シン・ゴジラ (2016)
いつまでもルビの死を悲しんで家に引きこもっていても仕方がないので、気分転換も兼ねて公開翌日というタイミングで『シン・ゴジラ』(2016)を早速観てきた。
▼Read More怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。
いつまでもルビの死を悲しんで家に引きこもっていても仕方がないので、気分転換も兼ねて公開翌日というタイミングで『シン・ゴジラ』(2016)を早速観てきた。
▼Read More今回の総監督・脚本は何と『エヴァンゲリオン』の庵野秀明。登場する役者は総勢328名。しかも、日本版のゴジラとしては、初めてフルCGでゴジラが描かれるという、何とも話題先行な感もある作品。
俺は実際に劇場に行くまで、いつも事前情報をシャットアウトするので、その程度の情報でいざ劇場へ。結論から言うと、満足度は75点といったところかな。1984年版のゴジラをもっと真面目に人間ドラマを主軸に描きました、という感じ。ゴジラがフルCGになった影響で予算の関係もあるんだろうけど、ゴジラの登場シーンよりも役者の演技シーンの方が圧倒的に長い。
放射能の影響でゴジラの形態が変わるというアイディアは面白いのだけども、第2形態のゴジラが全貌を現した時には、俺は思わず椅子から転げ落ちそうになった(笑)それでも、最終形態となったゴジラのシルエットは初作『ゴジラ』(1954)を思わせるもので、なかなかいい感じ。ちなみに、俺は84年版のゴジラのスーツ版のデザインが一番好き。ゴジラの存在感も、怪獣と言うよりも人間と言う存在を超越した異世界の神のような感じで、その辺りは非常に大満足。
だけど、だけど、そうは言ってもゴジラ暴れなさすぎ!CGにしたせいだろうけど、背ビレや尻尾の先から熱線をビーム光線のように放つのはあまりにゴジラの世界観を壊し過ぎだし、役者の演技パートが長すぎてもっと「普通に暴れて街を壊すゴジラ」が見たかった。
それでも、ゴジラの歩く振動で日本家屋の屋根瓦がガタガタと揺れるシーンがあったり、自衛隊戦車のキャタピラ付近からのアングルとかは流石は庵野秀明。まあ、現在の日本映画市場の予算規模じゃフルCGゴジラはこれが限界なんだろうなあ、という感じでございました。
とか言いつつ、映画の興奮そのままの勢いで、売店でバンダイの劇場限定クリアレッド版のソフビも購入。ちょっと買うの恥ずかしかった(笑)
TOKYO DARK CASTLEをやっている新宿MARZのBENQのプロジェクタが相性問題でHDMIワイヤレスが動作しないので、VJのモバイル用のプロジェクタとして、EPSONのEB-1771Wを買った。
とは言え、この機種軽く10万超えするので、なかなか気軽に買えるものじゃない。というわけで、いつも新品を購入する俺にしては珍しく今回は中古で購入。お値段、44,780円なり。
▼Read More中古のプロジェクタを買うにあたっての注意事項は、レンズの使用時間。プロジェクタのレンズには耐用時間があって、この機種だと約3900時間となってる。購入したものは、節電モードオフで330時間/オンで66時間といった程度だったので、イベント限定で使用するなら十分に長期間使用できると思う。レンズ交換が必要になる頃には、もっと性能のいいプロジェクタが発売されているでしょう。
早速、自宅でHDMIワイヤレスをセッティング。やっぱり特に問題はない。これで新宿MARZで動作しなかったら、もう、ハコ自体の問題でお手上げになっちゃうなあ。
■解像度:WXGA(1280×800)
■有効光束:3000lm
■コントラスト比:2000:1
■本体サイズ:292mm(W)×210mm(D)×44mm(H)
■質量:約1.7kg
