Nightwish Japan Tour 2016
Nightwish3度目の来日!というわけで行ってきました、新木場STUDIO COAST。
▼Read More怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。
Nightwish3度目の来日!というわけで行ってきました、新木場STUDIO COAST。
▼Read More会場につくと、ちょうどグッズの先行販売が開始されたところ。早速列に並ぶと、グッズはTシャツ2種類のみだったので、ちょっとガッカリしつつも勿論2種類とも購入。その後しばらくして会場オープン。
いざ会場入りして、ステージ前へ!・・・と言いたいところなんだけど、残念ながら本日は熱があって体調不良。騒ぐ元気もないので、前方の端の方で大人しく開演を待つことにした。しばしビールを片手に(調子は悪くても酒は飲む 笑)待つ。やがて照明が落ち、イントロがはじまった。メンバーが一人ずつステージに登場する度に歓声があがり、フロールがステージに出てくると、一際大きな歓声!この、期待が頂点に達するぞくぞくする瞬間って何度経験してもいい。
曲は最新アルバムの『Endless Forms Most Beautiful』から、Shudder Before The Beautiful。もうね、大人しく聴いていようなんて無理だった(笑)結局前の方に行ってノリ倒す。STUDIO COASTでNightwishは、前回2013年の来日の際のLOUD & METAL ATTACKでも観てるけど、このハコは音もいいし、照明も良くて、ホント観ていて楽しい。それがNightwishなんだから、楽しいに決まってる。
ターヤ信者の俺は、前回来日時にはフロールのヴォーカルがちょっと物足りなく思ったりもしたんだけど、あれからライブ盤『Showtime, Storytime』や新譜『Endless Forms Most Beautiful』を聴きこんでいくうちに、フロールへの抵抗もなくなってきて純粋に楽しめた。
ライブ中のフロールのMCでラウドパークへの参戦も発表されたし、とてもテンションのあがった一夜だった。
[setlist]
0.Intro
1.Shudder Before The Beautiful
2.Yours Is An Empty Hope
3.Ever Dream
4.Storytime
5.My Walden
6.While Your Lips Are Still Red
7.Elan
8.Weak Fantasy
9.Alpenglow
10.Wishmaster
11.I Want My Tears Back
12.Shara
13.Stargazers
14.Ghost Love Score
15.Last Ride Of The Day
16.The Greatest Show On Earth
17.Outro
ダークキャッスルのVJに約10年振りに復帰しました。俺のVJ復帰を迎え入れてくれたジュネは勿論のこと、尽力してくれた千尋やYukinoさん、そして関係者の皆さまには感謝することしきりです。
Tokyo Dark Castle 103
2015.12.05(sat) at 新宿MARZ
Open / Start 24:00
Adv ¥3,000(+D) / Door ¥3,500(+D)
ACT : AUTO-MOD / BAAL / Vanished Empire / W.O.R.M / DxUxS
DJ : Chihiro / TAIZO / P.R.D.(Cold Cemetery, DxUxS) / RayTrak
VJ : kihito / AZVSA chainsaw
ここ数年でダークキャッスルに来た方達は、ふらふらと気ままに来ては写真を撮ったりしている俺を見て「何だ?コイツは?」と思ってたんじゃないかと思う。その昔、TOKYO GOTH & DARKWAVEというイベントをAUTO-MODがやっていて、それを経てTOKYO DARK CASTLEというアンダーグラウンドイベントが立ち上げられたのが2003年4月。で、俺はダークキャッスルの初代VJとオフィシャルサイトの管理人をやっていたのであります。もう大分お客さんも入れ替わってしまったので、今じゃ誰も知らないだろうけども(笑)
というわけで、10年振りのVJ復帰。気合入りまくり。勿論白塗りVJするぞ!と、その前にVJ環境を整えなきゃ。当時俺はMotion DiveというVJソフトを使っていたのだけど、Motion Diveは開発・販売もとっくに終了していて流石にお古。まずはVJソフトの購入から。色々といじってみた結果、Resolume Avenueで行くことにした。お値段、299ユーロなり。
