日光旅行記 2
さあ!日光2日目。昨夜から降り出した雨は朝にはあがって、曇ってはいるものの観光は大丈夫そう。予定通り三脚やら何やらをかついで滝を見に出発!ホテルのある鬼怒川温泉から東武日光へと電車で移動して、そこから今度はバスで移動。
バスの所要時間は1時間15分程度。いろは坂を超えて、滝上というバス停で降りてそこから竜頭の滝の横にある遊歩道を散策しつつ道を下る。

竜頭の滝上流。
▼Read More怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。
さあ!日光2日目。昨夜から降り出した雨は朝にはあがって、曇ってはいるものの観光は大丈夫そう。予定通り三脚やら何やらをかついで滝を見に出発!ホテルのある鬼怒川温泉から東武日光へと電車で移動して、そこから今度はバスで移動。
バスの所要時間は1時間15分程度。いろは坂を超えて、滝上というバス停で降りてそこから竜頭の滝の横にある遊歩道を散策しつつ道を下る。
竜頭の滝上流。
▼Read More今回の旅行の目的である滝の写真。シャッタースピードを落として、流れる水を糸のように映したかったんだけど、そのためにNDフィルターと三脚とレリーズを準備して行った。まあ、とりあえず初挑戦にしては、そこそこイメージ通りに撮れたんじゃないかなあ?
竜頭の滝。
写真も撮り終わって、竜頭の滝にある茶屋でお団子を食べたら、再びバスで移動。竜頭の滝バス停から中禅寺温泉バス停まで移動して、華厳の滝へ。竜頭の滝は人も少なくて落ち着いて写真を撮れたんだけど、流石に華厳の滝は人が多い。しかも、大挙してやってきた小学生の遠足軍団。ワイワイキャッキャ煩い中、負けじと三脚立てて写真をパシャパシャ。
華厳の滝。
華厳の滝くらい落差があると、普通のシャッタースピードで撮影した方が水の落ちる勢いが伝わって迫力あるかもだけど、ここはあえてスローシャッターで。とりあえず目的だった竜頭の滝と華厳の滝も回ったので、後は再びバスに乗って日光東照宮へ。
東照宮入口。
東照宮と言えばやっぱこれ。見ざる言わざる聞かざる。
唐門とその後ろにある本殿。物凄く壮麗。
眠り猫。思いの外ちっちゃくてビックリ。
奥宮へと続く石段。何と怒涛の全207段!
家康公の神柩が納められている奥宮宝塔。
東照宮を一回りして、足もくたくた。三脚をずっと背負っていたせいで肩も痛い。でも、写真がいっぱい撮れて満足、満足。というわけでホテルへ戻り、温泉につかって2日目も無事終了。
ここのとこ、カメラのレンズを色々と買い揃えてきたわけだけど、機材ばかりを集めても意味がない。いい写真が撮りたい!というわけで、夏休みを使って滝の写真を撮りに日光に旅行に行くことにした。
つっても、俺は車を持ってないので、電車でGO!新宿から特急「きぬがわ」に乗って一路、鬼怒川温泉へ。乗車時間にして2時間ちょっと。意外と日光って近いのね。特急「きぬがわ」の中で新宿で買ったお弁当を食べて、気分は上々。
特急「きぬがわ」の車内はこんな感じ。座席も広くて綺麗。
おべんと。
▼Read Moreが。雨男と噂される俺の力は伊達じゃない。日光が近づくにつれ、列車の窓に何やら水滴が。っていうか、雨が。これじゃあ、折角の旅行も台無し!写真も撮れないじゃん!とテンションだだ下がりで鬼怒川温泉に到着。ところが、鬼怒川は曇ってはいるものの雨は降ってなくてとりあえず一安心。
乗ってきた特急「きぬがわ」。車体が雨に濡れてる。
鬼怒川温泉駅をパチリ。
本当は、ここからホテルに直行して本日は終了。のつもりだったんだけど、折角鬼怒川に来たことだし鬼怒川ライン下りを体験してみることに。通常料金2,500円のところが、平日の最終便15:45発は半額とのことで、ちょっと得しちゃった。
川下りなんて大したことないだろうなんて思ってたら、この鬼怒川ライン下り、かなり面白い。栃木弁で冗談を交えながら進む船頭さんの話も面白いし、ディズニーランドのジャングルクルーズと違って、何より全てが本物で迫力がある。川の流れが意外と速いのもビックリだったし、その一方で船がスムーズに滑るように進むのもビックリ。川の両側の自然も壮観。これは結構おススメ。
その後、ホテルにチェックイン。たまたま、9月7日から16日まで「月あかり花回廊 第4章」というあかりの展示イベントをやっていたので、これまた折角なので夕食後にカメラを持って外出。
