突如もたらされたゴブリン来日の報!しかも、本家クラウディオ・シモネッティ率いるゴブリン!さらにライブは二部から成り、第一部では『サスペリア』(1977)本編全ての上映+生演奏、第二部はライブという、これは何が何でも観に行かねばならないイベント!
▼Read Moreというわけでチケットの値段も良く調べずに速攻予約申込。後で気が付いたけど、何とチケットは12,000円という破格の強気な値段設定だった。
少々早めに川崎クラブチッタに到着すると、ちょうど開場前のグッズ先行発売が開始。とりあえず列に並んだら、ハマーフィルム研究会にもいらっしゃってる方々とバッタリ。「やっぱりゴブリンなら来るよねー!」と盛り上がって、Tシャツと公式パンフレットを購入後、そのまま開場まで近場でビール片手にホラー談義を早くも開始(笑)
そんなこんなで会場オープン。チッタのフロアには椅子が並べられていて、ライブで来る時とはちょっと違った雰囲気。ああ、映画を立って観なくていいんだ、と安心したものの、俺のチケットの整理番号はB列29番と何とも不穏な番号(笑)席に着いたらやっぱり座席はステージから2列目の上手の端っこだった。いくらステージに近いとは言っても、これじゃ第一部の映画鑑賞は相当に首が痛くなりそうな予感。
で、まずは第一部。サスペリア本編の上映とゴブリンによるシンクロ生演奏。いやー!全身に鳥肌が立った!生で演奏されるティンパニのおどろおどろしさにテーマ曲Suspiriaも一層際立って映像との一体感ったらない。映像は先月に発売されたリマスターのBlu-rayが使われていたのかな?大きなスクリーンで観る迫力は勿論だけど、過去に観たどのサスペリアよりも色が鮮やかで、やっぱりダリオ・アルジェントはマリオ・バーヴァの血をしっかりと引き継いでいるんだなあ、というのをあらためて強く実感した。
その後、小休憩を挟んで第二部ゴブリンのライブ!第一部だけでも大満足なのに、ライブも観れるなんて何て豪華なイベントなんだろう!高いチケット代払ったかいがあった(笑)
メンバーは引き続きClaudio Simonetti、Bruno Previtali、Titta TaniのデモニアトリオにダンサーのAlice Bernardo嬢を加えたラインナップ。第一部の時の椅子がそのまま設置されていたので座ってのライブ観賞だったのは残念だったけど、途中のMCでBruno Previtaliはゾンビのポスターに出てるとか、VAN HALENのJumpのイントロを弾いたりとか、サービスも満点。がっつり曲数もやってくれて本当に大満足!
[setlist]
1.SE~La Terza Madre Main Theme
2.Demoni
3.E Suono Rock
4.Roller
5.L’alba Dei Morti Viventi
6.Zombi
7.Non Ho Sonno
8.Chi?~Chi? (Parte Seconda)
9.Opera
10.Phenomena
11.Dracula
12.Tenebre
13.Deep Shadows
14.Death Dies
15.SE:School At Night~Profondo Rosso
16.Epopea
[Encore]
1.Inferno
2.Mater Tenebrarum
3.Suspiria
そして、ライブ後はダリオ・アルジェント研究会の方々との飲み会に参加させて頂き、濃い一夜を締めくくったのでした。いやー本当に楽しい1日だった!