それからVJソフトをノートPCとマウスでポチポチ操作するのは、ライブハウスは暗いのでミスしやすいし、そんな細かい作業をしてたんじゃ折角のリアルタイムVJが地味な絵ヅラになっちゃう。なので、MIDIコントローラーもあると便利。今回からはAKAIのAPC MINIを導入。これがあるとないとじゃ操作性は大違いだし、見栄えもいいはず。つっても、最近のダークキャッスルはVJブースは隔たっててお客さんから見えないんだった。しくしく。
そして当日。久々にカラコン入れて白塗り。VJが白塗りする必要あるの?とも思うけど、まあ、非日常的なイベントなので(笑)
トップバッターはDxUxS。ヴォーカル、ベース、プログラミングの3人構成のインダストリアルバンド。かなり攻撃的なサウンドでカッコいい。聞くところによると、DxUxSは歌詞が日本語らしいのだけど、全くそうは聞こえないところが凄い。
続いてはAuto-Mod。今回、直前にジュネの友人が亡くなられたということもあり、Auto-Modの旗が掲げられた。演奏曲の構成も変更されたようで、ちょっとだけいつもと違う感じのステージだった。
3番手はBAAL。BAALは前身のCHRONOTRIGGER時代から、俺がVJをやっていた頃のダークキャッスルに出ているバンド。当時、ステージ開始前に”Next Stage Chronotrigger”ってタイプして映像投射していたら、後でVJのお礼を言ってくれたのが懐かしい。10年を経てまたこうしてVJとして一緒のイベントに名を連ねているなんて、何とも感慨深いね(年寄りくさい 笑)。
お次はDJ千尋率いるVanished Empire。いあ!いあ!なバニエン、今回はベースにSIMAさんとギターにREMNANTのTakmiさんを加えての4人編成。普段の2人体制もいいけど、やっぱりバンドサウンドが好きな俺としては、断然こちらの方が楽しめた。見た目が4人ともブラックメタル感満載なのも、また良し(笑)
トリはW.O.R.M。演奏技術がしっかりしているのは勿論として、加えて、これがまた色々な「ギミック」を駆使するバンドで、CO2を噴射したり、女性ギタリストの方がギターに電ノコ取り付けて火花を飛ばしたりと、とにかくインパクトが凄かった!サウンドもハードでこれはとてもダークキャッスル映えするバンドですなっ!
肝心のVJは、今回のダークキャッスルから、VJは2名体制となって、AZVSA嬢と交代交代でやってみた。これが意外と良くて、VJってずっとPCに張り付いていなくちゃいけないから人知れず地味に大変なのが軽減されてイベント自体を楽しむ余裕もできて、良かった。PCトラブルとかも結構あるしね。
そして、ダークキャッスル後は忘年会を兼ねて朝まで打ち上げ・・・じゃなくて、朝から昼まで(笑)打ち上げて、久々のダークキャッスル復帰をとても楽しく過ごすことができたのでした。もう若くはないけど、これからも頑張るぞっ!
Auto-Mod結成35周年の今年は豪華なイベントが目白押し。その中でもやっぱり特別な存在なのが「時の葬列」!今回は80年代ポジパン祭りと言っても過言ではない、もの凄いメンツ!
時の葬列 方舟の章 vol.5
2015.11.08(sun) at 高円寺HIGH
Open 17:30 / Start 18:00
Adv ¥3,500(+D) / Door ¥4,000(+D)
ACT : AUTO-MOD / MADAME EDWARDA / PHAIDIA / 餓鬼道
DJ : nAo12xu (†13th Moon†)
何たって、Auto-Mod、Madame Edwarda、Phaidia、餓鬼道というちょっと信じられないラインナップ!これが2015年のイベントだって言うんだから、いやあ、長生きはするもんですな(笑)
トップバッターは餓鬼道。俺は餓鬼道を観るのが初めてで、凄いインパクトに圧倒された。一言で言えばインダストリアルということになるのだろうけど、そんな言葉では片付けられないほどの混沌がステージを支配していた。鉄パイプやチェーン、ドラム缶やドリルが生み出す破壊的な音とデジタルノイズに加えて、血糊や羽毛、豚のアタマといったアングラ的視覚効果がもう、とにかくカオス。凄まじかった。
続いては2014年に30年振りの復活を遂げたPhaidia。今回からSexy Rose HARRY (B)、RIKKI-8 (G)にメンバーチェンジ。よりビジュアルが分かりやすく、ロックっぽくなったかな?でも、音は吉田さんの怒濤の変則ドラムでプログレ感もあり、過去音源よりもずっとカッコいい。Gillyさんのヴォーカルも変幻自在!