滝見公園にて。益子焼で作られた鬼の行灯。
滝見公園にて。益子焼で作られた梟の行灯。
滝見公園にて。生花のオブジェ。
護国神社・温泉神社にて。鳥居もライトアップ。
護国神社・温泉神社にて。花の大型オブジェ。
と、ここまで写真を撮ったら雨が降り出したので、本日はこれにて終了。
自炊したPDFをSony Readerにてあらためて読了。しばらくまたラヴクラフトを読み漁り続けそうな予感。しかし、全集の2巻は傑作揃いで読みごたえがある。
ラヴクラフト全集 2
著者:H・P・ラヴクラフト
訳者:宇野 利泰
出版社:東京創元社
発売日:1976/08/20
[収録作品]
クトゥルフの呼び声
エーリッヒ・ツァンの音楽
チャールズ・ウォードの奇怪な事件
■クトゥルフの呼び声
もう、文句なしの傑作でしょう。クトゥルフ神話の聖典。数々の証言や新聞、手記から徐々に恐怖の実態が明かされていく過程が素晴らしい。緻密に計算された構成と、ラヴクラフトの病的なイマジネーションが見事に融合している傑作。いあ!いあ!くとぅるふ ふたぐん!
■エーリッヒ・ツァンの音楽
地図にも見当たらず、その街を知る人すらおらぬ、幻とも現ともつかぬ貧民街オーゼイユ。その一角にある下宿宿の屋根裏部屋で、狂気の音楽を奏でる聾唖のヴィオル弾きの老人。もう、この素晴らしく幽玄的な設定だけでノックアウト。最後の窓に吸い込まれていくツァンの草稿の内容が明かされないのも、余韻を引いていい。
■チャールズ・ウォードの奇怪な事件
ラヴクラフト後期の長編。くどくどしい文体が特徴のラヴクラフトだけど、これは随分と読みやすいんじゃなかろうか。珍しく文体が三人称なせいもあるかも。何度も読み返していると、復活前のジョセフ・カーウィンが結構おまぬけというか、もうちょっと足がつかないように行動してもいいんじゃないか、なんて思っちゃうけど、そんな偏屈者のツッコミをものともしない圧倒的な構成と文体で半ば強引にぐいぐい結末へと引っ張っていく辺りは流石ラヴクラフト。
来月に日光に滝の写真を撮りにいくことにしたので、それに備えて旅行用の三脚を買った。三脚があれば、スローシャッターで滝とか夜景とか綺麗に撮影できるからね。
買ったのは、BENRO傘下のMeFOTOから出てるカラフルなバリエーションが特徴のアルミ製の5段三脚。旅行用ということで末端の足は細いけど、折りたためば310mmで1.2kgというコンパクトさ。これなら持ち歩いてもそんなに負担にならなさそう。
▼Read More東京タワーの傍、ザ・プリンスパークタワー東京の33階にあるレストラン、ブリーズヴェールでフランス料理のコースディナーを食べてきた。
この歳になっても、未だにこういった高いお店は入るのドキドキしちゃう。薄暗い店内ではピアノの生演奏とかしてるし。席は夜景が見渡せる窓際の席を予約したんだけど、残念ながら東京タワーは見えず。その代わりレインボーブリッジ側が見えたので、まあいいか。
▼Read Moreんじゃ、まずはとりあえず生!と行きたいとこだけど、お店の雰囲気からして流石にちょっとそれは躊躇われたので気取ってワインを注文(笑)正直ワインは全然詳しくないので、お店の人に聞いて勧められるままに。
日替わりのアミューズ。トマトのジュレ。
いやー、オシャレなもん出てきたなあ、と思いつつ食べると、途中でウニみたいな味がする。すげー!このトマト、ウニみたいな味がするよ!?と思ったら、本当に下の方にウニが入ってた(笑)
シェフおすすめオードブル。
フォアグラのポアレ。
ふふ。最近じゃもう、俺はフォアグラ程度じゃ驚かないんだぜっ。何度か食べたことあるもんねっ。なんて思いつつも、やっぱりフォアグラはおいしいねえ。比較的しっかり周りを焼いてあって、個人的には好みだった。
旬の食材を使ったスープ。
本日の魚料理 シェフスタイル。
えーっと、何の魚だったっけ?説明されたんだけど忘れちゃった。とってもプリプリだったのは覚えております。
牛フィレ肉のグリル 旬の野菜添。
プティフール。
このプティフール、すっげー甘くておいしかった!一口で食べちゃったのが悔やまれるくらい(笑)
