ようやく、ようやく、『シスの復讐』を観てきた。『ファントム・メナス』も『クローンの攻撃』もイマイチだった俺としては期待半分、不安半分。過去の三部作と、どう折り合いをつけるのか。ただのエロガキだったヘイデン・クリステンセンは立派に(笑)ダース・ベイダーになれるのか。観る前から既にドキドキハラハラ。
▼Read More怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。
ようやく、ようやく、『シスの復讐』を観てきた。『ファントム・メナス』も『クローンの攻撃』もイマイチだった俺としては期待半分、不安半分。過去の三部作と、どう折り合いをつけるのか。ただのエロガキだったヘイデン・クリステンセンは立派に(笑)ダース・ベイダーになれるのか。観る前から既にドキドキハラハラ。
▼Read Moreで、観た印象としては・・・すっごく良かった!新三部作の特徴でもあるこれでもかっ!なCGのオンパレードもテンポよく、新三部作の中では一番良かった!今まで感じてた「これは『スター・ウォーズ』なんだからありがたくみなくっちゃ」みたいな無理強いさせられた感動じゃなくて、素直に感動できたのが一番いい。
単純に見慣れたせいか、衣装が旧三部作を意識したものだったせいか、ユアン・マクレガーのオビ=ワンも大分、アレック・ギネスのオビ=ワンを想像できるようになった。我らが最後の怪奇俳優、クリストファー・リーも「十字架」状に組み合わされたライトセイバーで最期を迎えてニヤリ。さらには今は亡きリーの盟友、グランド・モフ・ターキンことピーター・カッシングまで特殊メイクで登場してハマー・ファンとしてはもう、リーとカッシングが再び同じ銀幕に!と大感激!アップになったら似てなかったけど(笑)
ただ、旧三部作との矛盾もちらほら。『ジェダイの帰還』でレイアがルークに母親の記憶を話すシーンあったけど、思いっきりパドメは出産で死亡。あれ?レイアが言ってたのは義母のこと?とか。これだけ一緒に戦っておいて、旧三部作ではR2-D2と初対面のようなオビ=ワンとか。
さらには、それまでの政治の世界で気丈に立ち振る舞ってきたパドメの性格が『シスの復讐』では妙に一歩引いたものになっていたり、アナキンの葛藤に対してさほど心配をしないオビ=ワン。ダークサイドに落ちるアナキンの理由が全然ドロドロしていなくて説得力に欠ける、と人物描写の軽さも目につく。
それでもやっぱり、全体としてはとっても良かった!だってこれは『スター・ウォーズ』なんだから!!(自己矛盾してるよ 笑)