Instant Live: Bauhaus
ネットを彷徨っていたらInstant Liveというレーベルに行き着いた。何やら過去にバウハウスのライブアルバムを10枚もリリースしてる。でも、そんなライブ盤のリリースの話なんて聞いたこともないような。
▼Read More怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。
ネットを彷徨っていたらInstant Liveというレーベルに行き着いた。何やら過去にバウハウスのライブアルバムを10枚もリリースしてる。でも、そんなライブ盤のリリースの話なんて聞いたこともないような。
▼Read Moreそこで、もうちょっと調べてみると、どうやら、このレーベル、限りなくブートレグな正式レーベルらしい(笑)ちゃんと公式にラインから音を拾って、ライブのその場で即時にCD-Rに焼いて売るという何とも斬新な商売法。なので、音質はブートの比じゃなく高音質だけど、正式にプレスされたCDではないという。でも、Amazonでも取り扱ってるし、それなりにちゃんとしたところっぽくはある。
まあ、媒体がCD-Rという点がひっかかるけど、バウハウスのライブ音源を出してるなら、コレクターの俺としては買うしかない。そこで、とりあえず何枚か買ってみた。
早速届いたので内容を確認。ジャケとか、CDラベルは印刷されたもので、通常のCDと何ら変わりない。音質もライン録りしているだけあって、通常のライブ盤と変わらない感じ。でも、曲目に誤りがあったり、2曲で1インデックスになってたりと、ちょっとツメは甘い。
で、やっぱり裏面はCD-R(笑)耐久性に不安が残る。。。
ふむ。でもまあ、とりあえず残りも全部買いますか。
以下はAmazon.co.jpでの個別商品のページリスト。
・San Francisco, CA 10/25/05
・Los Angeles, CA 10/28/05
・Los Angeles, CA 10/29/05
・Los Angeles, CA 10/30/05
・San Francisco, CA 10/31/05
・Chicago, IL 11/8/05
・Chicago, IL 11/9/05
・New York, NY 11/11/05
・New York, NY 11/12/05
・Boston, MA 11/13/05
レンタルで『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』を観た。この作品、当初はユニヴァーサルの『ミイラ再生』(1932)のリメイクという触れ込みだったような気がするけど、全然別モノだった。まあ、そんな噂を耳にしてたから、今まで観てなかったんだけども。
なので、本家サイト側で怪奇映画として取り上げずに、ブログの方で気軽に感想をつらつらと。
▼Read Moreオリジナルと最も違うのが、本作はミイラを題材とした『インディ・ジョーンズ』のような作りという点。一応ミイラとかも出てくるので怪奇要素があることはあるけど、随所に挟み込まれているコミカルな演出も含め、基本的にこりゃ家族向きなエンターテイメントなんだと思う。
とは言え、ユニヴァーサルやハマーのミイラものと比べると、エジプトの回想シーンのセットや小物なんかは本作の方がより精緻に作り込まれていて、風格は充分。
で、肝心のミイラのメイクは『バタリアン』(1985)とか『スペースバンパイア』(1985)で精気を吸い取られてしまったようなタイプのメイク。個人的にはいわゆる包帯ぐるぐるなミイラを期待していたので、ちょっとガッカリ。でも、こういったメイクの方がより現実感はあるかもね。
まあ、メディアを購入して我が家のラックに収めなくても、レンタルで観ればいいかな、という感じだった。
ルビはその日その日で結構違うとこで寝る。ルビの中で「マイブーム」が来ると、暫くは同じとこで寝たりするんだけど、「マイブーム」が去るとまた違うとこで寝たりする。
で、この間はまるで行き倒れのようにPCの前で寝てた。
もう、仕事できないなりー。
▼Read More何か、PCで徹夜作業をして、明け方に机で寝てる我々システムエンジニアみたいな感じ(笑)
ちなみに、左上に写ってるのはVAIOのキーボードとマウス。
『ウルフマン』を観てきた。ローレンス・タルボットの名が再び銀幕に甦る!でも、予告編をちらりと見た感じだと、オリジナルの『狼男』(1941)とはちょっと違う様子。一抹の不安を抱えながらも劇場へGO!
▼Read More当初、ベニチオ・デル・トロがローレンス・タルボットを演ずると知った時は、「えー、顔が濃すぎない?」と思ったけど、抑え気味の芝居が意外と似合ってて良かった。世界の不幸の全てを背負っているかのような泣きっ面のチャニー・Jr.みたいにずっと眉間に皺寄せてたし(笑)
脚本もオリジナルに敬意を表しながら、うまく構成を変えていて、オールドファンでも「そうきたかっ!」と思わせるような一捻りがあっていい感じ。その分、マレーバの存在理由が薄くなっちゃったけど。
肝心の狼男のメイクは、狼男やるなら彼がやらずに誰がやるという、リック・ベイカー。流石の特殊メイクはかなりの出来栄え。ユニヴァーサルの『倫敦の人狼』(1935)や『狼男』(1941)、ハマーの『吸血狼男』(1961)、タイバーンの『娼婦と狼男』(1975)といった代表的な狼男の各デザインをうまく吸収しつつ、新しい狼男像を作り上げてると思う。手の指や足がグキグキバキバキと伸びていく変身シーンなんかもう、わくわくするほど(病気か、俺は)。
惜しいのは、大したことのないシーンでも音と映像で「ばばーん!」って単純に驚かせるだけの演出が散見されたこと。たまにそういった演出を挟むなら、まあ「アリ」なんだけど、ちょっとその回数が多かったようにも思う。でも、久々に正統派のゴシック・ホラーで満足。満足。早くメディアで発売されないかなー。
AUTO-MODのライブに行って来た。土曜だったし、時間帯も深夜じゃなかったし、久々のワンマンだったし。
ワンマンで時間もたっぷりあるということもあってか、まずはYUKINOさんとTELLさんのセッション。続いてはMASAさんとTELLさんのセッション。その次はジュネとTELLさんのセッション。「むむ?何気にこれは時間稼ぎ?」なんてイジワルなことも思ったけど、ジュネは”The Life”を歌ったので、大満足。初めて生で”The Life”を聴いた。
その後、一旦ステージの幕が閉じられ、再び幕があがると、今度はアコースティックの編成で皆、椅子に座ってる。ジュネ曰く、「アコースティック・モッド」らしい(笑)
アコースティック・モッドでは”Sadistic Dream”、”Cannibal of Love”、そして何と”Eestania”を演奏。その後、再び幕が閉じられ、ようやくいつものバンド編成でのライブ開始!