3番手はMadame Edwarda。もうね、ZIN様の美貌ったらね!俺がZINさんを最初に撮影したのは2002年でZEUS MACHINAの頃だったけども、相変わらずファインダー越しでもぞくぞくするほどのオーラなんだよなあ。ほんと、この世のものとは思えぬ美しさ。
そして最後は勿論、Auto-Mod。今回は映像と合わせてのパフォーマンス。勿論イベントのタイトル曲である「時の葬列」で幕をあけ、往年の名曲を中心にライブを構成。レクイエムの歌詞がスクリーンに投射される中、聖書が燃やされたのはぐっときたなあ。
その後、ジュネ、ZIN様、Gillyさんの日本が誇るポジパン・ヴォーカリスト3名によるセッション。曲は何とBauhaus!セッションまでポジパン祭り!本当に非常に濃い一夜だった。
久々のLIV MOONのワンマンを観に、渋谷O-WESTに行ってきた。っていうか、いつの間にON-AIRはTSUTAYAになったんだ(笑)
▼Read More平日なので、会社からスーツのまま直行。スーツだとはっちゃけることもできないので、後ろの方で開演を待つ。開演予定時刻を5分ほど押して、茜LIVがドクロを持って登場し「死の舞踏」でライブ開始!
LIV MOONのライブを観るのは何度目かだけど、やっぱウマい。全身鳥肌が立つくらいにヴォーカルもバックの演奏陣も図抜けてウマい。これだけルックスも良くて才能もある人間がいるなんて、世の中本当に不公平だよなー、なんて勝手にふてくされちゃうくらい(笑)現在の日本の女性ヴォーカルのメタルバンドの中では飛び抜けてる。
けど、一方でライブがステージ上で自己完結しすぎているっていう印象も相変わらず。フロントを支配する茜LIVがロックバンドとしてのライブ経験というか、場数が圧倒的に足りていない気がする。勿論、フロアのお客さん達は盛り上がっているし、拳もあがっているんだけど、ライブとしてのフロアの空気の一体感がない。唯一それを感じたのはアンコールラストの「The Last Savior」だけ。だから、観ているうちにどんどん興醒めしていってしまって、何だか家でライブDVDを観ているような気分になっちゃった。
MCで年内は舞台があるからLIV MOONは来年力を入れる、みたいなことを言っていたけど、折角これだけのハイレベルなポテンシャルを持ったメンバーなんだから、もっとライブを重ねてライブバンドとしての魅力も上げていって欲しいなあ。大村さんはBABY METALもあって忙しいんだろうけど(笑)
[Setlist]
1.死の舞踏 / 2.Say Goodbye / 3.Black Fairy / 4.Black Ruby / 5.Wild Beast / 6.霧の葬送曲 / 7.Kiss Me Kill Me / 8.Ride Or Die / 9.溺れる人魚 / 10.黄金の涙 / 11.アマラントスの翼 / 12.Escape
[Encore]
1.Toccata und Fuge in d-Moll / 2.The Phantom Of The Opera / 3.Double Moon / 4.The Last Savior
今年はAuto-Mod結成35周年。まあ、正確にはAuto-Modじゃなかった時代もあるわけだけど。というわけで、今年はオリジナルアルバムの再発とか、ダークキャッスルの第100回目といった企画が目白押し。その中でも大きな目玉の一つとなる「時の葬列 方舟の章 vol.3」に行ってきた。
時の葬列 方舟の章 vol.3
2014.03.21(sat) at 高円寺HIGH
Open 17:30 / Start 18:00
Adv ¥4,000(+D) / Door ¥4,500(+D)
ACT : AUTO-MOD / THE SODOM PROJECT / Z.O.A / DER EISENROST
DJ : Zin-François Angélique (MADAME EDWARDA / Club WALPURGIS)
