台湾旅行記 1
今年の社員旅行は久々に海外、台湾!ここのとこ沖縄とか北海道が続いていたので、海外旅行は久しぶり。いざ、羽田空港へ!ってん?国際線って羽田からも飛んでるのか。初めて知った。

海外旅行とは言っても、台湾だからフライト時間は約3時間半。あっという間に台北へ到着。さあ!台湾観光するぞ!と思いきや台北は土砂降り。嫌な予感。折りたたみ傘持って行ってよかった。

ホテルのチェックインまでは社員全員で飲茶ツアーが組まれていたので、みんなについてそのままお茶屋さんへ。


お店に着くと、お茶を振舞ってくれる。のだけど、店員さんのお茶の注ぎ方がかなーりアバウトでテーブルにちょいちょいお茶をこぼす。っていうか、かなりこぼす(笑)これってそういう文化なのか、パフォーマンスなのか。お茶屋さんにはお土産エリアもあって、お茶を飲み終わるとお土産エリアへ誘導。なるほど、そういうビジネスか。

お店を後にして、一行はホテルへ。流石は台湾、ホテルの中はロビーもエレベーターもどこもかしこも八角の匂いがする。相変わらず雨は土砂降りなので、タバコを吸ったりホテルの中をうろうろ探検したりして夕食までの時間を潰す。そうこうしている内に夕食タイムへ。


夕食はホテルのレストランのコース。台湾料理は中華料理とはまたちょっと違ってあっさり目で美味しい。台湾ビールもすすむ。と、しばらくすると、女性社員が悲鳴を。声の方に目をやると・・・。

どどーん!
いや、こういうのを目にするとやっぱり中国文化もかなり入っているんだなあって実感する。これ、アタマ食えるのかね(誰も食べなかった)
りぶちょふ・ごしっくすきー
ルビがこの世を去って、四十九日も過ぎたけど、12年の歳月はあまりに長すぎて、心が全く癒えない。それどころか、鬱状態になってしまって夜も眠れなくなってしまって、薬を服用して無理矢理会社へ行かなくちゃならない始末。このままではいけない、全然前向きになれないし、自身の生きている意味を完全に見失ってしまった。

そこで、ルビを忘れたわけじゃないし、心が癒えたわけじゃないけど、新しい家族を迎えることで前向きになれるかなと思って、子猫を保護しているNPO団体から里親募集で再び猫を飼うことにした。
▼Read More里親になったのは、ルビと同じく黒猫の女の子。外見が似ていれば似ているほど、ルビを思い出してより辛くなるんじゃないか、性格の違いとかで違和感を覚えるんじゃないかとも相当に悩んだんだけど、それでもやっぱり黒猫以外に選択肢はないな、と。
引き取ったのは大塚にあるNPO法人、東京キャットガーディアン。猫を飼うにあたっての面談や心構え等の同意書の提出が必要だけど、12年も飼っていた実績があるので面談は特に問題なし。
早速、沢山いる子猫たちの中から黒猫の女の子を見て回る。気になったのは、およそ生後3週間で保護された推定0歳3ヶ月の子。なんとなく、顔つきがルビに似ていたのが気に入って引き取って来た。一方でルビはジャパニーズボブテイルと呼ばれる短い尻尾だったけど、この子は尻尾が長い。

で、自宅に戻ると、緊張しまくり。警戒しまくり(笑)まあ、これはルビも最初はそうだったから、今に慣れてくれるでしょう。名前はルビ(Luvi)をもじってリヴ(Liv)と命名。とりあえず、これで俺が生きる意味はもうしばらく延長されたし、これから子猫との楽しい格闘の日々が続くんだろうなあと思うと、ちょっと楽しみで生活に張りが戻りそう。
Tokyo Dark Castle 109
今月のダークキャッスルは再びPHAIDIAが登場!ギタリスト交代でBACTERIAの川口トヨキさん、しかも直前で吉田さんがダウンされてしまい、ドラムが元WILLARDの魔太朗さんという新生+特別編成となってしまったので、ある意味貴重なPHAIDIAに!

