普及しそうでなかなか普及しない電子書籍。発売と同時に大炎上した楽天のkobo Touchとかハードは色々出てきたけど、どうも肝心のコンテンツが出揃わない。音楽業界もそうだけど、電子化に対するハードルって電子化=悪っていう業界の意識にあるように思えてならない。
そんな中、次世代機が発表されて、値段が大幅に下がったSONYのPRS-T1を買ってみた。お値段、14,800円なり。
▼Read More怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。
普及しそうでなかなか普及しない電子書籍。発売と同時に大炎上した楽天のkobo Touchとかハードは色々出てきたけど、どうも肝心のコンテンツが出揃わない。音楽業界もそうだけど、電子化に対するハードルって電子化=悪っていう業界の意識にあるように思えてならない。
そんな中、次世代機が発表されて、値段が大幅に下がったSONYのPRS-T1を買ってみた。お値段、14,800円なり。
▼Read Moreいつもならば、俺はAmazonとかヨドバシでこの手のものは買うんだけど、今回は値段が一緒だったのでSONY STOREで購入。せっかくなので刻印サービスもやってみた。何となくドメイン名を刻印(笑)
で、実際に到着した実機を手にしてみると、びっくりするぐらい薄くて軽い。これなら、電車で長時間片手で持ってても負担にならない。まずは32GBのmicroSDを挿して、待機時の画面用に怪奇映画のスチール写真をせっせとコピー。
Readerにはお試しでいくつか本が最初から入っていたけど、興味のあるものは何もなかったので全てさっくり削除。Wi-Fiの設定をして、早速SONYが運営するReader Storeで本を買ってみた。購入したのは勿論東京創元社の『ラヴクラフト全集1』と『ラヴクラフト全集2』の2冊。後続がないのがひどく残念。頼みますよ、創元社さん、俺は創元推理文庫で育ったんだから。
液晶画面に比較して目が疲れないという噂のE-Inkは、確かに読みやすい。再描画時に一瞬白黒反転するのがクセがあるけど、それも一瞬なのでそんなに気にならない。再描画時にしか電力を消費しないというのも、電池の持ちを良くする上でもの凄いメリット。タッチパネルは反応もさくさくだし、これは本当に本を読んでる感じ。
購入した本は表示フォントの大きさも調節できるし、単語を選択するとすぐ内蔵の辞書で意味を調べることもできる。これは意外と便利。特に難解な文章を書き連ねる悪文家のラヴクラフトにはいい感じ(笑)
いやー、これはいい!社会人になってから本をあまり読まなくなっちゃってたんだけど、これで再び本の虫になりそうな予感。自炊もやってみたいけど、それは追々かな。
本体と一緒にカバーと保護シール、32GBのmicroSDも購入。カバーはない方が持ちやすいかも。
■ディスプレイ:6インチ型16階調グレースケールE-Ink
■解像度:600×800
■内部メモリ:1.4GB
■外部メモリ:最大32GBまでのmicroSDカード
■サポートフォーマット(書籍):mnh/zbf/book/epub/pdf/txt
■サポートフォーマット(音楽):MP3/AAC
■サポートフォーマット(画像):JPG/GIF/PNG/BMP
■充電時間:約2時間
■無線LAN:IEEE802.11b/g/n
■インターフェイス:Hi-Speed USB(Micro-B)
■サイズ:110×173.3×9.6mm
■重量:約168g