本日我が家の黒猫ルビが息をひきとりました。12歳でした。土曜だったので、最期を看取れたのがまだ救いでした。
ある朝、大量に吐血し、慌てて病院に連れて行ったのが5月18日。診察の結果は精密検査をしなくては断定できないものの、胃に腫瘍がある可能性が高く、その場合、余命は1年ほどと言われていた。でも、それから1ヶ月もたなかった。
▼Read More怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。
本日我が家の黒猫ルビが息をひきとりました。12歳でした。土曜だったので、最期を看取れたのがまだ救いでした。
ある朝、大量に吐血し、慌てて病院に連れて行ったのが5月18日。診察の結果は精密検査をしなくては断定できないものの、胃に腫瘍がある可能性が高く、その場合、余命は1年ほどと言われていた。でも、それから1ヶ月もたなかった。
▼Read Moreルビが我が家に来たのは、12年前の2004年3月。会社の帰りに俺が拾って連れて帰ってきたのが馴れ初め。まだ乳歯も生えかわっておらず、歯が生えかわる頃は歯がむずむずしてたのか、家中のコード類を噛みちぎられたりもした。他にも、会社から帰ってきたら、部屋中に麦茶のパックの中身が撒き散らされていたり、ゴミ捨てに行った瞬間に脱走されたり色々あった。
拾った頃のルビ 2004.03.16
でも、ルビは本当に可愛くて、にゃうにゃうよく鳴きながら俺の後をついて回ってきて、トイレにも一緒に入ってくるし、お風呂に入れば扉の前で待ってるし、とにかくずっと一緒にいた。電話をしてるとわざと大きな声でにゃうにゃう言って邪魔をしてくるので、体調不良で会社に電話をすると、会社にはルビの声の方しか聞こえなかったり(だから、会社でルビは有名だった)。
トイレに入ってくるルビ 2013.08.23
新しいラグを買ったら、慣れない感触が嫌だったのか、ラグに乗せたらガニ股になってふるふるしたり、ネズミのおもちゃを投げると拾って咥えて戻ってきてまた投げるように頼んできたり。
ルビと一緒に暮らした12年間の間、引越を3回したけど、どの家でもとにかくずっと一緒だった。
引っ越しの片づけ最中にかくれんぼをするルビ 2008.12.29
それが、吐血後は急速に体力が落ちていって、普段は部屋の真ん中で寝ているのに隅で寝るようになったり、粗相をするようになっていった。ある時なんか、会社から帰ってきたら、にゃあーってお迎えにおしっこを撒き散らしながら廊下を走ってきたりして(笑)
そして6月11日。昨夜までは俺の後をちょこちょこついて来てたルビが、朝起きたら自力で立てなくなっていた。これはひょっとするとひょっとしてしまうかもしれないと思って、ずっと側で様子を見てあげていたんだけど、午前中までは苦しそうににゃうにゃう言っていたのに、午後になると、鳴くこともなくなって、苦しそうに息をするだけになってしまった。最期は目も見えなくなっていたようで、徐々に息が弱くなっていって、2016年6月11日19時22分、息をひきとった。
俺の実家ではチャウチャウと柴犬のあいの子を、中型犬だったこともあり庭で飼っていた。その子が老衰で亡くなった時、勿論、すごく悲しかったんだけど、ルビを失った喪失感はその比ではないくらいに大きかった。室内飼いのせいもあって、とにかく一緒に過ごした時間が圧倒的に違う。もう、この歳の大人がここまで泣くのかってくらいに涙が止まらなくて、止まらなくて、ボロボロ泣いた。
抱っこはあまりすきじゃないルビ 2005.05.20
ルビ、12年間ありがとうね。もうすぐカリカリとポワポワとブラシ持って俺もそっちに行くから待っててね。