魔人館のKAZさんが主宰する我々ハマー・フィルム研究会。顧問だった石田一さんは亡くなられてしまったけど、ハマーホラーの火消すまじ!と活動は継続されている。で、今回のハマー・フィルム研究会は再び僭越ながら私が講師と配布テキストの作成を務めさせてもらいました。今回はいつものメンツに加えて、ゴス方面からの私の知り合いの方々も来て下さり、本当にありがとうございました。
前に講師を務めた時は『血ぬられた墓標』(1960)をメインにやったけど、今回はハマーのカルンシュタイン三部作と『鮮血の処女狩り』(1971)をテーマに、再び女吸血鬼が題材。
▼Read Moreとは言え、ハマー・フィルム研究会も既に第九回。ドラキュラシリーズは全て解説が完了しているので、吸血鬼関連で話せるネタがなくなってきていることも事実。そこで、今回は女吸血鬼ではあるけど、ポリドリの『吸血鬼』から『吸血鬼ヴァーニー』、『吸血鬼ドラキュラ』といった男性吸血鬼小説の流れから、ゴーティエの『死女の恋』、でようやく『吸血鬼カーミラ』といった吸血鬼小説の流れも紹介。
■『バンパイア・ラヴァーズ』(1970)
レ・ファニュの『吸血鬼カーミラ』にかなり忠実に製作された、カルンシュタイン三部作の第1作目。1968年のヘイズコードの廃止に伴って、エロティックな要素が増しているのも特徴。本作でカーミラを演じたイングリッド・ピットは、この作品で女怪奇俳優としての地位を確立したのは皆さま御存知の通り。
でも、24歳っていう設定のカーミラを演ずるピットは当時既に33歳。やー、ちょっと妖艶すぎるよね(笑)まあ、それが逆にこの世のならざる者としての説得力があるんだけど。マデリン・スミスはセルロイド人形みたいでかわいいし、キツ目の美人ケイト・オマーラも好みな映画です。
■『恐怖の吸血美女』(1971)
カルンシュタイン三部作の第2作目。前作以上に無意味な裸体描写があることと、カーミラと男性教師の「濡れ場」があることで、生真面目な俺としては嫌いな映画。しかも、主役のユッテ・ステンスガードがねえ。アゴが割れてるのがダメなんだよねえ。
■『ドラキュラ血のしたたり』(1971)
カルンシュタイン三部作の第3作目。もはや原作はどこへやらなお話だけど、実は三部作の中では一番完成度が高い映画なんじゃないでしょうか。監督は『ヘルハウス』(1973)のジョン・ハフだし、とにかく非情なまでに魔女狩りを推進するピーター・カッシングの存在感が圧倒的。
■『鮮血の処女狩り』(1971)
イングリッド・ピット繋がりで、「血の伯爵夫人」バートリ・エルジェーベドを主題とした本作も紹介。が、ここでまさかの誤植が発覚。原題”COUNTESS DRACULA”を何故か”COUNTED DRACULA”と痛恨のタイプミス。セサミストリートにしちゃったのでした。
本当はセットや衣装を流用したとされる『1000日のアン』(1969)との徹底比較を目玉にするつもりだったんだけど、コマ単位で比較しても「明確に流用」したのがみつからず、ここは逆にハマーの美術スタッフの意地を見せられた感じだった。
というわけで、久々のハマー・フィルム研究会、実に楽しくやらせて頂きました。今後はもっとお客さんの裾野を広げていきたいねー、なんて打ち上げで話しつつ、ポケモンGOの話題で盛り上がった一夜でございました(笑)
ひょんなことからDJを勧められまして。まあ、10年以上前から興味はあったんだけど、ジュネがダークキャッスルを立ち上げようとしていた2003年アタマ頃に「お前はPCも詳しいし、映画好きなんだからVJできそうだからやってよ」と言われて以来、ずっとVJ一本でやってきた。
それでもやっぱDJも楽しそうなので、まずは色々DJのスタイルについて下調べをしてみた。以前ダークキャッスルでもプレイされていたPsycho MotorさんのようなレコードDJはやっぱりカッコいいわけだけど、劣化してしてしまうレコードを使うことにマニアな俺は抵抗が大きく。じゃあ、CDJはどうかとなると、CDの盤面に傷がつくことも嫌がる神経質な俺にはやっぱり向いてない。必然的にシステム屋のPC知識が最大限生かせそうなPCDJしか選択肢はなかった(笑)というわけで、お手軽な価格のTRAKTOR KONTROL S2 MK2を買ってみた
