阿佐ヶ谷にある居酒屋あるぽらんで行われた活動写真ライブで『カリガリ博士』を観てきた。
▼Read More怪奇幻想・ゴシックに関することからくだらない日記までつらつらと。
阿佐ヶ谷にある居酒屋あるぽらんで行われた活動写真ライブで『カリガリ博士』を観てきた。
▼Read More今回はとても豪華な組み合わせ。弁士はBSでもお馴染み、活弁の第一人者澤登翠、演奏は柳下美恵。上映内容は1928年の邦画、『血煙 高田馬場』と『カリガリ博士』。これはもう行かなきゃ損。
『血煙 高田馬場』はフィルムの大半が現存しないため、あっというまの上映。それでも失われた部分を繋ぐ澤登女史の活弁が冴え渡り、何故か話が分かってしまう。しかも、面白い。場内も大受けで、思わぬ拾いもの。
そして本命『カリガリ博士』。こちらも丁寧なアドリブと活弁に大満足。画面中に”Caligari”と出るシーンでの「カリガリだ!カリガリだ!カリガリだ!」という迫真の台詞回しは最高。ただでさえ怖い映画だけど、さらにゾッとする。場内が狭いこともあって、ライブ性を充分に楽しんだ。