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2003/03/27

顔面麻痺闘病記

HTMLで書いていた日記をBLOG化するにあたり、面白いモノ、価値があるものだけ移行するつもりだった。この日記はあまりいい思い出じゃない。でも、同じ病気を患った人のために、治療の助けになるかもしれないと思いあえてBLOG化することにした。これだけは例外的に一つのエントリーで時系列でまとめることにする。

後遺症もなく綺麗に治ったけど、俺は顔面麻痺になったことがある。結局原因は分からなかった。仕事のストレスが原因だと思う。この病気は偶然母親も若い時にかかったことがあって、子供の頃からその話を聞かされていた。母親は目に後遺症が残ってる。笑ってもよく見ると目が笑ってない。俺は運が良かった。

この病気はなってみないとその凄まじさが分からないと思う。ものすごい恐怖感と絶望感に襲われる。発症した場合は、できるだけ早期の治療の開始が有効とのこと。また、針治療が有効な場合が多いとのこと。俺も西洋医学と東洋医学両方のお世話になった。この病気と闘う全ての人が完治しますように。希望を失いませんように。


[2003.03.27]
仕事中に顔の左側の痙攣が止まらなくなった。
疲れてるのかな?と思い目薬を多めに挿す。

[2003.03.28]
左側の顔がおかしい。痙攣は治まったものの顔が動かない。
瞬きもできず、舌の味覚もない。眉毛も動かせないし、口も歪む。
水を飲むと左の口から出てしまう。絶対におかしい。

[2003.03.29]
病院に行った。やっぱり顔面麻痺だった。
人によっては数週間で治る場合もあるし長期化する場合もある。
人によっては後遺症が残る場合もあるし残らない場合もある。

もう左半分は殆ど動かない。独りでいっぱい泣いた。左の目からは涙が殆ど出なかった。

[2003.03.31]
会社を休み病院に再度行く。脳を調べるためにCTスキャンを受ける。
30分程検査にかかり、その間は唾を飲み込まないようにとのこと。
台に寝そべり検査開始。いつの間にか寝てしまう(笑)

[2003.04.01]
誰にも会いたくない。だけど仕事を休むわけにはいかない。
しかたなく会社に出社する。
マスクをして風邪を装ったが、瞬きをしない左眼で一瞬でばれる。

[2003.04.04]
顔面麻痺になってからちょうど1週間が経過。薬は飲んでいるけど、相変わらず左の顔は動かない。

折角なので顔面麻痺の症状を記録しておく。

まず目、麻痺した側だけ瞬きができない。まぶたが完全に閉まらないので、寝ていても眼がどんどん乾いていってしまう。一方で麻痺していない側の眼はその分疲れを感じる。

次いで口、食事をする際に口が開かない。一生懸命口を開こうとしても言うことをきかない。無理矢理口に入れると、今度はちゃんと閉じることができないので、ぼろぼろ食事が口からこぼれてしまう。そして、普段ならば歯茎と唇の間に挟まったものも噛んでいるうちに取れるものが、口が動いていないため取れない。それを手で取りながら食べるが今度は飲み込むことがうまくできない。普段は舌を微妙に動かして飲み込んでいるようで、それができずに飲み込む事自体が一苦労になる。この間、舌半分は麻痺しているため味覚は全くなし。飲み物に関してもコップ、缶、ストロー全てこぼれて飲めない。また、「パピプペポ」がうまく発音できない。口笛も吹けない。

次いで、耳。耳は麻痺した側が水でも入ったかのような感覚になり、自分の声や人の声がやや聞き取りにくくなる。

そして、極めつけは表情。麻痺した側が動かないために右だけが引きつったようになる。笑うと右側の口だけが異常に歪んで開き奥歯まで丸見えになる。その昔、母親が言っていた「笑うと、口裂け女のようだった」という表現をようやく本当の意味で理解した。まさに片側の口だけが裂けている。

[2003.04.07]
病院から処方されているプレドニンというステロイドの副作用で眠れなくなる。数日間起き続けた後、凄まじい疲労感と共に数時間だけ意識を失うという強烈な生活リズムになりはじめる。

[2003.04.11]
ほんのわずかだけど麻痺した左の口元をぴくぴくと数ミリ程動かせるようになった。端から見れば、まだまだ動いているとは到底言えないけど、自分の意志で顔が動かせるということがこんなに嬉しいこととは今まで思いもしなかった。

今まで極限まで張り詰めていた緊張が一気に解けて鏡を見ながら泣いた。

[2003.04.12]
僅かとは言え回復の兆候がでたことで、ようやく病気に立ち向う気力が涌く。知り合いから紹介された鍼灸院へ。針治療は顔面麻痺にいいらしい。

症状を説明し、診察室の寝台にびくびくしながら横たわる。全然痛くなかった。流石に刺す時は一瞬ちくっとしたけど、別段刺されてる間中痛いということはない。麻痺した左側の額、目元、頬、顎、首筋、肩。合計6本の針を刺されて待つこと15分。

緊張のせいか、針のせいか、異常に心拍数が上がり体温が上がる。

[2003.04.18]
顔面麻痺を発症してから3週間が経過。

口元は完全に皺を寄せることができるようになり、眉毛も動かせるようになった。瞬きも不自然ながらできるようになった。コップからなら水も飲めるようになった。

まだ笑うと右しか動かないけど、調べた限りでは3週間でここまで回復したのはラッキーな方のよう。後はどこまで回復できるか。

[2003.04.25]
顔面麻痺を発症してから4週間が経過。

まだ額に皺は寄らないものの、大分自然な表情を作ることができるようになった。普通に話している分にはバレないかな?というレベルまで順調に回復してきて、ようやく精神的にも落ち着く。

[2003.04.28]
口笛が吹けるまで回復。表情も殆ど元に戻る。

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