本日2013年5月26日は、ピーター・カッシングの生誕100周年。まさに100年前のちょうど今日、ピーター・カッシングがこの世に生を受けたわけです。そこで、それを記念して魔人館が主催したホラーワールド vol.2に行ってきた。
このイベントは日本SF作家クラブ等の協力を得て、作家の菊池秀行氏と井上雅彦氏、そして我らが石田一氏がピーター・カッシングについて熱くトークを繰り広げるという、何とも楽しい催し。勿論、集まったお客さんも皆濃いホラー・ファンの方々ばかり。
▼Read More怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。
本日2013年5月26日は、ピーター・カッシングの生誕100周年。まさに100年前のちょうど今日、ピーター・カッシングがこの世に生を受けたわけです。そこで、それを記念して魔人館が主催したホラーワールド vol.2に行ってきた。
このイベントは日本SF作家クラブ等の協力を得て、作家の菊池秀行氏と井上雅彦氏、そして我らが石田一氏がピーター・カッシングについて熱くトークを繰り広げるという、何とも楽しい催し。勿論、集まったお客さんも皆濃いホラー・ファンの方々ばかり。
▼Read More「あら、カッシングさんったら。意外と胸板厚いのね、素敵だわあ」とか、「腕も太くてポパイみたいだわねぇ。逞しいわあ」といった妖しげな会話に華が咲く(一部脚色)。
石田さんが以前カッシングとリーにファンレターを送ったら、カッシングはタイプ打ちされたお返事に直筆のサインがかえってきたのに、リーは送った封筒の差出人住所の部分を切り取ってそのまま宛先に貼りつけていたというエピソードには爆笑。まあ、まさか本人がやったわけじゃないだろうけど(笑)他にも『スター・ウォーズ』(1977)の時にスタッフが準備したブーツのサイズが合わず、カッシングは全身が映らないシーンではスリッパを履いて演技をしていた、という裏話も。
そして話題は当然、先日遂に発売された幻の日本公開版のシーンを含んだレストア版の『吸血鬼ドラキュラ』(1958)へ。会場にはハマーへフィルムの存在を伝えた功労者サイモン氏も来ており、感謝することしきり。
会場内にはフィギュアも展示されていて、カッシングの生誕100周年を祝うにふさわしい、いいイベントだった。
『スター・ウォーズ』(1977)より、カッシングのグランド・モフ・ターキン。
クリストファー・リーのドラキュラ。
『吸血狼男』(1961)より、オリバー・リードの狼男。