今回チケットはネットのe-plus経由で買ったら、買ったのが遅かったせいもあって整理番号怒濤の193番。高円寺HIGHの中に入ると、既にフロアぎゅうぎゅう。前回の「時の葬列 方舟の章 vol.2」は大雪のせいでスカスカだったもんだから、気を抜いてた。んー、しまったなあ。ちゃんとAuto-Mod経由でおさえておけば良かった(笑)
とりあえず、壁際でステージの見える所に佇んで、はじまりました、まずはDer Eisenrost!Zeitlich Vergelterでの活動や、『鉄男』(1989)の音楽担当で知られる石川忠氏のバンド。ステージ両脇に設置された、鉄くずで構成されたメタル・パーカッションが異様な雰囲気を醸し出す。演奏が始まると、圧倒的な迫力!うねるような演奏に重なる鉄と鉄がぶつかる強烈な音!まさにジャンク・コラージュ!インダストリアルの元祖ここにあり!とにかく圧巻の演奏だった。目の前で人が鉄を自らの力で叩いて音を出している、という絵の迫力と音の説得力は次元が違うと改めて認識。
ここで、一旦タバコを吸いにフロアから上にあがると、何と階段に座ってフロアに入れずにいた人達が。マジか。こんなに人が来るなんて、「時の葬列」というイベントは特別なんだなあ、としみじみ。
続いて2番手は今宵一夜限りの復活、Z.O.A.!やっぱりZ.O.A.目当てのお客さんが一番多かったように思う。俺はトランス系はあまり詳しくないんだけども、今でも根強いファンがいるというのは流石。ヴォーカルの森川誠一郎氏は上半身ハダカで、絞られた体が物凄く印象的だった。思わず、体脂肪率何%なんだろう?なんて考えちゃう(笑)
で、ここでまたタバコを吸いに上へ。これがまずかった。3番手のThe Sodom Projectでは人が多くてフロアに戻れなくなっちゃった。仕方がないのでAuto-Modの物販ブースにたむろってモニタで観賞。マズイなあ、Auto-Modちゃんと見れるかしら?と不安がよぎる。
The Sodom Projectが終わると、フロアのお客さんが民族大移動を開始。今だ!というわけで、上にあがるお客さん達と入れ違いでフロアへ。DJを務めるMadame EdwardaのZIN様が、The Sisters of MercyのWalk Awayを流す中、タイミングよくステージ前へと滑り込めた。いひひ。
そして、大トリは勿論Auto-Mod。今回は役者陣の参加もさることながら、解散前メンバーにして、Genet/Rock of Romanceの頃はレギュラーでサックスを吹いていた河野のダンナも久々に参戦!個人的には、何よりこれが一番楽しみだった。オープニングは、時の葬列。時の葬列は前回のダークキャッスルでもやっていたけど、サックスが入ると断然いい。音の厚みが違うし、何と言っても曲にツヤが出る。ここ数年のAuto-Modの演奏の中で、今日が一番良く感じた。パフォーマーも交えてのシアトリカルな演出も、ジュネお得意の見世物小屋的ないかがわしさに満ち満ちていて見ごたえ十分。ここに中村亮さんもいてくれたら、ほんと言う事ないんだけどなあ。二度目の聖書燃やしで、ジュネが燃え上がる本を客席に落としそうになった時はのけぞったけど(笑)もう、20年以上ジュネを見続けてきた俺でも大満足なパフォーマンスだった。
活動の場をキリストンカフェに移していた東京ダークキャッスルが新宿MARZに戻ってきた!まあ、俺にとってのダークキャッスルと言えば、渋谷Deseo&乙なんだけども。
Tokyo Dark Castle 93
2014.07.19(sat) at 新宿MARZ
Open / Start 24:00
Adv ¥3,000(+D) / Door ¥3,500(+D)
ACT : AUTO-MOD / Vanished Empire / REMNENT / AKIRADEATH / W.A.R.P.