▼Read MoreAmazonで注文して本日届いたので、早速PCと繋いで色々いじってみる。デカイ!重い!これ持ち歩く体力俺にあるんだろうか(笑)ソフトやらドライバやらは付随していないので、ネットからダウンロードしてインストール。まあ、大した手間でもないかな。
ディレクトリの設定とかをすませると、勝手にMP3も含めて曲がリストアップされる。操作はただいじるだけならマニュアルを読む必要もないくらい。でも、これじゃただのプレーヤーだな(笑)幸い俺の周りにはDORAさんや千尋といった優しい諸先輩方もいることだし、今後色々聞いて覚えていきましょう。
それから、ついでだったので、ヘッドフォンも買った。普段俺はイヤホン派なんだけど、DJするならやっぱヘッドフォンが必要なわけで。というわけで、単純に見た目だけでSol RepublicのTRACKS ULTRAを買った。色合いやデザインは相当にカッコイイ!でも、思いの外音漏れスゴイので通勤では使わない方がいいかな?
ひょんな一言から随分と散財しちゃったけど、いつの日か皆さんの前で白塗りゴシックDJをできる日が来ることを信じて!(笑)
毎月恒例、ダークキャッスル。今回はBEAST、BACTERIA、FOXPILL CULT、レンダと、何とAUTO-MOD以外全てがダークキャッスル初登城という、実に楽しみな出演陣。
Tokyo Dark Castle 108
2016.07.02(sat) at 新宿MARZ
Open / Start 24:00
Adv ¥3,000(+D) / Door ¥3,500(+D)
ACT : AUTO-MOD / BEAST / BACTERIA / FOXPILL CULT / レンダ
DJ : Chihiro / TAIZO / WAKANA / Ray Trak
VJ : kihito / AZVSA chainsaw
VJとしては、前回何故かうまく動作しなかったHDMIワイヤレスユニットを今回こそ使うんだ!と意気込んでいざ新宿MARZへ。
ダークキャッスルは22:30入りで24:00開場なので、毎回かなり慌ただしい。そんな中、PCとプロジェクタをHDMIワイヤレスユニットで繋いで色々試行錯誤するも、やっぱりPC側からプロジェクタは認識するのに、プロジェクタ側では映像を認識しない。何故だー!家でも池袋CHOPでもうまくいったのに!これはもう機材の相性の問題のような気がしてならない。結局今回も有線ケーブルで繋いで機材をセッティング。しくしく。ワイヤレスが認識されれば、DJブースの横でフロアでVJできるから、絶対に楽しいんだけどなあ。もう、いっそのことプロジェクタ買って持ち込んでしまおうか(笑)
そんなこんなで、やさぐれて白塗りして、ダークキャッスルオープン。
トップバッターはBEAST。事前にジュネがブログでYoshikiの秘蔵っ子、Yoshikiのって繰り返していたので、ビジュアル系な感じなのかと思っていたら、これが全然ゴリゴリの激しいロック!むちゃくちゃカッコいい!こういうサウンドだと、写真を撮ってる側も撮影にノってきていい写真が撮れるから、ライブってほんと面白い。
続いてはAUTO-MOD。BEASTの余韻が残っていたのか、何だかいつもとちょっと違う感じでAUTO-MODの写真が撮れた、と感じるのはただの自画自賛かな(笑)
先日のPHAIDIA主催のGhost of Terror同様、森岡賢さんを偲んでSOFT BALLETのEgo Danceのカバーをやったんだけど・・・これが全然SOFT BALLETっぽくなかったのであった!やっぱジュネが歌うと何でもAUTO-MODになっちゃうんだよなあ、良くも悪くも(笑)AUTO-MODのライブ後のVJはAZVSA担当だったので、安心して最後のレクイエムまで満喫。
