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2006/08/22

模倣犯 (2002)

宮部みゆきの代表作にしてベストセラー『模倣犯』をケーブルテレビでやっていたので観てみた。基本的に邦画嫌いな俺にしちゃ珍しいけど、原作がとにかく面白かったので番組表で見かけてから、ずっと楽しみにしてた映画。

ところが、事前にネットの評判を見るとこれがまた最悪。原作既読者も未読者も一様に駄作だと切り捨ててる。こりゃ、余り期待はできそうにないな、と覚悟して観た。

覚悟が足りなかった。いやはや、史上最低の映画監督との呼び声高いエド・ウッド作品と肩を並べるんじゃないかってくらいにひどかった。今までに観た映画の中で間違いなく一番の駄作。もう、あまりにひどくって、一体どこからケチをつけようか迷うくらい。

まずは、キャスティング。ピースを演ずるのはSMAPの中居君。セリフ棒読み。てか役者じゃないじゃん、タレントじゃん。他にも山田花子やら爆笑問題やらPUFFYやら、とっても「豪華」で「不要」なキャスト。もう、こういったタレントを映画に起用するのやめてもらえないかなあ。

続いて演出。過去のシーンはとりあえずセピア色。なんかとっても安易だしセンスが古い。テレビの番組のセットも妙に80年代風。あー、テレビって昔はこんなセットだったよね。クイズダービーとかさ。でも、最近のテレビ番組はもうこんなセット使ってないよ。監督さん、最近テレビ見てる?

さらにはサイバーな演出のつもりか何か知らないけど、事件に呼応して2chライクな掲示板の書き込みと思しき文字列が画面を流れる。おぉー!『マトリックス』(1999)みたいだねっ!サイバーでクレイジーで最高にクールだよっ!・・・んなわきゃない。何というか、生活の隅々にまでIT技術が普及したこのご時世に乗り切れていない年寄りが、無理して「サイバーってこんな感じだよね」って想像で演出した感ありあり。

で、最もヒドイのが脚本。そもそも膨大なボリュームの原作だから、限られた時間の中で描くにはエピソードの取捨選択が必要なのは当たり前。原作と映画は別の作品ってのも分かる。でも、仮にもベストセラー小説の映画化作品と名乗るからには、原作の真髄を失っちゃだめでしょう。

原作が微に入り細を穿って描いた人物達は、皆一様に薄っぺら。原作ほどまで人物描写に時間を割けないのは分かるけど、その割には要らない設定やら登場人物は残してる。もう、何を考えてるのやら。勝手に意味不明な演出を織り交ぜて、DVDの特典で全ての謎は明かされる!ってのもウザい。そんな大した謎じゃないし、ただただ演出意図不明なだけ。あえて言うなら「テメー、一体何考えてこんなクソ映画作ってんだ?」っていう「謎」が知りたい。

そして・・・極めつけはピースのラスト。ネタばれになっちゃうから未見の人はこの先を読まないように。(まあこれだけ叩いておけば、観る人がいるとも思わないけど 笑)

なんと原作では逮捕されるピースが、テレビ番組収録中に爆発。それも、とってもチープなCGで中居君の顔が花火みたいに「ひゅるひゅるひゅるっ」って天井からのアングルのカメラに向かって飛んでくる。大爆笑。最初、何が起こったように「演出」してるのか全く理解できず。ただ、大爆笑。人間が爆発したというのに、血は飛び散らないし肉片も飛び散らない。シュールだねえ。

いやー、宮部みゆきが試写会の途中で退席したというエピソードは伊達じゃない駄作。ホント観る価値なし。

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