新宿ロフトが西口から移転する。そんな噂が流れてから随分と経っていた。でも一向に移転する気配もない。なんだかんだ言って聖地だから、移転しないでしょ。そんなことを思っていたら、遂に新宿ロフト移転決定。この日が西口最終日。
当時、新宿ロフトの近くで働いていた俺は、会社帰りにロフトの前を通ってみることにした。いるわ、いるわ。酔いどれたロッカー達。それを冷たい目で見ながら避けて通るサラリーマン。
「寂しくなるなぁ」
▼Read More怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。
新宿ロフトが西口から移転する。そんな噂が流れてから随分と経っていた。でも一向に移転する気配もない。なんだかんだ言って聖地だから、移転しないでしょ。そんなことを思っていたら、遂に新宿ロフト移転決定。この日が西口最終日。
当時、新宿ロフトの近くで働いていた俺は、会社帰りにロフトの前を通ってみることにした。いるわ、いるわ。酔いどれたロッカー達。それを冷たい目で見ながら避けて通るサラリーマン。
「寂しくなるなぁ」
▼Read Moreと思ってロフトの看板を見上げていると、俺の名前を呼ぶ奴がいる。Auto-Modのローディー君が酒ビンを持ってそこにいた(笑)聞くと今日は入場料さえ払えば、飲み放題らしい。「行くか!」スーツ姿のままでロフトの地下へと吸い込まれた。ジュネをはじめて見たのもここだった。酸欠になりかけたこともあった。何度も何度も降りた階段。白と黒のタイル。高校生だった。大学生だった。フリーターだった。そして今は社会人。何年も足しげく通った場所だった。
バンドの演奏もあったけど、殆ど記憶がない。酒を飲んでとにかく盛り上がりに盛り上がった。次の日、ロフトから直接会社へ。当然、会社のトイレで吐きまくり、仕事が全く手につかなかったことはここだけの秘密(笑)