普段は中古でしかゲームを買わない俺が、久々に発売日当日に新品で買ったAlice Madness Returnsを本日クリアした。不満点も多々あるけれど、いやー、面白かった。これは、PCゲームだった前作Alice in Nightmareから10年振りに発売された続編で、強烈に狂った世界を舞台にアリスが戦いを繰り広げるアクション・ゲーム。
Alice Madness Returns
エレクトロニック・アーツ
発売日:2011/07/21
販売価格:7,665円
怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。
普段は中古でしかゲームを買わない俺が、久々に発売日当日に新品で買ったAlice Madness Returnsを本日クリアした。不満点も多々あるけれど、いやー、面白かった。これは、PCゲームだった前作Alice in Nightmareから10年振りに発売された続編で、強烈に狂った世界を舞台にアリスが戦いを繰り広げるアクション・ゲーム。
Alice Madness Returns
エレクトロニック・アーツ
発売日:2011/07/21
販売価格:7,665円
アリス自体がゴシック的な演出と相性がいいのは、ティム・バートンの『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)でも描かれた通り。だけど、本ゲームの狂気の度合いはバートンの比じゃない。なんてったって、このゲーム、CEROレーティングZ。つまり18歳未満は購入不可。
そのかいあって(?)、少女売春を仄めかす台詞や残酷描写、そして極めつけは・・・これはネタバレになるので自粛。まあ、とにかく本作の世界観の壊れっぷりったら素晴らしい。ゴスな人にはたまらなく居心地のいい世界。独特のダークな美意識に基づいた、不条理な世界。そんなグラフィックの中をアリスになって歩き回るのは、中々楽しい体験。
けど、残念ながらこれ、ゲームとしてはちょとツメが甘い。世界観の創出に力を入れすぎたのか、どうもゲームが単調。全5章とラスボス戦からなるゲーム・ボリュームはほどよいんだけど、各章の中がメリハリに欠けて中だるみする。謎解きのギミックも、同じようなものが繰り返し何度も出てきたりと、ゲームとして見るとすっごく惜しい。
それでも、ダークな世界観やゴシック趣味溢れるデザインセンスが楽しくて、やっぱり例によって例のごとくトロフィー・コンプ。収集系のトロフィーがめんどくさかったけど、それ以外はスムーズに取れてストレスも特になし。久々に直球ストライクな感じのゲームだった。
無事トロフィー100%達成。