続く3番手はBACTERIA。トランス系の血を引くバンドかと思いきや、ヴォーカルの川口さんは元TCC!AUTO-MODの13夜の解散コンサートでも最前で手を振り上げているのが映っている程の信者の大先輩。
以前、PHAIDIAと新大久保EARTHDOMで共演したのを観て以来の2度目の鑑賞。BACTERIAのライブって空気が張り詰めている感じがして、何だか観ていてとても緊張する。
そして4番手はFOXPILL CULT。俺が初めてFOXPILL CULTを観た2015年の時から、ドラムが変わってキーボードが加入というメンバーチェンジが加わっているけど、サウンドがヤバいくらいに進化してる。
アヴァンギャルドな曲調の中に独特のポップさがあって、これはひょっとするとひょっとする(要はメジャーでもブレイクできる)んじゃないか、と周囲での評判もいい。ただ、最近のライブはスポットライトをあまり使用せずにシルエット中心なライブが多いように思うのは、演出の方針を変えたのかしらん?個人的にはちょっと残念。
トリは個人的に一番楽しみにしていたレンダ。俺がレンダを初めて観たのは2016年4月2日の新宿URGAでのMachinery Heaven vol.20。この日はZEUS MACHINAを目当てで足を運んだんだけど、その対バンの中で際立って良かったのがハコさんとヒコさんのユニットのレンダだった。ちょっと異世界な童謡のようで、どこか懐かしい感じがしつつもゴシックな肌触りは、ダークキャッスルの世界にもバッチリ!
そんなわけで、ジュネにレンダを出してあげて欲しいと猛プッシュ!偶然Yukinoさんも千尋もレンダを気に入っていたので、トントン拍子に話は進み、今回の出演に。出番がラストだったので、お客さんも疲れが見えていた頃だったのはかわいそうだったけど、やっぱりレンダはダークキャッスルに合ういいユニットだった。是非今後とも出演して欲しいなあ。
それから、普段あまり衝動買いをしない俺にしては珍しく、TADACyさんの新作バッジに一目惚れして即買い。さらにジュネの実弟である山岡重行先生の「腐女子の心理学」をAUTO-MODの物販で売っていたので、買ってサインしてもらって。さらにさらにレンダのアルバムも購入して(プッシュしてたくせにアルバムを買っていなかった)、一晩で色々と散財したのでした。でも、楽しかったからいいのだ!
Phaidia主催の企画、Ghost of Terror -ペルテン祭-赤い月の夜会 vol.2にVJとして参加しました。
Ghost of Terror -ペルテン祭-赤い月の夜会 vol.2
2016.06.26(sun) at 池袋CHOP
Open 18:15 / Start 18:45
Adv ¥2,800(+D) / Door ¥3,300(+D)
ACT : MUNIMUNI / SPEECIES / 666-three six / PHAIDIA
DJ : DORA / Legi
VJ : kihito
2003年からこの界隈でVJをやっている俺だけど、実はダークキャッスル関係以外でVJをするのは今回が初。本当は今回DJで参加したDORAさんが以前主催していたCyberAgeVooDooのVJとしても誘われていたんだけど、諸事情があって手伝うこと能わず。
そんなわけだから、DORAさんとの共演が、実に10年以上の時を経てようやく実現。普段ダークキャッスルで流しているVJ映像とは異なるセットを準備して、気合入りまくり。今回はDJブースの横でフロアでVJできるので、それもとても楽しみ。勿論白塗りもして準備万端。
今回のDJ陣DORAさん、Legiさんと。
