Sea of Trees vol.4

Sea of Trees vol.4
2025.10.24(fri) at 西荻窪PITBAR
Open / Start 19:00
Charge Free
DJ : kihito / migon / Aisha / Ground-Flesh
▼Read More怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。

Sea of Trees vol.4
2025.10.24(fri) at 西荻窪PITBAR
Open / Start 19:00
Charge Free
DJ : kihito / migon / Aisha / Ground-Flesh
▼Read More[DJ Setlist]
01.奉神御詠歌 by 冷水ひとみ from SIREN Original Soundtrack (2008, Japan)
02.吸血鬼 by Gilles De Rais from EP (1981, Japan)
03.Coincidence by 胎児 from EP (1985, Japan)
04.Mirror of Water by Nosferatu from All the Children are Insain (1988, Japan)
05.呪詛 by 餓鬼道 from パンドラの匣 (1985, Japan)
06.Promise by Bardo Thodol from Feeble Voice (1988, Japan)
07.Dusts in Paris by Zarathustra from Also Sprach Zarathustra I (1985, Japan)
08.血と薔薇 by Gille’ Loves from 薔薇色の吸血鬼 (1993, Japan)
09.Midnight Dancer by Sex Android from Planet Venus (1988, Japan)
10.サンストローク by 黒色エレジー from Esoderic Mania (1993, Japan)
11.Flying High by Syoko from この愛の物語OST (1987, Japan)
今年もハロウィンの季節がやってきた!年中白塗りでハロウィンな我々だけど、やっぱりハロウィンはTOKYO DARK CASTLE本体をやらないとね。今回は、RemnantのTakmiくんが音楽活動を休止する、という話を受けてRemnantとSchiZoidのダブルヘッダーで出演してもらってHalloween SpecialかつTakmi Specialな構成。なのに!なのに直前でRemnantのMarieがコロナに感染してしまい、ヴォーカルはオケで流すことに。もう…Marieったら。でもまあ、とりあえずイベントは盛況だったし、Remnantも無事ライブはやってもらえたし、Takmiくん、しばらくの間またね。戻ってくるのを待ってるよ(笑)

TOKYO DARK CASTLE Vol.122 -Halloween Special-
2025.10.12(sun) at 新宿HEIST
Open / Start 24:00
Adv ¥4,000 (+D) / Door ¥4,500 (+D)
ACT : SchiZoid / Remnant
Guest DJ : 裏口入学
DJ : Chihiro / Götediener / kihito / TAIZO
VJ : AZVSACHAINSAW

[DJ Setlist]
01.Graveyard Symphony by WWF (Undertaker Theme)
02.Destructor by VOL A.D.
03.Le son de la Pluie (Grendel Remix) by Tamtrum
04.Death Addiction (Distoxia Remix) by Detestation
05.Moonlight Shadow by Missing Heart
06.Just One Fix by Tragic Impulse〜Du Hast by Rammstein〜Just One Fix by Tragic Impulse
07.You Walk Away by Blutengel
08.Mi Tragico Jardin (Remix by Distoxia) by Entropia Psicotica
09.Hunger by Syncfactory
10.Belzebuth by TDC-MOD
11.Devil Dance by AUTO-MOD

Silencio Parque vol.6
2025.10.05(sun) at 原宿CROCODILE
Open 18:00 / Start 19:00
Adv ¥4,400 (+Order) / Door ¥5,500 (+Order)
ACT : クリシュナブルー / DIE solo Band [DIE (Vo, Pf) / ASAKI (Gt) / Ryuichi “DRAGON” Nishida (Dr) / 本田唯(B)] / tezya & the sightz
DJ : kihito

今年もYukinoさんの誕生日イベントにDJで呼んでいただいたので、一人白塗りで参戦(笑)

ひょこ!
[DJ Setlist]
01.Blade Runner (End Titles) by Vangelis
02.Shock to the System by Billy Idol
03.Posthuman by Marilyn Manson
04.Collapsed by Noise Unit
05.Changeling by Zeus Machina
06.Screen by u crack irigaru
07.Blue Bell Knoll by Cocteau Twins
08.Looking Back by Voices of Masada
09.No Place by Sonsombre
10.Lucretia My Reflection by Dan Swano
11.Metal Dance by SPK
12.Something in My House [Short Version] by Dead or Alive
13.Regeneration by The MK Ultra
14.Mushroom Dance by 中森明菜
15.Blue by SYOKO
[2nd Setlist]
01.Look in Her Eyes by Vince Neil
02.KISS by MARY RUE
03.Call Me by The 69 Eyes
04.Watching Me Fall by The Cure
[3rd Setlist]
01.Three Wishes by Klaus Nomi
02.Quiet Life by Japan
03.Let the Happiness In by David Sylvian
[4th Setlist]
01.寓話 by Auto-Mod
02.Deathtopia by Auto-Mod
03.The Last Dance by EX-ANS
04.Macbeth by Madame Edwarda
05.Sexaroid Capsule Schneider by Sex Android
06.New Church by Lords of the New Church
07.Saintly Evil Boy by The Zolge
08.Beautiful Day by U2
09.Shadow of Love by The Damned
10.VICTORIA by Der Zibet