Tokyo Dark Castle 109
2016.08.06(sat) at 新宿MARZ
Open / Start 24:00
Adv ¥3,000(+D) / Door ¥3,500(+D)
ACT : AUTO-MOD / PHAIDIA / Vanished Empire / Error:666 / ド・ロドロシテル
DJ : Chihiro / TAIZO / WAKANA / 裏口入学
VJ : kihito / AZVSA chainsaw
それと、個人的課題としてここのとこずっと上手くいかなくてあがいていたワイヤレスHDMIを用いてのVJのため、先日購入したプロジェクタも機材持ち込みで怒涛の荷物。重い。
早速MARZに入って、機材のセッティング。ワイヤレスは・・・うまく認識した!これで渋谷時代のダークキャッスルのように、フロアでDJと並んでVJできる!ようやく白塗りVJの意味が出るように。ワイヤレスが今回もダメだったら、白塗りしないでふてくされてVJしようと思っていたので、良かった、良かった(笑)
そんなこんなで機材をせっせとセッティングしたり、メイクしたりバタバタしているうちにダークキャッスルオープン。一番手はError:666。

ヴォーカルのリュウガさんは決して背が高いわけじゃないのに、これがまたステージだと何ともパワフルで存在感抜群!何だか、その昔にCHRONOTRIGGER(現、BAAL)を初めて観た時のことをちょっと思いだした。でも、イベント終了後に頂いたCDにはバラード調のものもあって、パワーごり押しヒャッハー!なだけじゃない懐の深さも感じる。これからも要注目なバンドだと思う。

続いては主催者AUTO-MOD。セットリストは以下の通り。なんか、GLAYのデストピアに対抗?記念?して本家AUTO-MODもデストピアを演奏したとのこと(笑)
[setlist]
01.POISON NIGHT / 02.DEVIL DANCE / 03.時の葬列 / 04.DEATHTOPIA / 05.BELZEBUTH

そして三番手は、今回の台風の目玉、掟ポルシェのソロ・デスメタル・ユニット、ド・ロドロシテル。いや、ハンパなかった。ダークキャッスルでここまで笑い転げたのは初めてじゃないかな。ほんと、ジュネもAUTO-MODとPHAIDIAの間にとんでもないものぶちこんできたなあ。
お約束の白目剥きは当たり前として、マーシャルのアンプの後ろにひょこひょこ隠れてみたり、「お前達ポジティブ・パンクは好きか!」「お前達はポジティブか!」と妙な説教をはじめてみたりと、もう、演奏いいから全部MCでやって欲しいくらいに、とにかくMCと客いじりがハンパなく面白かった。

そんな変化球ド・ロドロシテルの後は、本気のポジパン、PHAIDIA。ステージに設置されたドクロと燭台で一気に真面目な様式美のゴシックの世界へ。

流石にいつも通りというわけにはいかない状況だったし、新生+特別編成なので、いつもとちょっと違う感じなのは致し方ないところ。それでも、前日から練習に入ったという魔太朗さんは流石だし、川口さんもそれまでのギターの中にあきらかな個性を混ぜ込んできているあたりにこれからのPHAIDIAの進化に期待が高まるステージだった。

そして、最後はDJ千尋率いるVanished Empire。今回はSIMAさんを加えての3人編成。オープン前にジュネと並んでメイクしていた時に、ちょうどVanished Empireがリハをしていたんだけど、今回はいきなりブラック・サバスのコピーをやっていたので、ジュネと二人で「何だかバニエンらしくないねえ」なんて話してたら、ライブでも1発目に持ってきてビックリ。でも、その後はいつものバニエン。いあいあしてました。千尋がステージが終わった途端にフロアに飛び降りてそのままDJブースに駆け込んでDJ始めたのは笑った。色々本当にお疲れさま。
というわけで、ダークキャッスル 109、無事終了致しました。課題だったワイヤレスHDMIも、まだ時々途切れたりとレシーバーの設置位置に課題があるけど、解消の目途は立ったし何より、渋谷時代のようにDJと並んでフロアでVJできるのはお客さんの反応がダイレクトに見れて本当に楽しい。次回も頑張りますよー!と、思いきや、9月はお休みで10月はキリストンカフェでハロウィンだから、ダークキャッスルでのVJは次は11月になっちゃうのかな?新しいネタを作り込んでおこう。
シン・ゴジラ (2016)
いつまでもルビの死を悲しんで家に引きこもっていても仕方がないので、気分転換も兼ねて公開翌日というタイミングで『シン・ゴジラ』(2016)を早速観てきた。

