クエイ兄弟 ファントム・ミュージアム
渋谷の松濤美術館で開催されているブラザーズ・クエイのファントム・ミュージアムへ行ってきた。
▼Read More怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。
渋谷の松濤美術館で開催されているブラザーズ・クエイのファントム・ミュージアムへ行ってきた。
▼Read Moreブラザーズ・クエイと言えば、『ストリート・オブ・クロコダイル』(1986)に代表される怪奇幻想味溢れるストップモーション・アニメーションを手掛ける双子の作家。高校生の時に美術の授業で『ストリート・オブ・クロコダイル』を鑑賞し、衝撃を受けた身としては絶対に観に行かなくてはならない美術展。何たって、俺がここまでゴスの世界に深入りする上で影響を受けたのはオート・モッド、ラヴクラフト、ブラザーズ・クエイなんだから!
当日は雨が降っていて、逆に空いてるかなと思ってあえて雨の日を選択。予想通り俺が行った時間帯は人もまばらでほぼ貸し切り状態で、全ての展示をゆっくりと観ることができた。展示会場は二階がイラストレーションを中心としたアートワーク。1階のみ写真撮影可能な『ストリート・オブ・クロコダイル』のデコール、地下1階が様々な映像作品のデコールという豪華な内容。
いや、しかし、もうここに住んでしまいたい!ずっとこの空間に閉じ込められてしまいたい!っていうくらいに感動した。精緻に作り上げられた数々のデコールなんて、いくら見てても飽きないし、いくら時間があっても足りないくらい。濃厚な怪奇と幻想の世界に酔いしれて、くらくらするほど幸せだった。
半ば夢見心地で全ての展示を観終わって、最後に公式図録兼書籍を購入したら、クエイ兄弟の直筆のサインが当たるスピードくじをひけて、運のない俺にしては珍しくサインが当たった!もう、一生の宝物にする!図録を隅から隅まで読んで、是非とも期間中にまた行かなくちゃ。
4月はMADAME EDWARDAのライブがなくてテンションが下がりそうになる中、11月のワンマンに向けてテンションを跳ね上げましょう!ということでマダムファンの方々が馬肉会を開くというので、ちゃっかり混ざって来ました。
場所は池袋の馬肉バル 跳ね馬。
▼Read More19:00まではハッピーアワーでドリンク半額ということで、まずはビールを注文。
ビールを飲んでいるうちにメンツも揃って、いざ馬肉会開始!まずは前菜代わりに馬肉カルパッチョ。
馬肉と言うと、どうしてもその獣臭さが嫌な人も多いと思うけど、このお店の馬肉は癖もなくて本当においしい。いくらでもさらさら食べれちゃう。続いては大本命、馬刺し豪華5点盛り!
最近は普通の居酒屋さんでも、たてがみとかの馬刺しは食べられるとこも増えつつある中、こちらは馬肉専門店なだけあって特上ロースやサーロインの馬刺しもある。この特上ロースのおいしさといったら!是非馬刺しが苦手な人にも食べてもらいたいくらいクセがない。おススメ!
そしてこちらは馬肉ボロネーゼ。あまりにおいしくて、2度頼んじゃった。写真は2皿目の方。もう、この頃になると、当初のMADAME EDWARDAのワンマン成功祈願という当初の目的を忘れて食べまくって飲みまくってます(笑)酔って写真も手ブレ気味に。
ついでにエゾジカグリル。以前俺が道の駅で食べたことのある鹿肉は固くて獣臭が凄かったんだけど、これは全然そんなこともなかったなあ。
女性陣が頼んだスイーツ。それぞれ、カンノーロとティラミスアイス。どちらもオシャレですねえ。そんなわけで、たらふく馬肉を食べて飲んでの楽しい会でした。やっぱり気の合う仲間とおいしいものを食べると楽しいね!