総じて、とても上品で落ち着いた雰囲気のお店で、目の前に広がる夜景も綺麗だし、接客もスマートでいい感じだった。勿論料理もおいしかった。年に何度もいけるようなお店じゃないけど(笑)、たまにはこういうとこもいいかな。
ホテルの前が電飾で飾られていたので、パチリ。
何か最近物欲ブログと化してる気もするけど、前から気になってたレンズが爆安価格で売っていたので衝動買い。買ったのは、LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6。
このレンズの最大の特徴は14-42mmという標準ズームながら、パンケーキサイズであるということ。そして、ズームが電動であるということ。
▼Read More俺は既にOLYMPUSのM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱを持ってるので、焦点距離と絞りがまるかぶりする。でも、持ち運びに便利そうなこのレンズが気になってた。電動式なのも、コンデジみたいで面白そう。まあ、M.ZUIKOもコンパクトっちゃコンパクトなんだけどね。
早速E-PL2に装着。ちょっとレンズ周りの文字がデザインとしてうるさいけど、流石にコンパクト。
本体の電源を入れると、沈胴式のレンズがにょーんと自動でせり出してくる。こういうのって、メカメカしてて好きなんだよなあ。ネットでは、このレンズが戻らなくなるという故障報告や、Panasonicの修理対応のマズさが色々と噂されてはいるけど、まあ、壊れたら壊れたで考えよう(笑)
パナレンズ3種類をオリレンズで撮影する背徳(笑)
時計を新しく新調した。DKNYのNY8549。うん、そう。ブランドからも分かる通り、レディースの腕時計(笑)
腕が細い俺は、男物の腕時計だと文字盤がでかすぎて手首とのバランスがおかしいことになる。なので、基本俺は女物の時計をする。このNY8549はレディースではあるけど、フルセラミックでハードな質感。加えてデザインはシンプルなバングルなので、素材の存在感が際立っていい感じ。文字盤部分のサイズは25mmほどで、俺の手首にはちょうどいい。
これなら、仕事の時のスーツ姿でも、カジュアルな普段着でもどちらもいける。週明けから会社にしていこうー。楽しみ、楽しみ。そいや、お店の店員さん、レディースの時計をとっかえひっかえつけてた俺に特に何も言わなかったなあ(笑)
自炊したPDFをSony Readerにてあらためて読了。もう何度読み返したか分からないし、流石に青春時代に初めて読んだ時ほどの衝撃はないけど、やっぱりラヴクラフトはいい。
ラヴクラフト全集 1
著者:H・P・ラヴクラフト
訳者:大西 尹明
出版社:東京創元社
発売日:1974/12/23
[収録作品]
インスマウスの影
壁の中の鼠
死体安置所にて
闇に囁くもの
■インスマウスの影
ラヴクラフトは青春小説である、なんて考えている自分にとって、この作品は象徴的な位置づけ。男性ならば声変わりをし、背が伸びると共に体格が変わり、髭が生えるようになり・・・といった、第二次成長期に皆が感ずるであろう、自分が自分ではない者に変化してしまうのではないか、という不定形の恐怖がこの小説にはある。流石にこの歳になっちゃうと、半ば諦めみたいな、ありのままの自分を受け入れるだけの年数を重ねてしまっているけど、青春時代の自分はこのインスマウスの影の中に、自己の不安や恐怖を重ねて怯えた。
■壁の中の鼠
一人称形式で進められて、最後に「どどーん!」っていう展開のラヴクラフトの王道パターンな構成。猫が好きだったラヴクラフトらしく、猫の描写が印象的。これは『ネクロノミカン』(1993)のオムニバス一話目としても映画化されてるけど、まあ、この映画は原形留めてないからねえ。
■死体安置所にて
ラヴクラフトにしては珍しく、ブラックユーモアな短編。オチは結構そのまんまで想像の通り。でも、くすっと笑っちゃう(既にこの感覚がおかしいかも)愛すべき短編。
■闇に囁くもの
クトゥルフ神話体系に属する作品群の中でもSF色の強い本作。でも、ラヴクラフトにしては珍しく暗示的な事象の積み重ねと結末で若干物足りなさが残るのも事実。巻末の訳者あとがきにもある通り、これは暗示的な手法でどこまで恐怖を維持させることができるか、というラヴクラフトの小説家としての挑戦なんだろうけど。ああ、そう言えばこれも『ネクロノミカン』(1993)の三話目になってたけど、あまりの脚色の酷さにもう思い出したくもない(笑)