今回の総監督・脚本は何と『エヴァンゲリオン』の庵野秀明。登場する役者は総勢328名。しかも、日本版のゴジラとしては、初めてフルCGでゴジラが描かれるという、何とも話題先行な感もある作品。
俺は実際に劇場に行くまで、いつも事前情報をシャットアウトするので、その程度の情報でいざ劇場へ。結論から言うと、満足度は75点といったところかな。1984年版のゴジラをもっと真面目に人間ドラマを主軸に描きました、という感じ。ゴジラがフルCGになった影響で予算の関係もあるんだろうけど、ゴジラの登場シーンよりも役者の演技シーンの方が圧倒的に長い。
放射能の影響でゴジラの形態が変わるというアイディアは面白いのだけども、第2形態のゴジラが全貌を現した時には、俺は思わず椅子から転げ落ちそうになった(笑)それでも、最終形態となったゴジラのシルエットは初作『ゴジラ』(1954)を思わせるもので、なかなかいい感じ。ちなみに、俺は84年版のゴジラのスーツ版のデザインが一番好き。ゴジラの存在感も、怪獣と言うよりも人間と言う存在を超越した異世界の神のような感じで、その辺りは非常に大満足。
だけど、だけど、そうは言ってもゴジラ暴れなさすぎ!CGにしたせいだろうけど、背ビレや尻尾の先から熱線をビーム光線のように放つのはあまりにゴジラの世界観を壊し過ぎだし、役者の演技パートが長すぎてもっと「普通に暴れて街を壊すゴジラ」が見たかった。
それでも、ゴジラの歩く振動で日本家屋の屋根瓦がガタガタと揺れるシーンがあったり、自衛隊戦車のキャタピラ付近からのアングルとかは流石は庵野秀明。まあ、現在の日本映画市場の予算規模じゃフルCGゴジラはこれが限界なんだろうなあ、という感じでございました。

とか言いつつ、映画の興奮そのままの勢いで、売店でバンダイの劇場限定クリアレッド版のソフビも購入。ちょっと買うの恥ずかしかった(笑)
EPSON EB-1771W
TOKYO DARK CASTLEをやっている新宿MARZのBENQのプロジェクタが相性問題でHDMIワイヤレスが動作しないので、VJのモバイル用のプロジェクタとして、EPSONのEB-1771Wを買った。

とは言え、この機種軽く10万超えするので、なかなか気軽に買えるものじゃない。というわけで、いつも新品を購入する俺にしては珍しく今回は中古で購入。お値段、44,780円なり。
▼Read More中古のプロジェクタを買うにあたっての注意事項は、レンズの使用時間。プロジェクタのレンズには耐用時間があって、この機種だと約3900時間となってる。購入したものは、節電モードオフで330時間/オンで66時間といった程度だったので、イベント限定で使用するなら十分に長期間使用できると思う。レンズ交換が必要になる頃には、もっと性能のいいプロジェクタが発売されているでしょう。
早速、自宅でHDMIワイヤレスをセッティング。やっぱり特に問題はない。これで新宿MARZで動作しなかったら、もう、ハコ自体の問題でお手上げになっちゃうなあ。
■解像度:WXGA(1280×800)
■有効光束:3000lm
■コントラスト比:2000:1
■本体サイズ:292mm(W)×210mm(D)×44mm(H)
■質量:約1.7kg
第九回ハマー・フィルム研究会
魔人館のKAZさんが主宰する我々ハマー・フィルム研究会。顧問だった石田一さんは亡くなられてしまったけど、ハマーホラーの火消すまじ!と活動は継続されている。で、今回のハマー・フィルム研究会は再び僭越ながら私が講師と配布テキストの作成を務めさせてもらいました。今回はいつものメンツに加えて、ゴス方面からの私の知り合いの方々も来て下さり、本当にありがとうございました。