赤坂に出かける用事があった。と、なれば、あそこにも行かなくてはならない。というわけでカメラをもって聖地巡礼をしてきた。
▼Read Moreこれはそう、AUTO-MODの名盤『デストピア』のジャケットなわけです(笑)
とは言え、三脚も持たずに一人で行ったので、スマホからのリモートシャッター撮影。時間の余裕もなかったし、構図やポーズがジャケット完全再現というわけにはいかず。次に行く時はちゃんと三脚持って再現度を高めよう。
高田馬場にあるフクロウカフェとパクチー料理のお店、パクチーバル8889に会社の仲間と行ってみた。
▼Read Moreこちらのお店はそのコンセプト通り、昼はフクロウと触れ合えるフクロウカフェで、夜はフクロウを眺めながらパクチー料理が食べられるという、随分と尖がったお店。しかも、フクロウ達はロックバンドにちなんだ名前が付けられてる。行く前から興味津々。
店内に入ると、大小さまざまなフクロウがお出迎え!こんな近くでフクロウを見たことない!
店内は獣臭がすることもなく、とても清潔。
トマトのガーリックステーキ。
パクチーとアボカドの丸ごとフライ。
料理は写真を見れば分かる通り、怒涛のパクチー!パクチー抜きにも対応はしてくれるそうだけど、基本全てのメニューにパクチーが入ってる。流石、パクチーバル。俺はパクチー平気なので、もりもりパクチーを食べた。多分、一年分のパクチーを食べたんじゃないかしらん(笑)
フクロウ達は目がクリクリで可愛いし、料理も美味しいし、とても楽しい空間だった。
名古屋で先行発売され、2015年9月1日より全国販売開始となった加熱式タバコ、iQOSを買ってみた。
▼Read MoreこのiQOS、タバコの葉が詰まったヒートスティックと呼ばれるカートリッジを、専用のホルダーに挿して電気で加熱して吸う。火を使わないので煙も少なくて、タバコ特有の臭いも少ないのが最大の特徴。
これなら部屋で吸っても、壁紙とか黄ばまなくていいんじゃない?と、新し物好きな俺としては電子ガジェットとしても興味津々。色々ネットで下調べをしてみると、iQOSキットは9,980円と結構なお値段なんだけど、WEBで会員登録してスマホのアプリをインストールすると、5,380円になるキャンペーンを実施中。とは言え、いきなり買って失敗するのも怖いので、とりあえず会社帰りにiQOSのサービスステーションに寄って試してみることに。
実際に吸ってみると、確かに臭いもしないし、煙も少ない。普段1mgのタバコを吸ってる俺にとっては、「吸ってる感」も同等にあってさほど違和感はない感じ。これなら、普段のタバコ代わりにも十分なりそう。で、そのままサービスステーションで会員登録して実際に購入。
色々試してみて、メリットとしては
・煙が少ない。
・臭いが少ない。
・火を使わないので、安全で灰が出ない。
・思いの外、吸った感がある。
逆にデメリットとしては
・ホルダーはそれなりに重さがあるので咥えタバコは無理。
・ホルダーはちょっと熱くなる。
・1回吸う度に、6分充電が必要なので、チェーンスモーキングはできない。
といったところ。
俺はチェーンスモーカーではないので、結構何だかんだでiQOSだけで1日過ごせてしまいそう。完全にこれに移行することはないだろうけど、普通のタバコと並行して使っていけるんじゃないかな。
渋谷にオシャレな猫カフェMoCHAが7月にオープンした。ネットの写真を見ると、雰囲気も良くてこれは是非とも行ってみたい!が、しかし。おっさんが独りでカメラを持ってオシャレな猫カフェではしゃぐのはちょっと恥ずかしい。
よし!じゃあ会社のカメラ好きな後輩を誘って、二人で行こう!いやいや、おっさん二人でカメラ持ってはしゃぐのはもっと恥ずかしい。アヤシイ関係とも思われかねない。というわけで、会社の女性陣も誘って、何となく女性陣について来た体を装って行くことにした(笑)
▼Read More店内には猫達がいっぱい!スタッフさんに聞くと猫達は20匹程度いるらしい。オープンしたてということもあってか、子猫も多い。もう、終始顔がにやけっぱなし。これじゃ、「何となくついて来た」どころか、「言いだしっぺ」なのがバレバレだろうなあ(笑)
フロアはビルの8階と9階の2フロアから構成されていて、中にはオシャレな家具や鳥かご風の足場等があってとっても雰囲気がいい。早速カメラを取り出して写真をぱしゃぱしゃ撮ってると、やがて夜のご飯タイム。一列に並べられたご飯に夢中で飛びつく猫たちの可愛いことったら!