DJ : Chihiro / TAIZO/ WAKANA / nAo12xu(†13th Moon†)
というわけで、カメラ持って行ってきました。東京ダークキャッスル。
一番手はRemnant。俺はこのバンドを観るのは初めてだったかな?まだフロアも温まっていなくって、ちょっと引いて観ている人が多かったけど、Remnant自体がガンガン首を振るような音楽性ではないから、それはそれで聴き方としてはアリだったのかもしれない。
続いて二番手はデジタルハードコアユニット、AKIRADEATH。ヴォーカルの神崎晃は190cmの長身。いいなあ、俺もせめて180cmは身長欲しかったなあ。なんてことは置いといて(笑)鬼のような高速BPMで繰り出される音楽は圧巻。MCはいいにいちゃん風でそのギャップもまたいい感じ。
三番手は主催者Auto-Mod。今回は聖書燃やしのパフォーマンスもあったし、Yukinoさんも髪型に気合も入っててMARZに戻ってきたことを強く実感。そういや、ここのとこ電ノコ火花飛ばし観てないような。
続いてステージはVanished Empire。今回はヴォーカル、ギター、ベースの3ピース体制。そう言えば、Dee Lee君がギターを弾いてるのって久々に観たような気がする。
そしてトリはW.A.R.P.。今回のダークキャッスルはバンド編成の出演者が少なかったこともあって、個人的には一番ノれた。バンドとしての音のまとまりや、トータルの一体感も良かった。MCでの「ダークキャッスルなのに、オレンジ着てきちった」には爆笑。
ちなみに、今回はOM-D E-M10にLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4と、E-PL6にM.ZUIKO DIGITAL 45mm/F1.8の2台体制で撮影。カメラ2台持ってもかさばらないのは、ミラーレスのいいとこね。
まさか、まさかのSEX GANG CHILDREN初来日!しかも、迎え撃つはAUTO-MODをはじめとした日本のポジパン勢!俺が行かないわけがない。
時の葬列 方舟の章 vol.2
2014.02.15(sat) at 吉祥寺CLUB SEATA
Open 17:00 / Start 18:00
Adv ¥5,800(+D)
ACT : SEX GANG CHILDREN / AUTO-MOD / SADIE SADS / THE SODOM PROJECT / THE CANDY SPOOKY THEATER
▼Read Moreそんなわけで、昨年のチケット発売日当日にちゃんと新宿VINYLで買ったチケットを握りしめ、行ってきました時の葬列 方舟の章 vol.2。方舟の章は第一節、第二節、とかカウントアップしていくんだろうと思ってたから、普通にvol.2でちょっとビックリ(笑)
が。東京は15年振りくらいの稀にみる大雪が2週連続で降ったその翌日。俺は問題なく吉祥寺CLUB SEATAまで辿り着いたけど、道路に雪はもりもり残ってるし、来れない人も沢山いそう。
今回も大阪からNu-HIROが来ていたので、吉祥寺で合流していざライブの開演を待つ。この雪じゃしょうがないけど、やっぱりちょと客の入りが悪かったかなあ。昔ラオックスだった今回の会場の吉祥寺CLUB SEATAは初めて行ったんだけど、そこらじゅうに「写真撮影禁止」って張り紙してるもんだから、カメラは持って行ってたんだけど撮影しませんでした。くそう。
一番手はTHE SODOM PROJECT。2年前に観た時からメンバーも増えていて、より良くなってた。前はちょっとぽっちゃりしてたZazieもスリムになって、より精悍な印象。やっぱりZazieは男前だなあ。
続いて二番手はThe Candy Spooky Theater。途中で俺はちょっと客席を抜けてお酒飲みながらNu-HIRO達と色々お喋り。東京と大阪じゃ滅多に会えないからねえ。
そして、お目当て?のSadie Sadsは三番手で登場。何だかんだで復活後のSadie Sadsは全部観てきてるけど、今回はメタルパーカッションなしの直球勝負。Sadは防護服のような白の全身つなぎで登場。復活後のSadie Sadsの演奏は当時以上にハイレベルでカッコいいんだけど、今回はかなりアレンジも加えられていて、客席もより一層盛り上がった感じ。声援もかなり飛んでたなあ。
続いてステージは我らがAUTO-MOD。パフォーマンスは流石の安定感。イベント名が「時の葬列 方舟の章 vol.2」と言うからには、勿論やりました、「時の葬列」。そうそう、何とビックリ、この曲は先日カラオケのLive DAMに追加されたんだよね。ちなみに、G-Schmittのfarewellも追加されてます。
そして、トリは勿論、SEX GANG CHILDREN!おおお!Andiただのおっさんになってる!何かかわいい!(コラ)短髪にサングラス、ジャケットと、ポジパン御三家と呼ばれた頃とは随分とイメージの異なる外見ではあったけど、その独特の高いヴォーカルと歌唱法は顕在!いやあ、大感激!