前に講師を務めた時は『血ぬられた墓標』(1960)をメインにやったけど、今回はハマーのカルンシュタイン三部作と『鮮血の処女狩り』(1971)をテーマに、再び女吸血鬼が題材。
▼Read Moreとは言え、ハマー・フィルム研究会も既に第九回。ドラキュラシリーズは全て解説が完了しているので、吸血鬼関連で話せるネタがなくなってきていることも事実。そこで、今回は女吸血鬼ではあるけど、ポリドリの『吸血鬼』から『吸血鬼ヴァーニー』、『吸血鬼ドラキュラ』といった男性吸血鬼小説の流れから、ゴーティエの『死女の恋』、でようやく『吸血鬼カーミラ』といった吸血鬼小説の流れも紹介。
■『バンパイア・ラヴァーズ』(1970)
レ・ファニュの『吸血鬼カーミラ』にかなり忠実に製作された、カルンシュタイン三部作の第1作目。1968年のヘイズコードの廃止に伴って、エロティックな要素が増しているのも特徴。本作でカーミラを演じたイングリッド・ピットは、この作品で女怪奇俳優としての地位を確立したのは皆さま御存知の通り。
でも、24歳っていう設定のカーミラを演ずるピットは当時既に33歳。やー、ちょっと妖艶すぎるよね(笑)まあ、それが逆にこの世のならざる者としての説得力があるんだけど。マデリン・スミスはセルロイド人形みたいでかわいいし、キツ目の美人ケイト・オマーラも好みな映画です。
■『恐怖の吸血美女』(1971)
カルンシュタイン三部作の第2作目。前作以上に無意味な裸体描写があることと、カーミラと男性教師の「濡れ場」があることで、生真面目な俺としては嫌いな映画。しかも、主役のユッテ・ステンスガードがねえ。アゴが割れてるのがダメなんだよねえ。
■『ドラキュラ血のしたたり』(1971)
カルンシュタイン三部作の第3作目。もはや原作はどこへやらなお話だけど、実は三部作の中では一番完成度が高い映画なんじゃないでしょうか。監督は『ヘルハウス』(1973)のジョン・ハフだし、とにかく非情なまでに魔女狩りを推進するピーター・カッシングの存在感が圧倒的。
■『鮮血の処女狩り』(1971)
イングリッド・ピット繋がりで、「血の伯爵夫人」バートリ・エルジェーベドを主題とした本作も紹介。が、ここでまさかの誤植が発覚。原題”COUNTESS DRACULA”を何故か”COUNTED DRACULA”と痛恨のタイプミス。セサミストリートにしちゃったのでした。
本当はセットや衣装を流用したとされる『1000日のアン』(1969)との徹底比較を目玉にするつもりだったんだけど、コマ単位で比較しても「明確に流用」したのがみつからず、ここは逆にハマーの美術スタッフの意地を見せられた感じだった。
というわけで、久々のハマー・フィルム研究会、実に楽しくやらせて頂きました。今後はもっとお客さんの裾野を広げていきたいねー、なんて打ち上げで話しつつ、ポケモンGOの話題で盛り上がった一夜でございました(笑)
TRAKTOR KONTROL S2 MK2
ひょんなことからDJを勧められまして。まあ、10年以上前から興味はあったんだけど、ジュネがダークキャッスルを立ち上げようとしていた2003年アタマ頃に「お前はPCも詳しいし、映画好きなんだからVJできそうだからやってよ」と言われて以来、ずっとVJ一本でやってきた。
それでもやっぱDJも楽しそうなので、まずは色々DJのスタイルについて下調べをしてみた。以前ダークキャッスルでもプレイされていたPsycho MotorさんのようなレコードDJはやっぱりカッコいいわけだけど、劣化してしてしまうレコードを使うことにマニアな俺は抵抗が大きく。じゃあ、CDJはどうかとなると、CDの盤面に傷がつくことも嫌がる神経質な俺にはやっぱり向いてない。必然的にシステム屋のPC知識が最大限生かせそうなPCDJしか選択肢はなかった(笑)というわけで、お手軽な価格のTRAKTOR KONTROL S2 MK2を買ってみた

Amazonで注文して本日届いたので、早速PCと繋いで色々いじってみる。デカイ!重い!これ持ち歩く体力俺にあるんだろうか(笑)ソフトやらドライバやらは付随していないので、ネットからダウンロードしてインストール。まあ、大した手間でもないかな。
ディレクトリの設定とかをすませると、勝手にMP3も含めて曲がリストアップされる。操作はただいじるだけならマニュアルを読む必要もないくらい。でも、これじゃただのプレーヤーだな(笑)幸い俺の周りにはDORAさんや千尋といった優しい諸先輩方もいることだし、今後色々聞いて覚えていきましょう。