トップバッターは以前ダークキャッスルにも出演したことのある666-three-six。1曲目からマンソンのカバーで勢いつけて、そこからは彼らの持ち味でもあるサタニック・パーティー全開。ヴォーカルのNyeelはフロアに降りてお客さんを掻き回したり、何故か風船をいっぱいばら撒いたりと、まだ十分に温まってなかったフロアを十分に盛り上げてくれたんじゃないかな。
二番手はMUNIMUNI。だったんだけど、残念なことに写真を撮れなかった。と言うのも、地味にPCがトラブって、わちゃわちゃしている間にライブが終わっちゃった。でも、先日急逝された森岡賢さんを偲んでSOFT BALLETのBODY TO BODYのカバーを演奏した時は思いっきりVJブースで踊りまくりましたとも、ええ。
続いて3番手はSPEECIES。サイケデリック全開なサウンドが文句なしにカッコイイ。と、思っていたら、何とSPEECIESもBODY TO BODYをカバー(笑)MUNIMUNIとは違ったアレンジで、1日に2度もBODY TO BODYを聴けるとは思わなかったから何だかとってもお得感。
そして最後は勿論主催、Phaidia。本来ならば、俺はPhaidiaの写真撮影スタッフも兼ねているので、ライブ写真を撮らなきゃいけなかったんだけど、フロアはお客さんでいっぱい。とてもじゃないけどVJブースから移動して写真を撮れる状況じゃなかったので、望遠でひきの写真だけをポツポツとのみ撮影。まあ、公式カメラマンはもう一人いるから、今回はそちらにお任せ。
今回のPhaidiaのライブは新曲も披露されつつ、二部構成。二部では先日亡くなられた元Phaidiaのギタリストで、その後Mephisto Walzへ参加したり、DJとしても活躍されていたナリキ氏を偲んでの演奏でした。
訃報が続く2016年だけど、お客さんも沢山来て頂けたし、バンドもDJも盛り上がった夜だった。
Sonyのデジタルフォトフレーム、DPF-X75を買ってみた。
俺は家にいる時はほぼ常にPCをいじっているので、写真はPCで見るからデジタルフォトフレームには興味がなかったんだけど、ルビを失ってPCでフルスクリーン作業をしている間でも写真をいつでも再生できる環境が欲しくなった。
▼Read More本日届いたので早速開封してセッティング。写真は外部メディアか本体の内蔵メモリに格納して再生できるので、とりあえずPCとUSBで繋いでNASから本体の内蔵メモリへ写真をコピー。ディレクトリは任意に切れるし、複数階層いけるのでファイル管理の自由度は高い。
気になる消費電力は11.6Wで、1日10時間使用したとして1カ月約46円という驚きの省電力。加えて曜日毎に1時間単位で自動ON/OFFが細かく設定できるので、電気代は神経質になる必要はないかも。
一通り設定をしていざスライドショー開始。すっごくいい感じ!当初7.0型(6.7型)のディスプレイじゃちょっと小さいかな?と思っていたんだけど、そこまで広い家に住んでいるわけじゃないのでうるさすぎずに視界に入ってくる程良いサイズ。色もシルバーを買ったので上品だし、購入当初に悩んだフレームの幅の広さも、実際にスライドショーをさせてみるとこのくらいがちょうどいい感じだった。
視野角は左右160度、上下160度と棚に置いて上から見ても下から見てもクリアで鮮明。映り込みもなし。ただ、アスペクト比は16:10なので、一般的なデジタル写真の3:2や4:3だとジャストフィットせずに黒帯がでちゃう。まあ、設定で拡大してフルスクリーン表示することはできるので、そこまで気にする事でもないけれど。
欠点としては、PCと接続するために必要なB-TYPEのUSBケーブルが付属していないこと。ウチには色々なUSBケーブルが転がってるので特に不便はしないけど、一般的にはB-TYPEはあまりメジャーではないので、付属させても良かったんじゃないかな。
これでいつでもルビを見ていることができるようになったし、総じて、もの凄く満足度の高い買い物だった!
