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2017/12/30

スター・ウォーズ:エピソードVIII - 最後のジェダイ(2017)

昨年の『ローグ・ワン:スター・ウォーズ・ストーリー』同様、年末が差し迫る中、『最後のジェダイ』を観てきた。目論み通り劇場はガラガラ(笑)当たり前だよね。12月30日の夜に映画館に足を運ぶ人なんて、そうそういない。ゆったりと鑑賞できた。

けど。けど、肝心の映画は俺にはダメだった。冒頭で東洋系の役者さんが出てきた時点で「あぁ、これは俺は好きじゃない映画だ」ってなった。様々な人種が働くハリウッドの雇用機会均等化の流れや男女雇用均等の問題も分かる。十分に理解しているつもり。でも、それでも、俺は西洋の世界のファンタジーが観たいのであって東洋人が出てきた時点で、それはもうファンタジーじゃなくなって日常の世界に引き戻されてしまうから好きじゃない。しかも、その手の映画では東洋人や黒人にありがたい「配慮」をしてくれて「いい役」を回しているのも鼻につく。それだけ現実社会では差別は根深いのだろうな、とすら感じる。だから、もう開始冒頭から本作にはいい印象がない。

それでも「スター・ウォーズなんだから」と思って我慢して鑑賞。東洋人の起用を抜きにしても、あまり好きな作品ではなかった。まず、ルークの扱いがとにかく納得いかない。いくら何でもルークが豹変しすぎていて残念極まりない。マーク・ハミルも脚本に全面的には納得していなかったようだけども、我々が望んでいたのはこんな形じゃなくて、ハンとルークとレイアが一堂に再び顔を揃えて活躍することであったはず。

ルーク同様、フォースの扱いも前作から引き続き納得がいかない。ロクに修行をしていないレイがあっという間にフォースを身につけていたり、あまつさえレイアが無重力空間で蘇生したり、ルークが自身の映像をはるか彼方へ投影したり、もう、何でもアリだな!?こんな無茶苦茶にするくらいなら、実はハンは生きていた!くらいのウルトラCなファンタジーで繋げても良かったのにとすら思う。

そして前作でも感じた悪役の魅力の弱さ。スノークにしても、カイロ・レンにしても、パルパティーンとベイダーには程遠い存在感の無さ。悪役の魅力なくしてヒーローの魅力なりたたず。

ほぼ全面的に否定的な感想しか出てこない作品だったけど、唯一良かった点は、ヨーダがCGからフランク・オズによるマペット操演に戻ったことくらいだったかな。ディズニーはエピソードX以降の製作にも意欲を出しているようだけど、もう、IXで終わりでいいよ。

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