新しいカメラ欲しいなー。欲しいなー。なんて物欲がむくむくと湧きあがるボーナス時期。でも、カメラ本体を買うより、せっかくミラーレス一眼を持ってるんだから、レンズを買い足す方が実用的。そんな気分で価格.comを眺めていれば、密林のワンクリック商法にひっかかるのは時間の問題(笑)
というわけで、気がつけば新しいレンズをポチリ。またもPanasonicのレンズでLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4。
▼Read More以前買った20mm/F1.7は、常時つけっぱなしなくらいに気に入ってるんだけど、普段俺が撮影するルビとかライブ写真だとちょっと画角が広い。特に、ルビを撮影するために近づきすぎると、「なんだぶ?」とこちらに意識が向いちゃって、自然な表情や仕草をやめちゃうのがちょっと残念。勿論、それはそれで可愛いんだけどね。
かといって、OLYMPUSの45mm/F1.8じゃ画角が狭すぎる。そんなわけで画角がちょっと狭くなってレンズもより明るい25mm/F1.4が気になってた。しかもこのレンズ、恐れ多くもライカブランド。そりゃあ、触ってみたくなる。
早速E-PL2に装着。普段付けてるパンケーキと比べると、約100g重さが増してずっしりになった。でも、レンズが長くなった分、レンズ側面に左手を添えられるのでホールド感はあがったかな。見た目もカメラカメラした雰囲気になって、存在感があっていい感じ。
実際に写真を撮ってみる。このレンズは20mm/F1.7よりもAFが早いという噂だったけど、確かに早い。画角は狙っていた通りで俺のニーズにはちょうど良さそう。折角なので、20mm/F1.7と撮り比べてみる。
20mm/F1.7(F1.7 1/200秒 ISO200)
25mm/F1.4(F1.4 1/200秒 ISO200)
画角の比較のために、どちらも同条件で同じ距離から撮影してみると、やっぱり25mm/F1.4の方が画角が狭い。ボケ具合も25mm/F1.4の方がふわっと大きくでる感じ。
夜の室内撮影ルビ(F1.4 1/60秒 ISO1250)
うん。これからはルビとかライブを撮影する時は、こっちがメインになりそうな予感。勿論ちょっと持ち出す時とかはパンケーキの方が機動性いいから併用するけどね。
■焦点距離:25mm(35mm判換算 50mm相当)
■レンズ構成:7群9枚(非球面レンズ2枚/超高屈折率UHRレンズ1枚)
■画角:47°
■撮影可能範囲:0.3m~∞
■最大撮影倍率:0.11倍(35mm判換算 0.22倍相当)
■質量:200g
買うと思ったでしょ?(笑)まあ、やっぱり買い足しました。PIONEERのS-SWR5CR。やっぱり2.1chだと、気持ちセリフが引っ込んでるというか、聞き取りにくい場面が多々あったので。
このスピーカーはHTP-S525専用となってるけど、先日買ったHTP-S535でもインピーダンスは同じ4Ωなので問題なく使える。
▼Read Moreこのサラウンドセットはフロントスピーカーが2つに分岐してるのが特徴で、フロント2個とリア2個の4個セット。本日届いたので、いそいそと設置。本当はいきなり5.1chにしたいところだけど、リアスピーカーを設置しちゃうとコードがうっとおしいし、暴走特急ルビがコードをひっかけて大変なことになりそう。そんなわけで、まずはフロントスピーカーだけを繋いで3.1chにしてみた。
アンプ側も3.1chの設定に切り替えて、早速映画を流してみる。うん、セリフはちゃんと前面に出るようになって音の分離は前よりクリアになった感じ。ただ、所詮はやっぱり安物ホームシアター。音の深みがない(笑)何というか、ただただ単純にスピーカーの数が増えただけというか。
まあ、値段が値段だからしょうがないかな。とりあえずお手軽なホームシアターを探してるって人にはコストパフォーマンス的にはいいかも。さて、残りのリアスピーカーはどうしようかなあ。
[フロント/リアスピーカー]
■型式:密閉式ブックシェルフ型 防磁設計(JEITA) 6.6 cm (コーン型)
■外形寸法:96mm(W)×96mm(H)×96mm(D)
■本体質量:0.5kg