ライブ後はSadie Sadsの方々の打ち上げに混ぜてもらって、楽しい一夜を過ごしたのでした。
東京都の風営法の影響で活動を停止していた東京ダークキャッスルが遂に復活!しかも場所は新宿キリストンカフェ!こりゃもう、行くしかない。
Tokyo Dark Castle 90
2013.09.21(sat) at 新宿CHRISTON CAFE
Open / Start 24:00
Adv ¥3,500(+D) / Door ¥4,000(+D)
ACT : AUTO-MOD / †13th Moon† / GABRIEL STILETTO / オーラルヴァンパイア / Vanished Empire / VELVET EDEN / The Candy Spooky Theater
DJ : Chihiro / nAo12xu (†13th Moon†, Tokyo Decay) / KENZO-A / TAIZO / Takuya Angel / RYO (SEX POT ReVeNGe) / P.R.D. / アヤコシラタマ
VJ : VJ Akky (from VJ calling)
復活一発目のダークキャッスルだし、場所はキリストンカフェだし、久々に白塗りしていくか!とテンション上がる。が、メイク道具を漁ってみたら白のドウランが切れてる(笑)直前にドタバタとドウラン買って、白塗りヒビメイクでいざ、キリストンカフェへ!
でも新宿MARZだった時は極力裏道を歩いて行ってたけど、キリストンカフェだと流石に人混みの中を進まなくちゃならない。すれ違う人みんながみんな、ぎょっとした顔でこちらを見る。まあ、そりゃそうだよねえ。白塗りって異様だよね(笑)で、キリストンカフェに到着。オープンまでしばし待つ間も、「客層ヤベエ」とか聞こえてくる(笑)
開演時間をちょっと押してダークキャッスル、オープン。地下に降りていくことが多いライブハウスと違って、エレベーターで上がらなきゃいけないのは新鮮かも。オープニングはファッションショー。
ファッションショーが終わると、DJタイムへ。合わせてポールダンサーがフロアに設置されたポールでアクロバティックなパフォーマンスを開始。ううむ、今までのダークキャッスルにはない展開。
オープニング・アクトはThe Candy Spooky Theater。前に観たのは何年前だろう?俺がVJやってた頃の2004年のダークキャッスル以来かも。相変わらずのハロウィンムードが素敵。
続いては13th Moon。バットケイブなポジパンどストライクのバンド。今まで、こういったポジパン・バンドって日本ではいそうでいなかったような気がする。
3番手はAural Vampire。これまた観たのは数年振りで、バンド形態となってからは初めて観た。あれ?でも、レイブマンってこんなにガタイよかったっけ?
