ再びむく・・・むく・・・むく・・・・
男二人でもくもくと皮をむくこと1時間以上(笑)「なんかさ?量多すぎるんじゃね?」ネットで調べてみよう!というわけで調べてみると明らかに御飯の量に対して栗が多い(先に調べろよ)
気にしないことにして、とりあえずアク抜き。適当に調味料を突っ込んで御飯と一緒に炊く。完成。恐る恐る味見をしてみる。
意外とうまかった!!
んー男二人でも何とかなるもんだなあ(笑)
ホワット・ライズ・ビニース (2000)
ロバート・ゼメキスがヒッチコックへのオマージュとして作った映画『ホワット・ライズ・ビニース』を観てきた。
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これ、サスペンス映画のようで実はホラー映画?もう、とにかく音響で驚かせまくり。ぞくぞくする怖さじゃなくて、ビクッ!っとする箇所満載。しまいには幽霊まで出てくる。劇場で観たせいもあってか、妙に疲れたよ。
前半はまんま『裏窓』。隣の夫婦がとってもアヤシイ。でも、実は全く関係ない(笑)『断崖』風の疑惑を経て、『サイコ』風の後半になる頃には、隣の夫婦なんて忘れてる(笑)こういう思わせぶりすぎる脚本はなんだかなー。
『サイコ』でヒッチコックがやった「窓枠を乗り越えて撮り続けるカメラ」を再現したりと、そういう部分では見てて楽しい。サントラなんかはもろに『サイコ』だし。
けど「彼は完璧な夫だった たった一度の過ちを犯すまでは」ってキャッチコピーはいかがなものか。映画観る前からオチの想像ついちゃうよ?