■液晶パネルサイズ:7.0型(6.7型)
■有効エリア表示サイズ:151.4mm×90.58mm
■解像度:WVGA(800×480)
■液晶パネル総ドット数:1,152,000ドット(1,082,880ドット)
■アスペクト比:16:10
■視野角:左右160度、上下160度
■液晶バックライト寿命:約20,000時間
■最大再生画素数:4800万画素
■内蔵メモリー容量:約2GB
■ダイレクトメモリーカードスロット:メモリースティック/メモリースティック デュオ(PRO/PRO-HG含む)/SDメモリーカード(SDHCメモリーカード含む)/マルチメディアカード/xD-ピクチャーカードスロット×1
■消費電力:約11.6W(最大)、約5.5W(通常モード)
■本体外形寸法:212mm(W)×150mm(H)×41.2mm(D)
■本体質量:約630g
本日我が家の黒猫ルビが息をひきとりました。12歳でした。土曜だったので、最期を看取れたのがまだ救いでした。
ある朝、大量に吐血し、慌てて病院に連れて行ったのが5月18日。診察の結果は精密検査をしなくては断定できないものの、胃に腫瘍がある可能性が高く、その場合、余命は1年ほどと言われていた。でも、それから1ヶ月もたなかった。
▼Read Moreルビが我が家に来たのは、12年前の2004年3月。会社の帰りに俺が拾って連れて帰ってきたのが馴れ初め。まだ乳歯も生えかわっておらず、歯が生えかわる頃は歯がむずむずしてたのか、家中のコード類を噛みちぎられたりもした。他にも、会社から帰ってきたら、部屋中に麦茶のパックの中身が撒き散らされていたり、ゴミ捨てに行った瞬間に脱走されたり色々あった。
拾った頃のルビ 2004.03.16
でも、ルビは本当に可愛くて、にゃうにゃうよく鳴きながら俺の後をついて回ってきて、トイレにも一緒に入ってくるし、お風呂に入れば扉の前で待ってるし、とにかくずっと一緒にいた。電話をしてるとわざと大きな声でにゃうにゃう言って邪魔をしてくるので、体調不良で会社に電話をすると、会社にはルビの声の方しか聞こえなかったり(だから、会社でルビは有名だった)。
トイレに入ってくるルビ 2013.08.23
新しいラグを買ったら、慣れない感触が嫌だったのか、ラグに乗せたらガニ股になってふるふるしたり、ネズミのおもちゃを投げると拾って咥えて戻ってきてまた投げるように頼んできたり。
ルビと一緒に暮らした12年間の間、引越を3回したけど、どの家でもとにかくずっと一緒だった。
引っ越しの片づけ最中にかくれんぼをするルビ 2008.12.29
それが、吐血後は急速に体力が落ちていって、普段は部屋の真ん中で寝ているのに隅で寝るようになったり、粗相をするようになっていった。ある時なんか、会社から帰ってきたら、にゃあーってお迎えにおしっこを撒き散らしながら廊下を走ってきたりして(笑)
そして6月11日。昨夜までは俺の後をちょこちょこついて来てたルビが、朝起きたら自力で立てなくなっていた。これはひょっとするとひょっとしてしまうかもしれないと思って、ずっと側で様子を見てあげていたんだけど、午前中までは苦しそうににゃうにゃう言っていたのに、午後になると、鳴くこともなくなって、苦しそうに息をするだけになってしまった。最期は目も見えなくなっていたようで、徐々に息が弱くなっていって、2016年6月11日19時22分、息をひきとった。
俺の実家ではチャウチャウと柴犬のあいの子を、中型犬だったこともあり庭で飼っていた。その子が老衰で亡くなった時、勿論、すごく悲しかったんだけど、ルビを失った喪失感はその比ではないくらいに大きかった。室内飼いのせいもあって、とにかく一緒に過ごした時間が圧倒的に違う。もう、この歳の大人がここまで泣くのかってくらいに涙が止まらなくて、止まらなくて、ボロボロ泣いた。
抱っこはあまりすきじゃないルビ 2005.05.20
ルビ、12年間ありがとうね。もうすぐカリカリとポワポワとブラシ持って俺もそっちに行くから待っててね。
20年近くの間、ずっと買おう、買おうと思いつつ買っていなかったビデオキャプチャユニットをようやく買った。買ったのはUSB接続でPCに動画を取り込むことが出来るI-O DATAのGV-USB2。
▼Read Moreその昔、ビデオキャプチャと言えばカノープス(現グラスバレー)のもの凄く高価なボードを買わなくちゃいけないのが常識だった。おいそれと手が出せる金額でもなく、ぐだぐだ迷っているうちに時代はかわり、恐ろしく廉価な商品でもそこそこの画質で取り込めるようになってきた様子。