そして続いて我らがAuto-Mod。直前にジュネもYukinoさんも風邪をひいていたみたいで心配だったけど、まあ、そこは流石ベテランの安定感。
5番手はVelvet Eden。白塗りに黒縁眼鏡という出で立ちにドギモを抜かれたけど、演奏はいたって真面目。MCによれば、手袋をつけてスマホをいじる時は、米粒を指先につけるといいらしい(笑)
続いてはGabriels Stiletto。前身バンドのgadgetは観たことあったけど、メンバーチェンジを経てGabriels Stilettoとなってからは初めて。音楽的にはgadgetの正当進化な感じで、サイケデリックなオルタナティブ・ロック。演奏にスライドを投射して重ねる演出も独特の空気を生み出していていい。
さて。この頃には眠気マックス。しかも、メイクした顔もムズムズ。よし!こっそりメイクを落としちゃおう!とトイレでこそこそメイクを落としてたら、千尋とバッタリ。「えーー、バニエンまだなんだけどーー!」とツッコまれる(笑)
というわけで、トリは千尋のVanished Empire。既に朝の6時を回ってるけど、顔を洗ったせいで目はパッチリ。いあいあしながら、写真も色々撮影。
結局、ダークキャッスル全てが終了した時には、朝の7時を回ってた。長丁場だったけど、個性やコンセプトの強いバンド達が多く出演したこともあって、かなりテンションの高いダークキャッスルだったと思う。キリストンカフェという場所も、非日常的空間の創出にはうってつけだったし。
FINLAND FESTがサポートするLOUD & METAL ATTACKに行ってきた。勿論お目当ては2005年の初来日以来となるNIGHTWISH。と、LIV MOON(笑)
いそいそと新木場STUDIO COASTへと向かう。開場時間の14:00ちょい過ぎに到着すると、既にゲートの前には思い思いのバンドのTシャツを着込んだメタラー達がわんさか。この辺、ゴシック系のファン層とファッションが違ってて面白い。俺の整理番号は34番だったので、さくっと会場入り。
会場前にはキッチンカーが3台ほど並んでいて食事も取れるようになってたけど、まずは物販でNIGHTWISHのツアーTシャツを買っていざ会場内へ。
▼Read Moreオープニング・アクトはLIV MOON。ヴォーカルの茜LIVは白いシャツに黒のベストと、随分とシンプルな出で立ちで登場。
[Setlist]
1.霧の葬送曲 / 2.Kiss Me Kill Me / 3.Black Fairy / 4.Black Ruby / 5.The Last Savior
なんだかんだケチをつけながらも、LIV MOONは全アルバムと全DVDを購入してきたわけだけど、まあ、やっぱり上手い。茜LIVのヴォーカルはアルバムと比較しても全く遜色ないレベルだし、メンバーの演奏も超一流。でも、やっぱりなんかつまらない。何と言うか、自己完結しすぎていてライヴと言うよりコンサートな感じ。オーディエンスの乗せ方とか煽り方が弱くて客席との一体感がないというか。すっげー美人だし、歌も演奏も上手いんだけどね。
続く2番手はOMNIUM GATHERUM。
デスメタルなバンドだった。ちょっと俺の好みとは違う感じだったので、途中でビールを補充に。やー、昼からライヴを見て、ビール飲めるなんて、何て幸せなんだろう(笑)
続いて3番手はJESSICA WOLFF。
これまた何の予備知識もなかったんだけど、写真で見る限りはやたらと美人。どんな音楽なのかと思っていたら、普通にポップスだった。アウェー感バリバリ。元気いっぱいな女の子!って感じだったけど、歌はイマイチ。茜LIVとフロールに挟まれちゃキツイかなあ。
まだまだ続くよ、4番手はMOKOMA。ぼさぼさの長髪に長い髭、そして眼鏡。という何とも変わった教授風の風貌のヴォーカル。
ところが演奏が始まると、これがまた激しいスラッシュ(笑)そのギャップに思わず引き込まれる。客席もヒートアップして、ダイブをする人やサークルモッシュをしだす人達までいた(笑)こういう、ライヴを楽しんでる人達を見てると、こっちも楽しくなってくる。演奏後に客席をバックにメンバーが写真を撮ったりしていて微笑ましくいいライヴだった。
5番手はTURISAS。イベントの参加バンドの写真を見た時から「なんじゃ、コイツらは」と気になっていた「赤塗り」バンド。いわゆるウォーペイントなわけだけど、写真で見る限りではインパクト十分。会場にも同様のウォーペイントを施したファンの人達が何人もいて、始まる前から期待度マックス。
