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2013/06/03

水族館劇場 / あらかじめ喪われた世界へ

ジュネが強力におススメしていた水族館劇場の「あらかじめ喪われた世界へ」を観に仕事の帰りに行ってみた。この劇団の最大のウリは、ステージで使われる数トンの水という話。何やら、とっても面白そう。

場所は世田谷区にある太子堂八幡神社の境内に設置されたテント小屋。神社に着くとちょうど鳥居の側にジュネがいたので、チケット買ってしばし歓談。芝居は小屋前でのプロローグと小屋の中での本編に分かれ、プロローグまでは写真撮影できるとのこと。

その内、プロローグが始まるということで小屋の横に設置された野外ステージの方へと移動する。テント小屋は8mくらいの高さまでそびえていて、これから始まる異質な空間への期待を高まらせる。

プロローグでは、その組み上げられたステージのいたるところから役者達が登場してくる。楽団の人達が演奏をしながら小屋の側面の高い所から足場ごと回転して現れたり、小屋の上から役者さんが吊り下ろされてきたり。そのダイナミックさにプロローグから度肝を抜かれる。

プロローグも終わり、テント小屋の中へと誘導される。入った順番は遅かったんだけど、ラッキーなことに最前列に座れた。・・・何故か水除けのビニールが準備されている(笑)これはひょっとして、イルカショーみたいな感じ?

物語の舞台は地図にない街、涙橋。現とも幻ともつかぬ寂れた裏路地に、故郷を捨てた流れ者や孤児、宿に売られた女達がひしめく。全てが儚くて脆い存在。街も人も全てが虚構であるかのような、拠り所のない不安とやり場のない怒りや諦めに包まれている。

そして、第一幕終盤。きた!噂に聞いていた水の大崩落シーン。舞台の上から物凄い量の水が流れ落ち、舞台の下からも水が噴き上げる。おおお、最前列で良かった、迫力がハンパない。濡れたけど(笑)

こればかりは体験してもらうしか、その圧倒的なスペクタル感は分からないんじゃないだろうか。お世辞にも広いとは言えないステージで、すぐ目の前で繰り広げられる圧倒的な水量と勢い。最前列だと、遠近法を使ったセットの縮尺がベストにならなかったけど、それでもこのインパクトを感じ取れたのは最前列のおかげ。

芝居はセットの椅子が壊れるアクシデントや、台詞が飛んじゃうハプニングもあったけど、とても印象的なアングラ演劇だった。テントの中には別世界が待っている。住宅街の中に位置する神社と幕一枚を隔てて広がる異世界。全ては夢か幻か。何とも不思議な体験だった。

あ、そうそう。あすなろ園のシスターを演じてた方がなんだかとってもミステリアスで、乱歩的な如何わしい香りを放っていたのが印象的だった。

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