映画にしても、音楽にしても、やたらと買い集めてしまうマニアな俺の家には、未だにDVD化されていない映画とか、ライブ映像といったVHS資産が山のようにある。VHSテープは劣化してしまうし、いずれはVHSデッキも購入できなくなってしまうだろうから、早い内にデジタル化しておきたい。
というわけで、早速キャプチャユニットを試してみた。VHSデッキとPCを繋いで、ドライバとソフトをインストール後、デッキ側でVHSを再生してキャプチャソフト側で録画を開始。当然、倍速ダビングなんてできないので、VHSの収録時間がそのまま作業時間になる計算。
記念すべきキャプチャ1発目に選んだのは、Genet/Rock of Romanceの1991年12月21日のPRE-DEBUT LIVE。勿論、キャプチャしながら、ガッツリ観る(笑)懐かしいなあ。ボンテージファッションに身を包み、ヴォーグ・ダンスを思わせる奇怪なアクションを繰り出すジュネの姿は、何度見ても惚れ惚れする。ベースの岩嶋さんの声も渋くてカッコ良くて好きだったなあ。ほんと、Rock of Romanceは俺の青春だった。なーんて昔を懐かしみつつ、キャプチャ完了。
早速キャプチャされた動画ファイルを確認しつつ、再度ガッツリ観る(笑)うん!いいんじゃないのっ!?3,000円程度の安物でこれだけ綺麗に取り込めるなら文句なし!当然、元がVHSなので解像度自体が低いから、DVDやBlu-rayに比べたら荒いけど、それはそれで仕方がない。
キャプチャした映像のキャプチャ(笑)。
よし!これからせっせと頑張って怒濤のVHS資産をデジタル化していくぞー!おー!
Nightwish3度目の来日!というわけで行ってきました、新木場STUDIO COAST。
▼Read More会場につくと、ちょうどグッズの先行販売が開始されたところ。早速列に並ぶと、グッズはTシャツ2種類のみだったので、ちょっとガッカリしつつも勿論2種類とも購入。その後しばらくして会場オープン。
いざ会場入りして、ステージ前へ!・・・と言いたいところなんだけど、残念ながら本日は熱があって体調不良。騒ぐ元気もないので、前方の端の方で大人しく開演を待つことにした。しばしビールを片手に(調子は悪くても酒は飲む 笑)待つ。やがて照明が落ち、イントロがはじまった。メンバーが一人ずつステージに登場する度に歓声があがり、フロールがステージに出てくると、一際大きな歓声!この、期待が頂点に達するぞくぞくする瞬間って何度経験してもいい。
曲は最新アルバムの『Endless Forms Most Beautiful』から、Shudder Before The Beautiful。もうね、大人しく聴いていようなんて無理だった(笑)結局前の方に行ってノリ倒す。STUDIO COASTでNightwishは、前回2013年の来日の際のLOUD & METAL ATTACKでも観てるけど、このハコは音もいいし、照明も良くて、ホント観ていて楽しい。それがNightwishなんだから、楽しいに決まってる。
ターヤ信者の俺は、前回来日時にはフロールのヴォーカルがちょっと物足りなく思ったりもしたんだけど、あれからライブ盤『Showtime, Storytime』や新譜『Endless Forms Most Beautiful』を聴きこんでいくうちに、フロールへの抵抗もなくなってきて純粋に楽しめた。
ライブ中のフロールのMCでラウドパークへの参戦も発表されたし、とてもテンションのあがった一夜だった。
[setlist]
0.Intro
1.Shudder Before The Beautiful
2.Yours Is An Empty Hope
3.Ever Dream
4.Storytime
5.My Walden
6.While Your Lips Are Still Red
7.Elan
8.Weak Fantasy
9.Alpenglow
10.Wishmaster
11.I Want My Tears Back
12.Shara
13.Stargazers
14.Ghost Love Score
15.Last Ride Of The Day
16.The Greatest Show On Earth
17.Outro