どうやらTURISASは「ヴァイキング・メタル」というジャンルらしい。のっけから、物凄く勇壮でテンションあがりまくりな音楽で押しまくる。もう、やりすぎっ!なくらいに勇ましい。ヴァイオリンを加えた構成で一部民族音楽的な要素もあったけど、とにかくアグレッシブで血が沸き立つようなパフォーマンスだった。あ、ベースの人が腕に「チュリサス」「戦」ってペイントしてたのがお茶目だった(笑)
そしてトリは勿論、NIGHTWISH!前回来日時はターヤだったわけだけど、その後ヴォーカルはアネットに変わり、更に変わって今回はフロール。YouTubeでフロールに変わってからのライブ映像を幾つか見ていたので予備知識はあったものの・・・。
フロールでけえ!メンバーの中で一番デカイ!でも、生で見るとその大きさ故にステージ映えする。あの背丈でロングヘアーを振り回すヘッドバンキングは迫力満点。手足も長いから踊っていてもサマになる。ただ、背中は広い(笑)一家を背負うおとうちゃんの背中な感じだった。
[Setlist]
SE.Crimson Tide / 1.Dark Chest Of Wonders / 2.Wish I Had An Angel / 3.She Is My Sin / 4.Ever Dream / 5.Storytime / 6.I Want My Tears Back / 7.Nemo / 8.Romanticide / 9.Amaranth / 10.Last Ride Of The Day / SE.Imaginaerum
肝心のヴォーカルはやっぱりターヤを生で見た俺としてはちょっと物足りない。そつなく歌っていたけど、クセがない分、アネット時代の曲の方がスタイルには合ってるかな?それでも、セットリストはターヤ時代の曲をメインに据えての大奮発。アンコールはなかったものの、満足度はかなり高かった。
トータル5時間の長丁場ですっごく大満足なイベントだった。そして、立ちっぱで疲れ切った足を引きずり帰途についたのでした。んー、もう若くないのう。
以前、友人から「G-SchmittのStruggle to Surviveの黒いジャケのバージョン手に入れたんだけど」と聞かされたことがあった。それまで、白いジャケのものしか見たことがなかった俺は「誰かがマジックで塗りつぶしたんじゃないの?」なんて半信半疑だったんだけど、実際に友人に見せてもらって、確かにStruggle to Surviveには黒いバージョンが存在することをその時はじめて知った。
当然コレクターの俺としては両方持っておきたい(笑)以来、探すこと10数年。まあ、そんなに必死に探してたわけじゃないんだけど。ようやく先日手に入れた。
▼Read More一応、このアルバムの紹介もしておくと、ヴェクセルバルグ系の中で凛とした輝きを放っていたG-Schmittの1987年にリリースされたコンピレーション・アルバム。それまでにLPで発表されていた時の葬列、Modern Gypsies、Sin, Secret & Desireの各アルバムに収められていた楽曲が収録されているので、LP引っ張り出して聞くのは面倒だし・・・という俺みたいな人にはもってこいなアルバム。まあ、もう既にMP3化してあるからCDすらも引っ張り出さないんだけど(笑)
01.Kの葬列 / 02.Catholic (New Vocal) / 03.Limit / 04.The 1001 Nights / 05.Farewell / 06.Waltz / 07.Mescaline Dream / 08.Belladonna (Re-Mix) / 09.Lotus Garden / 10.Someday Somewhere / 11.Grand Cirle / 12.Public Game / 13.Farewall
あらためて聞き返してみると、やっぱり「あの時代」独特の香りと感覚は時代に色褪せていない。現代のように音楽産業が商業ベースにのり市場が成熟しておらず、「インディーズ」ではなく「自主制作」だった時代。PCで誰もがCDを作れる時代ではなく、レコードをプレスしなくてはならなかった時代。だからこその強いこだわりを持った作品達。単なる懐古趣味に聞こえるかもしれないけど、やっぱりあの時代の作品達には研ぎ澄まされた感覚があると思う。
AUTO-MODやMADAME EDWARDAは未だに活動を続けているし、SADIE SADSも復活。昨年は時の葬列が四半世紀の時を越え行われたことだし、色々な事情があるのは知ってるけど、G-Schmittもまた活動を再開しないかなあ。
G-Schmitt関連のCD揃い踏み(笑)