▼Read More最新アルバム『Eastern Gothic』からの曲に加えて、”Requiem”、”ポルノ雑誌の女”、”Out of the Darkness”、”Friend”そして”Deathtopia”と昔の曲も大奮発。いやー、CDで何度も聴いてる曲だけど、やっぱAUTO-MODはライブがいい。
ライブ終了後は、軽く打ち上げに参加。久々にメンバーやスタッフ、ファンの人達と喋って楽しかった。ジュネは早く帰ってしまったので、余りジュネと話せなかったのがちょっと残念だったけど、楽しい夜だった。
『タイタンの戦い』を観てきた。言わずもがなの『タイタンの戦い』(1981)のリメイク作品。レイ・ハリーハウゼンのダイナメーションが3DCGで甦るとくれば、こりゃ劇場に行かねばなるまい。と、今回も頑張って3Dメガネonメガネで鑑賞。
3Dに関しては、先日観たティム・バートンの『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)よりもヘボかった(笑)まあ、単純に慣れただけかもしれないけど。
▼Read Moreで、肝心の本編の方は、81年版とは全くの別物になってた。81年版がどちらかと言うと、ハリーハウゼンのダイナメーションがメインでストーリーはおまけだったのに対して、こちらはあくまでペルセウスの人間としての成長過程がメイン。81年版よりかは、主人公に感情移入しやすいかも。
CGで甦った怪物達は、ハリーハウゼンに敬意を表してか、基本的にはほぼ同一なデザイン。CGなだけあってスピード感溢れる演出で激しく動き回る。この辺は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでも感じた、今誰が何とどう戦ってるわけ?と、戸惑うくらいの忙しさ。
メデューサは美人(笑)になってたけど、基本的にはハリーハウゼンのデザインを踏襲してたし、ブーボーもちろっと顔を出してオールドファンとしては、まあ満足。でも、やっぱメデューサはもうちょっとゆっくり動いた方がおどろおどろしかったんじゃないかなあ?
『アリス・イン・ワンダーランド』を観てきた。3Dメガネonメガネで。二重メガネなんて、絶対に見にくいだろーなあ。なんて思ってたら、思いのほか苦ではなかった。
▼Read MoreTVCMやポスターでは、ジョニー・デップのマッド・ハッターが前面に出てるかのような印象を受けてたんだけど、映画本編はちゃんとアリスが主人公だった(笑)『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』(2007)の時みたいに、デップが映画をぐちゃぐちゃ引っ掻き回し過ぎるとうっとおしいな、と思ってたから、とりあえずは一安心。
登場するキャラクター達はデップの眼はデカイわ、ヘレナ・ボナム・カーターの頭もデカイわ、マット・ルーカスは二人いるわと、役者の顔をそこまでいじるか、という怒涛のCG出血大サービス。でも、一番良かったのは白の女王を演じたアン・ハサウェイ。
いやあ、アン・ハサウェイのあのふわふわと浮世離れした存在感は良かった。腹の底には姉である赤の女王にも通ずる「毒」を持っているにも関わらず、表面上は「平和」を取り繕ってて。あのいかにも「お姫様」的なポージングも、そんな彼女の微妙な内面を表現していて良い感じ。結局、CGでインパクトを強調したどのキャラクターよりも、アン・ハサウェイが目立ってたってのは、ちょいと皮肉な結果かしらん?
クリストファー・リーとマイケル・ガフの名前がエンドロールで連なって出てきた時は、全身に鳥肌が立った。とか言いつつ、実際本編じゃ二人とも大して台詞がなくって、怪奇映画マニアとしてはちょっとガッカリ。
で、話題の3D技術は確かに凄かった。ディズニー作品ということもあってか、何かアトラクションを眺めているようで、「映画を観る」というよりも、「アトラクションを体験する」って感じ。最初のうちは「おぉー!飛び出してる!」って感動したけど、引っ張りに引っ張った末のラストのジャバウォッキーとの戦いは3Dならでは!というアングルもそれほど多くなく、結局、終始一貫して字幕が一番3Dだった(笑)
ディズニーという制約があるせいか、ティム・バートンが持つ独特のダークな世界観は薄いし、話も予定調和。まあ、話題作ってことで足を運んだ自分としては「それなりに」楽しめたかな。