ニューポ祭り
2025.09.20(sat) at 西荻窪KICK-ASS
Open / Start 19:00
1st Drink ¥1,000
DJ : migon / kihito / Nozap‼︎ / fami_red / Peter_Paris / 郷 / Dr.WcChie / skuma / はかせ / baroshun
▼Read More[DJ Setlist]
01.Shades of Green (Part II) by The Mission
02.Erde Ruft (Kramm Remix) by Das Ich
03.Come Into Hell and Murder Hate by Babel 17
04.Don’t Fear the Reaper by Rosetta Stone
05.Pale Empress by The Merry Thoughts
06.Peep Show by Miranda Sex Garden
07.Jolene by Strawberry Switchblade
08.Psycho Magnet by London after Midnight
09.白い太陽 by Hamlet Machine
みんな大好きハンバーグ。家庭料理なだけに作り方は色々あると思うけど、俺はこの作り方が一番好きかなあ。パン粉も牛乳も使わずに、卵と片栗粉で肉汁を閉じ込めて蒸し焼きにするので、ふわっふわなのに肉汁がじゅわじゅわで物凄く美味しい。おススメ。

■レシピ
合い挽き肉 300g
玉葱 1/2個
卵 1個
白だし 大さじ1
片栗粉 大さじ1
黒胡椒 適量
ナツメグ 適量
ケチャップ 大さじ3
みりん 大さじ3
醤油 大さじ1
ウスターソース 大さじ1
水 大さじ3
バター 10g
■作り方
1.玉葱をみじん切りにし、ボウルに合い挽き肉、みじん切りにした玉葱、卵、白だし大さじ1、片栗粉大さじ1、黒胡椒、ナツメグを入れゴムベラで練る。
2.手に水をつけ、空気を抜きながら形を整えフライパンに並べる。
3.フライパンに水大さじ2を入れ、蓋をして中火で6分蒸し焼きにする。
4.ハンバーグを裏返し、フライパンに水大さじ2を足し、再び蓋をして2分蒸し焼きにする。
5.一旦火を止め、フライパンにケチャップ大さじ3、みりん大さじ3、醤油大さじ1、ウスターソース大さじ1、水大さじ3を加え、中火でソースを加熱しハンバーグにかけ中に火を通しながらとろみが出るまで加熱する。
6.フライパンにバター10gを加え、ソースになじませる。
7.お皿に盛りつけて完成。
ホラー、サスペンス映画のサントラ縛りのDJイベントHORROR HOLIC、早くも第二回。このイベントね?無茶苦茶DJツライんだよね。そもそも映画サントラってクラブ向きな音ではないし、BPMで繋ぐことも出来ないし、ホラー映画のサントラの大半は盛り上げる曲よりも盛り下げる曲が多い。しかも、ホラー映画のサントラで皆が知っている曲って少ないので、DJ同士で曲が被りまくる。ホントDJ泣かせなイベント(笑)

HORROR HOLIC
2025.08.24(sun) at 新宿DECABAR超
Start 16:00 / End 22:00
Door ¥2,000
DJ : RYZ / kihito / Ray Trak / 裏口入学 / RAVEMAN / REO
FLoor Cast : BettyBoing☆ / きょーこ
VJ : kihito
Fortune Teller : Mine

とは言え、怪奇幻想、ゴシックに40年以上憑りつかれている俺としては、やるからには徹底的にやらないと気がすまない(笑)「フロアに異界を召喚する、闇の記憶装置」をコンセプトとする俺の知識と感性、経験値を注ぎ込み、コンセプチュアルなDJスタイルの俺の到達点と自負できる完成度の高いセットリストが出来たんじゃないかと思う。多分、これを超えるセットリストは当分作れないんじゃなかろうか。