ちなみに、俺がいった時は他の方を含めて20名ほどお客さんがいたんだけど、男性は3名しかいなかった。うん、会社の女性陣を巻き込んで正解だったかな(笑)
ネットでニュースにもなっていた「猫が邪魔する一眼レフ教室」に行ってきた。東京キャットガーディアンの大塚シェルターで開かれる、写真家桐嶋ナオ氏が講師を務める一眼カメラ初心者を対象としたカメラ教室。まあ、俺は歳が歳なだけにカメラ歴はフィルム時代からあるんだけども全部独学だし、猫と遊びたかったので申し込んでみた(笑)
いざ会場に着くと、猫だらけではじまる前からニマニマ。猫達は人に慣れていて、講義を行う机の周りをウロウロしたり、机に乗ってきたりとなかなか楽しい状況(笑)
▼Read More桐嶋ナオ氏の講義は、ピンホールカメラの話に始まり、二眼カメラや分解した一眼レフを用いてカメラの構造を説明したりと、かなり分かりやすくて面白かった。ISOとシャッタースピードと絞りの関係性の説明も、例え話で感覚的に分かるように話していて、流石はプロ、分かりやすい。
講義の合間には、休憩を兼ねて実際に猫達を撮影できる時間も設けられていて、参加者は皆思い思いの猫達をパシャパシャ。俺もE-M10に12-40mm/F2.8をつけたのとE-PL6に45mm/F1.8の2台を持って行ったので、それぞれでパシャパシャ色々撮影。
会場は天窓から日光がたくさん入ってきて、撮影にはとてもいいい環境。普段ライブハウスやら室内やら夜景やら、暗い状況でばっかり写真を撮ってる俺にとっては何とも新鮮。
講義は4時間半という長さだったけど、全然その時間の長さを感じさせることもなく、猫達もかわいくて飽きずに楽しめた。でも、家に帰ったらやっぱりウチのルビぞうの方が断然かわいいよなー、なんて思ったり(笑)やっぱり自分の飼い猫ちゃんは甘えてくるレベルが違いますよ。ええ。
東京タワーの傍、ザ・プリンスパークタワー東京の33階にあるレストラン、ブリーズヴェールでフランス料理のコースディナーを食べてきた。
この歳になっても、未だにこういった高いお店は入るのドキドキしちゃう。薄暗い店内ではピアノの生演奏とかしてるし。席は夜景が見渡せる窓際の席を予約したんだけど、残念ながら東京タワーは見えず。その代わりレインボーブリッジ側が見えたので、まあいいか。
▼Read Moreんじゃ、まずはとりあえず生!と行きたいとこだけど、お店の雰囲気からして流石にちょっとそれは躊躇われたので気取ってワインを注文(笑)正直ワインは全然詳しくないので、お店の人に聞いて勧められるままに。
日替わりのアミューズ。トマトのジュレ。
いやー、オシャレなもん出てきたなあ、と思いつつ食べると、途中でウニみたいな味がする。すげー!このトマト、ウニみたいな味がするよ!?と思ったら、本当に下の方にウニが入ってた(笑)
シェフおすすめオードブル。
フォアグラのポアレ。
ふふ。最近じゃもう、俺はフォアグラ程度じゃ驚かないんだぜっ。何度か食べたことあるもんねっ。なんて思いつつも、やっぱりフォアグラはおいしいねえ。比較的しっかり周りを焼いてあって、個人的には好みだった。
旬の食材を使ったスープ。
本日の魚料理 シェフスタイル。
えーっと、何の魚だったっけ?説明されたんだけど忘れちゃった。とってもプリプリだったのは覚えております。
牛フィレ肉のグリル 旬の野菜添。
プティフール。
このプティフール、すっげー甘くておいしかった!一口で食べちゃったのが悔やまれるくらい(笑)
