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2016/07/24

第九回ハマー・フィルム研究会

魔人館のKAZさんが主宰する我々ハマー・フィルム研究会。顧問だった石田一さんは亡くなられてしまったけど、ハマーホラーの火消すまじ!と活動は継続されている。で、今回のハマー・フィルム研究会は再び僭越ながら私が講師と配布テキストの作成を務めさせてもらいました。今回はいつものメンツに加えて、ゴス方面からの私の知り合いの方々も来て下さり、本当にありがとうございました。

前に講師を務めた時『血ぬられた墓標』(1960)をメインにやったけど、今回はハマーのカルンシュタイン三部作と『鮮血の処女狩り』(1971)をテーマに、再び女吸血鬼が題材。

とは言え、ハマー・フィルム研究会も既に第九回。ドラキュラシリーズは全て解説が完了しているので、吸血鬼関連で話せるネタがなくなってきていることも事実。そこで、今回は女吸血鬼ではあるけど、ポリドリの『吸血鬼』から『吸血鬼ヴァーニー』、『吸血鬼ドラキュラ』といった男性吸血鬼小説の流れから、ゴーティエの『死女の恋』、でようやく『吸血鬼カーミラ』といった吸血鬼小説の流れも紹介。

せっかくだったので、講義中はVJとまでは言わないものの、イベントの雰囲気を出すような映像を機材を持ち込んで投射。

『バンパイア・ラヴァーズ』(1970)
レ・ファニュの『吸血鬼カーミラ』にかなり忠実に製作された、カルンシュタイン三部作の第1作目。1968年のヘイズコードの廃止に伴って、エロティックな要素が増しているのも特徴。本作でカーミラを演じたイングリッド・ピットは、この作品で女怪奇俳優としての地位を確立したのは皆さま御存知の通り。

でも、24歳っていう設定のカーミラを演ずるピットは当時既に33歳。やー、ちょっと妖艶すぎるよね(笑)まあ、それが逆にこの世のならざる者としての説得力があるんだけど。マデリン・スミスはセルロイド人形みたいでかわいいし、キツ目の美人ケイト・オマーラも好みな映画です。

『恐怖の吸血美女』(1971)
カルンシュタイン三部作の第2作目。前作以上に無意味な裸体描写があることと、カーミラと男性教師の「濡れ場」があることで、生真面目な俺としては嫌いな映画。しかも、主役のユッテ・ステンスガードがねえ。アゴが割れてるのがダメなんだよねえ。

『ドラキュラ血のしたたり』(1971)
カルンシュタイン三部作の第3作目。もはや原作はどこへやらなお話だけど、実は三部作の中では一番完成度が高い映画なんじゃないでしょうか。監督は『ヘルハウス』(1973)のジョン・ハフだし、とにかく非情なまでに魔女狩りを推進するピーター・カッシングの存在感が圧倒的。

『鮮血の処女狩り』(1971)
イングリッド・ピット繋がりで、「血の伯爵夫人」バートリ・エルジェーベドを主題とした本作も紹介。が、ここでまさかの誤植が発覚。原題"COUNTESS DRACULA"を何故か"COUNTED DRACULA"と痛恨のタイプミス。セサミストリートにしちゃったのでした。

本当はセットや衣装を流用したとされる『1000日のアン』(1969)との徹底比較を目玉にするつもりだったんだけど、コマ単位で比較しても「明確に流用」したのがみつからず、ここは逆にハマーの美術スタッフの意地を見せられた感じだった。

というわけで、久々のハマー・フィルム研究会、実に楽しくやらせて頂きました。今後はもっとお客さんの裾野を広げていきたいねー、なんて打ち上げで話しつつ、ポケモンGOの話題で盛り上がった一夜でございました(笑)

ハマー・フィルム研究会

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