VJで使った映画。
[DJ Setlist]
01.Overture from “オペラ座の怪人” (2004)
02.Skinny Puppy – Optimissed from “アンダーワールド” (2003)
03.Gravity Kills – Guilty (Juno Reactor Remix) from “ベオウルフ” (1999)
04.Miranda Sex Garden – Cut from “ハイダウェイ” (1995)
05.Book of Love – Tubular Bells from “エクソシスト” (1973)
06.Goblin – L’alba Dei Morti Viventi (Alternate Take) from “ゾンビ” (1978)
07.Escape to Paris from “インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア” (1994)
08.Let the Cats Run from “スリープウォーカーズ” (1992)
09.遠藤浩二 – 死の着信メロディ from “着信アリ” (2004)
10.冷水ひとみ – New Revelation: Reprise from “Siren: New Translation” (Game)
11.冷水ひとみ – Euphoria from “Siren: New Translation” (Game)
12.Aleister Crowley – The Call of The First Aethyr (1942) + Sadie Sads – Ai Thought (mashup)
13.蓜島邦明 – クーロンズ・ゲート from “クーロンズ・ゲート” (Game)
14.M-AGE – NEXUS 7
15.石川忠 – SK from “鉄男” (1989)
16.Dead Can Dance – The Host of Seraphim from “ミスト” (2007)
KICK-ASSでDJするようになって早4年。ニューポ祭りに出るのも13回目。いや、歳をとると一年が本当に早い。
今回からFUJITSU LIFEBOOK WU2/J + TRAKTOR PRO 4 + X1 MK3 + iFi audio Unoの新環境を現場投入!ニューポ祭りではそこまで複雑な操作をしないんだけど、ミスしないかちょっとヒヤヒヤだったよね。

ニューポ祭り
2025.06.14(sat) at 西荻窪KICK-ASS
Open / Start 19:00
1st Drink ¥1,000
Guest DJ : eeeeeeespeeeeeee
DJ : kihito / Nozap‼︎ / fami_red / Peter_Paris / yume / 郷 / Dr.WcChie / baroshun / sakuma
結果…ミスはしなかったし、盛り上がったんだけど…出番終了後に貧血を起こして、フラフラの状態で家に帰りました(笑)
[DJ Setlist]
01.Temple of Love by Deadlock
02.Hong Kong Garden by Kap Bambino
03.True Faith ’94 by New Order
04.Fade To Grey (Original 7” Dance Mix) by Visage
05.Spiritual High by Clan of Xymox
06.Dark Star by Deine Lakaien
07.Psychocult by The Merry Thoughts
08.Evolution by Rosetta Stone
09.Vision Thing by The Sisters of Mercy
10.Turn to the Sky by The March Violets
ドイツ表現主義の傑作『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)の2度目のリメイクがようやく日本でも公開になったので観に行ってきた。『ウィッチ』(2015)の出来栄えが素晴らしかったロバート・エガース監督だけに期待は十分。