総じて、とても上品で落ち着いた雰囲気のお店で、目の前に広がる夜景も綺麗だし、接客もスマートでいい感じだった。勿論料理もおいしかった。年に何度もいけるようなお店じゃないけど(笑)、たまにはこういうとこもいいかな。
ホテルの前が電飾で飾られていたので、パチリ。
時計を新しく新調した。DKNYのNY8549。うん、そう。ブランドからも分かる通り、レディースの腕時計(笑)
▼Read More腕が細い俺は、男物の腕時計だと文字盤がでかすぎて手首とのバランスがおかしいことになる。なので、基本俺は女物の時計をする。このNY8549はレディースではあるけど、フルセラミックでハードな質感。加えてデザインはシンプルなバングルなので、素材の存在感が際立っていい感じ。文字盤部分のサイズは25mmほどで、俺の手首にはちょうどいい。
これなら、仕事の時のスーツ姿でも、カジュアルな普段着でもどちらもいける。週明けから会社にしていこうー。楽しみ、楽しみ。そいや、お店の店員さん、レディースの時計をとっかえひっかえつけてた俺に特に何も言わなかったなあ(笑)
ジュネが強力におススメしていた水族館劇場の「あらかじめ喪われた世界へ」を観に仕事の帰りに行ってみた。この劇団の最大のウリは、ステージで使われる数トンの水という話。何やら、とっても面白そう。
▼Read More場所は世田谷区にある太子堂八幡神社の境内に設置されたテント小屋。神社に着くとちょうど鳥居の側にジュネがいたので、チケット買ってしばし歓談。芝居は小屋前でのプロローグと小屋の中での本編に分かれ、プロローグまでは写真撮影できるとのこと。
その内、プロローグが始まるということで小屋の横に設置された野外ステージの方へと移動する。テント小屋は8mくらいの高さまでそびえていて、これから始まる異質な空間への期待を高まらせる。
プロローグでは、その組み上げられたステージのいたるところから役者達が登場してくる。楽団の人達が演奏をしながら小屋の側面の高い所から足場ごと回転して現れたり、小屋の上から役者さんが吊り下ろされてきたり。そのダイナミックさにプロローグから度肝を抜かれる。
プロローグも終わり、テント小屋の中へと誘導される。入った順番は遅かったんだけど、ラッキーなことに最前列に座れた。・・・何故か水除けのビニールが準備されている(笑)これはひょっとして、イルカショーみたいな感じ?
物語の舞台は地図にない街、涙橋。現とも幻ともつかぬ寂れた裏路地に、故郷を捨てた流れ者や孤児、宿に売られた女達がひしめく。全てが儚くて脆い存在。街も人も全てが虚構であるかのような、拠り所のない不安とやり場のない怒りや諦めに包まれている。
そして、第一幕終盤。きた!噂に聞いていた水の大崩落シーン。舞台の上から物凄い量の水が流れ落ち、舞台の下からも水が噴き上げる。おおお、最前列で良かった、迫力がハンパない。濡れたけど(笑)
こればかりは体験してもらうしか、その圧倒的なスペクタル感は分からないんじゃないだろうか。お世辞にも広いとは言えないステージで、すぐ目の前で繰り広げられる圧倒的な水量と勢い。最前列だと、遠近法を使ったセットの縮尺がベストにならなかったけど、それでもこのインパクトを感じ取れたのは最前列のおかげ。
芝居はセットの椅子が壊れるアクシデントや、台詞が飛んじゃうハプニングもあったけど、とても印象的なアングラ演劇だった。テントの中には別世界が待っている。住宅街の中に位置する神社と幕一枚を隔てて広がる異世界。全ては夢か幻か。何とも不思議な体験だった。
あ、そうそう。あすなろ園のシスターを演じてた方がなんだかとってもミステリアスで、乱歩的な如何わしい香りを放っていたのが印象的だった。