それから、ついでだったので、ヘッドフォンも買った。普段俺はイヤホン派なんだけど、DJするならやっぱヘッドフォンが必要なわけで。というわけで、単純に見た目だけでSol RepublicのTRACKS ULTRAを買った。色合いやデザインは相当にカッコイイ!でも、思いの外音漏れスゴイので通勤では使わない方がいいかな?
ひょんな一言から随分と散財しちゃったけど、いつの日か皆さんの前で白塗りゴシックDJをできる日が来ることを信じて!(笑)
Tokyo Dark Castle 108
毎月恒例、ダークキャッスル。今回はBEAST、BACTERIA、FOXPILL CULT、レンダと、何とAUTO-MOD以外全てがダークキャッスル初登城という、実に楽しみな出演陣。

Tokyo Dark Castle 108
2016.07.02(sat) at 新宿MARZ
Open / Start 24:00
Adv ¥3,000(+D) / Door ¥3,500(+D)
ACT : AUTO-MOD / BEAST / BACTERIA / FOXPILL CULT / レンダ
DJ : Chihiro / TAIZO / WAKANA / Ray Trak
VJ : kihito / AZVSA chainsaw
VJとしては、前回何故かうまく動作しなかったHDMIワイヤレスユニットを今回こそ使うんだ!と意気込んでいざ新宿MARZへ。
ダークキャッスルは22:30入りで24:00開場なので、毎回かなり慌ただしい。そんな中、PCとプロジェクタをHDMIワイヤレスユニットで繋いで色々試行錯誤するも、やっぱりPC側からプロジェクタは認識するのに、プロジェクタ側では映像を認識しない。何故だー!家でも池袋CHOPでもうまくいったのに!これはもう機材の相性の問題のような気がしてならない。結局今回も有線ケーブルで繋いで機材をセッティング。しくしく。ワイヤレスが認識されれば、DJブースの横でフロアでVJできるから、絶対に楽しいんだけどなあ。もう、いっそのことプロジェクタ買って持ち込んでしまおうか(笑)

そんなこんなで、やさぐれて白塗りして、ダークキャッスルオープン。

トップバッターはBEAST。事前にジュネがブログでYoshikiの秘蔵っ子、Yoshikiのって繰り返していたので、ビジュアル系な感じなのかと思っていたら、これが全然ゴリゴリの激しいロック!むちゃくちゃカッコいい!こういうサウンドだと、写真を撮ってる側も撮影にノってきていい写真が撮れるから、ライブってほんと面白い。

続いてはAUTO-MOD。BEASTの余韻が残っていたのか、何だかいつもとちょっと違う感じでAUTO-MODの写真が撮れた、と感じるのはただの自画自賛かな(笑)
先日のPHAIDIA主催のGhost of Terror同様、森岡賢さんを偲んでSOFT BALLETのEgo Danceのカバーをやったんだけど・・・これが全然SOFT BALLETっぽくなかったのであった!やっぱジュネが歌うと何でもAUTO-MODになっちゃうんだよなあ、良くも悪くも(笑)AUTO-MODのライブ後のVJはAZVSA担当だったので、安心して最後のレクイエムまで満喫。

続く3番手はBACTERIA。トランス系の血を引くバンドかと思いきや、ヴォーカルの川口さんは元TCC!AUTO-MODの13夜の解散コンサートでも最前で手を振り上げているのが映っている程の信者の大先輩。
以前、PHAIDIAと新大久保EARTHDOMで共演したのを観て以来の2度目の鑑賞。BACTERIAのライブって空気が張り詰めている感じがして、何だか観ていてとても緊張する。

そして4番手はFOXPILL CULT。俺が初めてFOXPILL CULTを観た2015年の時から、ドラムが変わってキーボードが加入というメンバーチェンジが加わっているけど、サウンドがヤバいくらいに進化してる。
アヴァンギャルドな曲調の中に独特のポップさがあって、これはひょっとするとひょっとする(要はメジャーでもブレイクできる)んじゃないか、と周囲での評判もいい。ただ、最近のライブはスポットライトをあまり使用せずにシルエット中心なライブが多いように思うのは、演出の方針を変えたのかしらん?個人的にはちょっと残念。

トリは個人的に一番楽しみにしていたレンダ。俺がレンダを初めて観たのは2016年4月2日の新宿URGAでのMachinery Heaven vol.20。この日はZEUS MACHINAを目当てで足を運んだんだけど、その対バンの中で際立って良かったのがハコさんとヒコさんのユニットのレンダだった。ちょっと異世界な童謡のようで、どこか懐かしい感じがしつつもゴシックな肌触りは、ダークキャッスルの世界にもバッチリ!