(以下、ネタバレ全開なので未見の方は閲覧を避けてください)
▼Read Moreいやー、映像は本当に綺麗だったし、本格派のゴシック・ホラーをこれだけ真面目に作ってくれたのは嬉しい限りだった!ただ、ただね。全編通じて何かイマイチワクワクしなかった。俺は怪奇映画を見るとニヤニヤしちゃうんだけど、そういうワクワクというか、トキメキが殆ど感じられなかった。
唯一ニヤニヤしたのは、オルロック伯爵の城へと向かうトーマスが橋を渡って十字路へと向かうと、馬車がやってくるシーン。言わずもがなだけど、橋は生者の世界と死者の世界を繋ぐ象徴であり、十字路は悪魔との契約の場。つまり、橋を渡ることでトーマスはノスフェラトゥの死者の世界へと足を踏み入れ、馬車に乗り込むことでオルロック伯爵との契約を結ぶ、ということを暗示するこの演出はとても良かった。
でも、その後出てきたオルロック伯爵のデザインがね。。。暗くて殆ど外見が見えないシーンが続くものの、明らかにマックス・シュレックのそれとは異なっている。2度目のリメイクだからある程度は仕方ないかなあ、とは思いつつも、やっぱりノスフェラトゥはあの外見が良かったなあ。それと、オルロック伯爵が棺でよいしょ、ってしなやかに立ち上がるのもいやんだった(笑)やっぱ、ノスフェラトゥは棺から硬直したまま跳ね上がらないと。硬直したまま跳ね上がるのは、死後硬直を連想させる演出で、ノスフェラトゥが死者であることを外見の特殊メイクとかより何よりも雄弁に物語っていると思うんだよね。
その分、エレンを演じたリリー=ローズ・デップのブッチギリ演技は凄かった。『エクソシスト』(1973)のリンダ・ブレアかよ!ってレベルで、ムルナウやヘルツォークが描いた「夢遊病」なんて生易しい次元じゃない。あまりにぶっ壊れている演技が凄いものだから、観ていてちょっと辛くなった。
勿論、リメイクなんだからオリジナルと違ってもいいんだけど、何と言うか、全体を通じて肝心の怪奇幻想味が薄かった気がする。正統派でド真面目にやっているのに、優等生過ぎて怪奇幻想味が薄いのと、オルロック伯爵がイメージとかなり違ったからかなあ?とにかくトキメキが足らなかった。ドドーン!って大きな音でビックリさせる昨今流行りの演出も「あー、やっちゃったかー」って感じで不要な気がしたし、後半での唐突な性的要素の介入も蛇足に感じた。
ロバート・エガースだから、そんなことはないと思うんだけど、リメイクの重圧に負けたのか、期待が大きすぎただけだったのか、ちょっと残念。良ければ何度か劇場に足を運ぼうと思っていたんだけど、劇場で観るのはもういいかな。
自宅DJブースで使っているスピーカー、BOSEのCompanion 2 series IIが壊れてしまって、右側からビビり音が出るようになってしまった。コンパクトな筐体にパワフルな低音、前面ボリュームに背面RCA入力2つとかなり気に入ってたスピーカーだっただけにとてもショック。でも、DJブースで音が快適に出ないのはストレスなので仕方なく新しいスピーカーを買うことにした。最近のコンパクトなアクティブスピーカーはRCA入力がミニジャックだったりしてなかなかいいのがない。そこで泣く泣くRCA入力2は諦めて、RCAが1入力のFOSTEX PM0.1eを買ってみた。

サイズ的にはBOSEのCompanion 2と比べると、幅が5mm長くて高さと奥行きは短い。まあ、実際のところは設置してもほぼ変わらないレベル。RCAが1入力なのが不便だけど、これは時代の流れ的に仕方ないのかなあ。肝心の音は・・・あら?意外とパワフル?低音も十分に迫力があって、期待していなかったことも手伝って予想外にいい感じ。
最初は何だかモコモコしていたような気がするけど、しばらく音出していたら馴染んできたのか自然な感じになった。よーし、これでDJブースで快適に作業ができるようになったから、次のイベントも楽しく頑張るぞー!
■型式:リアバスレフ型
■スピーカーユニット:5.5cmフルレンジユニット
■再生周波数帯域:80Hz〜35kHz
■出力:5W+5W(可変ボリューム付)
■S/N比:78dB( A–Weight)
■外形寸法:86mm(W)×175mm(H)×152mm(D)
■本体質量:約775g(アクティブ側)、約675g(パッシブ側)
■消費電力:約5W
以前、Pヴァインで編集をされていた大久保さんからミニコミ誌の執筆の依頼。ようやく日本でも公開されるロバート・エガース版『ノスフェラトゥ』(2024)に合わせて吸血鬼特集を組むので、古典吸血鬼映画10選を書いて欲しいとのこと。

NOIZ NOIZ NOIZ #4
出版社:語ぶるい舎
発売日:2025/05/11
勿論二つ返事で!と言いたいところだったんだけど、締切が次のイベントと被っていて原稿を書く時間を捻出できるかどうかとても微妙。でも、古典吸血鬼映画10選なんてコラムを書くなら俺が書かずに誰がやる!という思いもあり悩むことしばし。まあ、何とかなるでしょ、と思って結局執筆を請けることにした。
今回の条件は1960年代までの区切りで10本。このセレクトがまあ、一番楽しいんだな(笑)あれも入れたいし、これも入れたいし、と考え出すと10本じゃ到底収まらない。苦渋の決断で10本に厳選してさあ、執筆!とは言え、やっぱり時間は殆どない。通勤の電車の中でスマホでクラウド上に書きためては家に帰ってから見直し・・・を繰り返して何とか締切に間に合わせた。
1970年代以降の現代吸血鬼映画10選は、友人であるモリモトアリオミ君が担当。古典系に比べて1970年代以降は吸血鬼映画のバリエーションが多いから、アリオミ君はセレクトがより大変で楽しかったんじゃないかな。アリオミ君のコラムも楽しい一冊なので、ミニコミ誌だから全国書店には並ばないけど、通販やdisk union等一部店舗で販売するようなので、機会があれば皆さま是非。