うちにはべっぴんな娘がいる。名前は「ルビ」。時々「ルビちょふ」とか「ルビちぷ」とかアレンジされることもあるけど、本人はそれでもちゃんと反応するから何気に賢い。そう、ルビは猫。もちろん黒猫(笑)出会ったのは家から駅まで歩いていた通勤途中のことだった。
▼Read More怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。
うちにはべっぴんな娘がいる。名前は「ルビ」。時々「ルビちょふ」とか「ルビちぷ」とかアレンジされることもあるけど、本人はそれでもちゃんと反応するから何気に賢い。そう、ルビは猫。もちろん黒猫(笑)出会ったのは家から駅まで歩いていた通勤途中のことだった。
▼Read More見た目によらず動物好きな俺だけども、実家が犬を飼っていたこともあって犬派か猫派かと問われれば迷いなく「犬派!」と答えていた。だって猫って撫でようと近づいても
「お前、何か悪さするつもりだろっ!?」
ってな目つきで睨みつつ、ひょいっと逃げるから。でも、その朝出会った小さい黒猫は珍しく自分からよってきた。
その仕草が余りに可愛かったから、思わず通勤途中であることも忘れて撫でなで。黒いスーツに黒いコート、黒いサングラスというどっからどーみても「普通のサラリーマン」な出で立ちで。でも、会社に行かなきゃならないし、仕方なく別れを告げて出社。
で、その日の帰り。「ひょっとしてまたいるかな」と思って、朝見かけた辺りをちょっと寄り道してうろうろしてみる。いた。ジュースの自販機の下からひょっこり覗いてた。朝のことを覚えていたのか、お腹が空いてるだけなのかは分からないけど、また自分から寄ってきてすりすりしてくる。暫く撫でてあげたら、後をちょこちょこついてくる。
もうダメ。この出会いは運命だ!!
そのまま抱きかかえて、連れて帰った(笑)以来、うちにはべっぴんな娘がいる。今では犬派か猫派かと問われれば、「猫派!!」と即答する程に親バカになってる自分がいる。