そんなわけで、ジュネにレンダを出してあげて欲しいと猛プッシュ!偶然Yukinoさんも千尋もレンダを気に入っていたので、トントン拍子に話は進み、今回の出演に。出番がラストだったので、お客さんも疲れが見えていた頃だったのはかわいそうだったけど、やっぱりレンダはダークキャッスルに合ういいユニットだった。是非今後とも出演して欲しいなあ。
それから、普段あまり衝動買いをしない俺にしては珍しく、TADACyさんの新作バッジに一目惚れして即買い。さらにジュネの実弟である山岡重行先生の「腐女子の心理学」をAUTO-MODの物販で売っていたので、買ってサインしてもらって。さらにさらにレンダのアルバムも購入して(プッシュしてたくせにアルバムを買っていなかった)、一晩で色々と散財したのでした。でも、楽しかったからいいのだ!
Ghost of Terror -ペルテン祭-赤い月の夜会 vol.2
Phaidia主催の企画、Ghost of Terror -ペルテン祭-赤い月の夜会 vol.2にVJとして参加しました。

Ghost of Terror -ペルテン祭-赤い月の夜会 vol.2
2016.06.26(sun) at 池袋CHOP
Open 18:15 / Start 18:45
Adv ¥2,800(+D) / Door ¥3,300(+D)
ACT : MUNIMUNI / SPEECIES / 666-three six / PHAIDIA
DJ : DORA / Legi
VJ : kihito
2003年からこの界隈でVJをやっている俺だけど、実はダークキャッスル関係以外でVJをするのは今回が初。本当は今回DJで参加したDORAさんが以前主催していたCyberAgeVooDooのVJとしても誘われていたんだけど、諸事情があって手伝うこと能わず。
そんなわけだから、DORAさんとの共演が、実に10年以上の時を経てようやく実現。普段ダークキャッスルで流しているVJ映像とは異なるセットを準備して、気合入りまくり。今回はDJブースの横でフロアでVJできるので、それもとても楽しみ。勿論白塗りもして準備万端。

今回のDJ陣DORAさん、Legiさんと。

トップバッターは以前ダークキャッスルにも出演したことのある666-three-six。1曲目からマンソンのカバーで勢いつけて、そこからは彼らの持ち味でもあるサタニック・パーティー全開。ヴォーカルのNyeelはフロアに降りてお客さんを掻き回したり、何故か風船をいっぱいばら撒いたりと、まだ十分に温まってなかったフロアを十分に盛り上げてくれたんじゃないかな。
二番手はMUNIMUNI。だったんだけど、残念なことに写真を撮れなかった。と言うのも、地味にPCがトラブって、わちゃわちゃしている間にライブが終わっちゃった。でも、先日急逝された森岡賢さんを偲んでSOFT BALLETのBODY TO BODYのカバーを演奏した時は思いっきりVJブースで踊りまくりましたとも、ええ。

続いて3番手はSPEECIES。サイケデリック全開なサウンドが文句なしにカッコイイ。と、思っていたら、何とSPEECIESもBODY TO BODYをカバー(笑)MUNIMUNIとは違ったアレンジで、1日に2度もBODY TO BODYを聴けるとは思わなかったから何だかとってもお得感。

そして最後は勿論主催、Phaidia。本来ならば、俺はPhaidiaの写真撮影スタッフも兼ねているので、ライブ写真を撮らなきゃいけなかったんだけど、フロアはお客さんでいっぱい。とてもじゃないけどVJブースから移動して写真を撮れる状況じゃなかったので、望遠でひきの写真だけをポツポツとのみ撮影。まあ、公式カメラマンはもう一人いるから、今回はそちらにお任せ。
今回のPhaidiaのライブは新曲も披露されつつ、二部構成。二部では先日亡くなられた元Phaidiaのギタリストで、その後Mephisto Walzへ参加したり、DJとしても活躍されていたナリキ氏を偲んでの演奏でした。
訃報が続く2016年だけど、お客さんも沢山来て頂けたし、バンドもDJも盛り上がった夜だった。










